最終更新日:2026/6/5

(株)アイシン・デジタルエンジニアリング

業種

  • 試験・分析・測定
  • 自動車・自動車部品
  • 機械設計
  • 機械

基本情報

本社
愛知県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

次世代モビリティを支えるエンジニアの軌跡。

  • 機械系 専攻の先輩

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デジタルの力で、モノづくりの常識を塗り替える。

「アイシン・デジタルエンジニアリング(株)」では、モデルベース開発(MBD)を用いた自動車部品の設計・解析(CAE)を通じ、製品開発の最上流からプロセスを変革するエンジニアへと成長できます。

今回は、製品設計向けのCAE解析を担う第1DE推進室に所属する先輩社員にインタビュー。入社の動機、入社からこれまでのキャリアアップ、現在の仕事内容とやりがい、将来の夢について、たっぷり語っていただきました。

●T・Yさん
(第1CAE技術部 第1DE推進室 強度解析第1グループ/2014年入社/工学部 工学研究科出身)

自動車業界のモノづくりを支える解析の道へ。ゼロから挑んだ塑性加工シミュレーションと現場での学び

学生時代は、自動車のサスペンション部品における振動に関する研究に取り組んでいました。就職活動では、「自動車の製品開発に携わりたい」という思いと、「大学で培ったデジタル技術の知識を活かせる仕事をしたい」という2つを軸に企業研究を行っていました。その条件に合致する企業を探すなかで、入社後すぐにシミュレーション業務で自動車製品開発に携われる点に魅力を感じ、当社と出会いました。加えて、先輩社員の人柄や穏やかな職場の雰囲気にも強く惹かれ、入社を決めました。

入社後は希望どおり、生産技術に関するシミュレーションを担当する部署に配属され、最初の1年間は先輩社員の指導のもと、正しく、かつ精度の高い解析結果を導き出すことに注力し、技術者としての基礎を着実に身につけていきました。また、親会社であるアイシンの塑性加工部隊へ赴き、プレス加工や鍛造といった実際のモノづくりの現場を経験。当社へその経験を持ち帰り、塑性加工シミュレーションをゼロから立ち上げるという、チャレンジングな業務にも携わらせてもらいました。

シミュレーションはコンピューター上の仮想空間で行われ、さまざまな前提条件を基に結果が導き出されます。しかし、実際の現場は必ずしも理論どおりに進むわけではありません。そのため、積極的に現場へ足を運び、設備や加工品を自分の目で確認しながら、現場の方々と対話することを大切にしてきました。同時に、学会やセミナーにも参加し、専門知識のアップデートにも継続的に取り組みました。ゼロから取り組む業務は手探りの連続でしたが、この経験こそが、現在の私のキャリアの原点になっていると感じています。

入社3年目には、一人で業務を完結できるようになり、後輩の指導も任されるようになりました。お客さまが本当に求めていることを、デジタル上でどのように表現し、解決策として提示するのか。現場を知るエンジニアとして、モノづくりを前進させるための提案の難しさとおもしろさを、この時期に強く実感しました。

「アイシン・デジタルエンジニアリング(株)」の魅力

「アイシンに最も近い立場からシミュレーションの力で設計や製造を直接支援。現場の生きたデータに触れながら、新しいクルマづくりに貢献できる点が一番のやりがいです。」

個人の成果から、組織としての成果の最大化へ。多様な価値観を尊重し、チームで答えを導き出す

入社8年目となる2021年、私はチームリーダーに選任されました。それまでは、自分自身がどれだけ手を動かし、質の高いアウトプットを出せるかを重視して仕事に取り組んでいました。しかし、リーダーという立場になってからは、仕事への向き合い方が大きく変わりました。担当領域も、従来の塑性加工にとどまらず、生産設備や治具の強度解析へと広がり、より俯瞰的な視点で複数の業務を統括する役割を求められるようになりました。

そのなかで直面したのが、「自分個人として成果を出す」のではなく、「組織としていかに最大のアウトプットを生み出すか」という、リーダーならではの大きな壁です。チームの人数が増えるにつれ、メンバー一人ひとりの個性や価値観、得意・不得意もさまざまになります。全員が同じ方向を向き、高いモチベーションを保ちながらプロジェクトを推進することは、想像以上に難しいミッションだと実感しました。

この壁を乗り越えるために、私が最も注力したのが、チームのメンバーが意見を言いやすい環境をつくることです。自分の考えややり方にこだわるのではなく、まずは「あなたはどう思う?」と問いかけ、後輩の意見を決して否定せず、まずはしっかりと受け止めることを意識して後輩と接しました。また、指示を出す際にも、相手が前向きな気持ちで仕事に取り組めるよう、言葉の選び方を工夫しました。表現をポジティブに変換し、それぞれの強みを引き出すことを意識したマネジメントを実践するなかで、私自身も大きく成長できたと感じています。

私たちが解析を行う背景には、必ずお客さまの課題があります。そのため後輩の育成においても、「シミュレーションを実行すること」をゴールにするのではなく、「お客さまが本当に何に困っていて、何を求めているのか」を常に深く考える姿勢を持たせることを重視しました。シミュレーションはあくまで手段であり、目的はお客さまの課題解決です。この考え方をチーム全体に浸透させたことで、ただ作業をするのではなく、自ら考え、提案できるプロフェッショナル集団へと成長できたと自負しています。

