最終更新日:2026/7/23

ソレキア(株)【東証スタンダード上場】

  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 商社(ソフトウエア)

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

ITで持続可能な社会に貢献する、ソレキアの挑戦

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現場の声を経営に活かす組織風土が根付く

樋口 雄三さん
常務取締役
1983年入社

「Thinking Together~いつまでも『お客様起点』でありつづけること~」を企業ポリシーとして掲げるソレキアは、創業以来、情報通信機器の販売や各種システムの設計・構築、保守・運用サービスを手掛ける専門家集団として活動してきた。新卒で同社に入社した樋口常務取締役は、システムエンジニアや営業といった職種を経て経営陣に参画するに至ったという。長きにわたって会社を見つめてきた樋口常務取締役のキャリアとともに、同社の特色や強みについて迫ってみる。

営業、SE、CEが三位一体となり、お客様の課題を根本から解決

富士通のパートナー企業である私どもソレキアは、1958年の創業以来、ITにまつわる製品・サービスの提供に一貫して取り組んでまいりました。富士通製品を中心に扱いつつも、お客様の状況によって柔軟に提供する製品・サービスを変化させることで、業種業態を問わない企業・団体の課題解決に直結する提案を重ねています。

得意とするのは、製造業向けの生産管理システム。富士通グループのパッケージ製品を活用しながら、顧客の状況にきめ細かく合わせたモノづくりを支援しています。また電子カルテシステム、医事会計システムでは、大学病院から地域のクリニックまで幅広く対応。流通業の受発注・在庫・仕入れなどの管理システムも得意としており、近年はホテル向けの宿泊管理システムでも実績を伸ばしています。インバウンド需要が高まる昨今ではAI翻訳も付加して好評を博しました。

当社の強みは「営業」「システムエンジニア(SE)」「サービスエンジニア(CE)」が三位一体となっている点にほかなりません。“販売して終わり”“つくって終わり”ではなく、導入後もお客様に寄り添い、支援しています。全国各地に支店やサポート&サービス拠点を設けることで、お客様の不安解消に努めています。

企業ポリシーとして掲げるのは「Thinking Together」。お客様とともに考え、お互いを高め合いながら価値を創造していくことで、私たちは社会に貢献する製品・サービスを形にしてきました。その中で大切になってくるのは、人財の力にほかなりません。企業価値の源泉は“人の知恵”だと捉えている私たちは、社員一人ひとりのモチベーションとエンゲージメントを高めることを目指し続けています。

その一環として、経営層と社員が直接対話する「タウンホールミーティング」を開催し、社員個別の悩みや課題に向き合う時間を設けました。また、一人ひとりのキャリアプランを明確化することで、成長しやすい土壌づくりにも尽力。教育プログラムに関しても、富士通グループのリソースを活用するほか、手厚い新人研修やOJTなどを通して大切に若手を育成しています。おかげでSEには文系出身も含む多くのIT未経験者が活躍しています。

ソレキアの人の魅力

樋口常務取締役は最初の赴任地の長野出身。現在実家の田畑を管理しており、草刈りのために頻繁に帰省している。引退したら農地を活用したサービスを始めたいと夢を描く。

SEから営業へ。どんな立場であっても、新たな学びができるのが面白い

現在は経営陣の一翼を担っている私ですが、40数年前に新卒でソレキアに入社した当時は、現在の長野支店でシステムエンジニアとして勤務していました。私が入社した当初はパソコンが普及していなかった時代で、汎用機と言われる富士通製の大型コンピュータ、あるいはオフィスコンピュータのようなハードウェア上で稼働するシステムの開発が主体でした。

当時は1日でも早く先輩のような開発スキルを身に付けようとしていましたが、幾度となく技術の壁にぶつかる日々を過ごしていました。それでも頑張って来られたのは、周囲の先輩が支えてくれたおかげです。“人を大切にする”という企業文化は当社の自慢の一つですが、私が新人だった80年代からそうした文化はしっかりと根付いていました。そもそもシステム開発は一人の力では成し遂げられるものではありません。チームで力を合わせて初めて形になる世界ですから、周囲の仲間を支えるというのは当然の行動なのです。

入社して約20年後には長野支社の営業統括部長となり、以降はお客様にシステムを提案して課題解決を進めていく立場となりました。SE時代は苦労してつくったシステムが稼働することに喜びを見出していたものですが、その感覚は営業でも共通しており、提案したシステムが導入された後、お客様から感謝の声を耳にした瞬間のやりがいは非常に大きなものがありました。長年にわたりSEを経験したことで、ユーザーに近い目線での提案ができたことも自分の強みになっていると感じております。

一時期は東日本支社長兼第一営業統括部長として、東北支店でも勤務していました。東北地方全般を対象とした拠点だったのですが、エリアが変わればお客様もガラリと変わるのが当社の特色。実際、長野は製造業が主体でしたが、東北では病院と農業団体関連の案件が非常に多く、それまでとは異なる知見に触れる機会が非常に多くなりました。当時食品市場の管理システムも私どもが導入しましたが、経験のなかった特殊な流通フローに触れ、キャリアを積んでも新しい視点での成長につながる貴重な機会を得ることができました。