「アイシン・デジタルエンジニアリング(株)」の魅力

「上司も私の意見を決して否定せず、受け止めてくれるので、気兼ねなく相談できます。」

既存の枠を超え、次世代の製品開発を牽引する。若手の挑戦を後押しする社風と新技術構築のやりがい

2026年1月からは、新たに製品設計を対象としたシミュレーションを行う部署へ異動しました。これまでは、「モノづくりの現場(生産技術)」に近い領域を主に担当していましたが、現在はモビリティ開発の上流にあたる「新製品の設計・開発」に直結する領域を担っています。

この部署で私が求められている役割は、既存のシミュレーション技術を活用するだけではなく、今後の新製品開発に向けて、新たなシミュレーション技術を構築し、実際の開発へとつなげていくことです。未知の領域だからこそ、仕事の軸には常に「この技術はお客さまにとってどのように役立つのか」「この技術によって製品開発はどう変わるのか」という問いがあります。既存の枠組みにとらわれず、新しい付加価値を生み出すことを意識しながら、日々トライ&エラーを重ねています。

現在の仕事のやりがいは、これまで生産領域で培ってきた知見を、新製品開発という新しいステージでどう活かせるかを考えることです。製品機能と造りやすさ、両方の目線を活かして、それらを両立できる新製品開発が実現できると、アイシングループ全体の技術革新への貢献につながると思います。それは、エンジニアとしてこの上ないよろこびです。

こうした私のキャリアを支えてくれたのが、当社の柔軟で温かい社風です。和気あいあいとした雰囲気で、若手の意見にもフラットに耳を傾けてもらえるので、上司にも気兼ねなく相談できます。そのような雰囲気があるからこそ、失敗を恐れずに新しい技術領域へ挑戦することができます。また、有給休暇が取得しやすく、コアレスのフレックスタイム制を活用して、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる点も大きな魅力です。技術への好奇心を大切にし、社会にインパクトを与えるモノづくりに挑みたい、かつワークライフバランスも充実させたい方にとって、当社は最高のフィールドだと確信しています。

「アイシン・デジタルエンジニアリング(株)」の魅力

社員の学習意欲を後押ししてくれる会社です。最新技術を学ぶための学会やセミナーへの参加も出張として快く認められるなど、自己研鑽を積める環境があります。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • T・Yさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究では、業種や職種のイメージにとらわれず、自分が何に興味を持っているのかをじっくり深掘りしてみてください。モノづくりのイメージが強い自動車業界ですが、その根底には物理現象の理解や数理的な思考が求められる仕事も多くあります。まずは広い視野を持ち、さまざまな企業や仕事に目を向けてみることが大切です。

一方で、実際の仕事内容や職場の空気感は、人事の言葉やHPの情報だけでは、なかなか十分に伝わらない部分もあります。だからこそ、インターンシップなどの現場社員と直接話せる場に参加して、仕事内容だけでなく、働く人の考え方や職場の雰囲気を直接体験することをおすすめします。

当社のインターンシップでは、実際の業務に近い課題に取り組み、自らPDCAを回しながら成果をまとめていく経験をすることができます。こうした体験は、仕事のやりがいや難しさを知る貴重な機会になるはずです。

また、先輩社員とのランチミーティングや、若手・中堅・ベテランといった年次別のキャリア発見会などを通じて、現場のリアルな声に触れられる機会も予定しています。集中できる環境と活発な議論とのメリハリ、働き方の柔軟性なども含めて、「自分に合った環境かどうか」をぜひ自分の目で確かめてみてください。
(人事担当/N・Rさん)

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「キャリア発見会では、各階層の先輩社員と交流し、入社後のキャリアアップの具体的なイメージを持てると思います。当社でどのように成長できるか想像できます。」

マイナビ編集部から

アイシングループのデジタル戦略の中枢を担う「(株)アイシン・デジタルエンジニアリング」。同社は、シミュレーション(CAE)やモデルベース開発(MBD)を活用し、物理現象をデジタル上で再現・解析することで、開発現場の高度化や業務の効率化を進めている。世界有数の自動車部品メーカーであるアイシンの膨大な現場データを背景に、製品が形になる前の設計段階からモノづくりのプロセスそのものを革新していく役割は、次世代モビリティ社会の実現において必要不可欠な存在だ。

職場には、自席で解析業務に集中する時間と、立場や年次を越えて活発に議論を交わす時間との明確なメリハリがある。若手の挑戦を後押しする風通しのいい社風に加え、コアレスフレックスタイム制をはじめとする働きやすい制度も整っており、エンジニアが高いパフォーマンスを発揮し続けられる環境と言えるだろう。大学で培った物理や数学などの理系知識を生かし、モノづくりに挑みたい学生は、ぜひ同社の実践的なインターンシップに参加し、その社風と解析の面白さや難しさを肌で感じてみてほしい。複雑な現象と真摯に向き合いながら、社会に新たな価値を生み出していく姿勢に、技術者としての醍醐味が凝縮されていると感じた。

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自席で解析業務に集中する時間と、会議室で活発に議論を交わす時間。そのメリハリのある働き方によって、エンジニア一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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