ソレキアの人の魅力

65年以上の歴史を武器に、さらなる飛躍を志向している同社。「ソレキアというブランド力向上にも努めたい」と樋口常務取締役は意気込む。

社員の声に耳を傾けながら、より良い会社をつくり上げたい

2018年に取締役、翌年に常務取締役になってからは、営業部門全体を統括するとともに、事業推進部・DX推進センターなども手掛けています。正直経営陣に抜擢されるとは全く思っておらず、最初に話を聞いたときには驚きを隠せませんでしたが、SEや営業だったときと同様、周囲の仲間たちに支えられたおかげで、ここまで歩むことができました。

おかげさまでこの数年、ソレキアの業績は順調に伸びています。これも社員全員が同じ方向を向き、一人ひとりがたゆまぬ努力を重ね、モチベーション高く仕事に臨んだ結果、今日の繁栄が実現できたのだと思っています。無論、すべてがスムーズに進んだわけではありません。新しい取り組みや制度改革などを進めていく上では、ときには社員から厳しい声が上がってきたこともあります。しかし、丹念に言葉を交わし続け、意見を伝え合って創意工夫した結果、より良い会社として進化し続けることができたのです。

社会や市場の変化が激しい昨今、現時点での「できない」が数年後には「できる」に変わる可能性もあるでしょう。だからこそ、これからも社内からの声に対して傾聴する姿勢を崩すことなく、持続的な成長を実現していく考えです。最近も社員の声を受けて、人事制度や報酬制度の見直し、テレワーク導入なども進めてきました。私は社員が働きやすい環境をつくる立場ですので、今後もオフィス改善やサテライトオフィス導入など、さまざまな取り組みを進めていくつもりです。

生成AI時代の到来でIT企業の働き方が大きく変わると言われています。事実、当社でもSE自身が生成AIを活用してシステム構築を行う場面も見受けられるようになりました。しかしながら、人間が培ってきた知見なくして、優れたITを形にすることはできないのもまた事実です。人間が持つ力がますます重要になっていくと考えますので、土台となる知識を磨きながら新たな変化に前向きに適応していく人財に期待を寄せたいですね。

ソレキアの人の魅力

同社は経営陣と社員との距離が近く、お互いを尊重し合う企業文化が根付いているという。頼りになる先輩の力を借りながら若手社員たちはどんどん成長を遂げている。

企業研究のポイント

学生のみなさんの多くは、インターンシップやオープンカンパニーの参加も視野に入れながら企業研究を進めていることかと思います。多くの企業とコミュニケーションを重ねていくと、自分で気付かなかった自分を発見することもあるはず。人事や社員たちとさまざまな言葉を交わしながら、その会社にどんな人がいるかを浮き彫りにして、そこで働く具体的なイメージを付けてください。

まずは業界・業種を絞らずに幅広い企業を研究するのが第一ではありますが、選択肢の一つにIT企業を入れてもらえるとうれしいですね。今の世の中、ITはどの業界においても切り離せない技術となっています。もし選択肢に困ったときにIT業界を調べていくと、自分の興味に関連する要素が浮かび上がってくるかもしれません。

樋口も話していましたが、当社では教育研修を手厚く実施していますので、出身学部学科を問わない人財が活躍しています。学生時代から無理に専門的な勉強をする必要はありませんし、仕事で使う知識や技術は入社してから学びをスタートさせても遅くないと思いますよ。
<人財開発センター・宇佐美 貴大さん>

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人事担当の宇佐美さんは「大事なのは『やってみたい』という気持ちです」と学生にエールを送る。教育体制も整っているため、文系出身者でも安心して成長できるという。

マイナビ編集部から

富士通のパートナー企業であるソレキアは、製造業を中心に公共機関、教育機関、ホテル、空港、医療など幅広い業界に対して、ハード・ソフトを問わないIT技術を提供し続けている。富士通が有する既存ソリューションを活用するケースが多いが、ゼロベースから開発する案件も数多く抱えており、技術力の高さという点でも信頼を集めている。

実際、同社が手掛けた案件に関して具体名を聞くと、社会的に重要な場所に深くかかわっていることがよくわかる。社員たちには高いレベルのスキルが求められるが、お互いを支え合い、チームの力で乗り越えてきたから今日の発展があるということが、樋口常務取締役の言葉の端々から伝わってきた。

未経験からでも人財が育つように研修の充実化も図っているが、自社のみならず、富士通の関連会社での基礎研修なども行うと同時に、職種ごとにきめ細かくメニューを網羅。勤務地は全国にわたっているが、事前に希望職種や拠点を聞き、入社前にすべてを決定する形を取っているため、ギャップなくスタートを切ることができる。今回の取材を通して、不安なく第一歩を踏み出せる場が同社には確かに広がっていると強く感じた。

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1958年に創業されたソレキアは電子・電気部品、線材の販売からスタートした。今では営業からソフト開発、保守・運用サービスまでを一気通貫して手掛けるに至っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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