最終更新日:2026/6/1

DOWAテクノエンジ(株)【DOWAグループ】

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
岡山県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

複雑なプラントを完成させていく中で、工学系の多様な専門性が活かされる場面がある

  • 機械系 専攻の先輩

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機械系、電気系の先輩社員が語る、プラントエンジニアの仕事

多くの機械や装置が複雑に組み合わさった「プラント」を構想から設計、建設までを手掛けるエンジニアの仕事は学生時代の学びとどのようにリンクしているのか、機械系、電気系それぞれの先輩に聞きました。

■高見 允基(写真左)
エンジニアリング事業部
2021年入社(愛媛大学 大学院 理工学研究科 生産環境工学専攻修了)

■小嵐 愛子(写真右)
エンジニアリング事業部
2020年入社(岡山大学 工学部 電気通信系学科卒業)

■桐本 知幸(写真中央)
エンジニアリング事業部 課長
2007年入社(徳島大学 大学院 工学部 機械工学専攻修了)

プラント建設も、学生時代のロボット開発も、正解のない課題に挑むのは同じ【高見さん】

大学院で制御工学について研究していました。人間の動作や認知機能などを理解し、人に寄り添いながら支援するロボットの開発が主な研究テーマです。歯車や軸、タイヤなど、ロボットを構成するパーツを組み合わせ、動かすためのプログラムを組んでいく作業には正解もマニュアルもありません。失敗、検証、再挑戦を繰り返しながらロボットを完成させていきました。

就職先を決めるにあたっては、モノづくりに関わりたいという思いがスタート地点です。企業研究を進める中で当社のことやプラントエンジニアという職種を知り、工場内の大規模な設備全体(プラント)を作り上げていく仕事内容に興味を持ちました。ロボットを作るときと同じように、複数の機械やパーツを組み合わせて複雑なプラントを完成させていく仕事が面白そうだったので入社を決めました。

当社は金属の生産、付加価値の高い材料の製造、廃棄物処理・リサイクルといった循環型ビジネスモデルを展開するDOWAグループに属しています。グループ内の企業を中心に、多様なプラントを手掛けており、私が担当しているのは廃棄物処理に使われるプラントの設計です。大学で学んだCADのスキルを活かしながら、プラントを構成する機械や装置、それらをつなぎ合わせる配管などの設計図面を作成しています。プラントごとに仕様は異なるので、案件ごとに初めて取り組む課題にぶつかります。分からないことがあれば、まずは調べて、それから実践します。試行錯誤しながらゴールへと近づいていく過程は、学生時代の研究に通じるものがあります。

構想段階から工事を終えて設備が動き出すまで、すべての工程に携われるという点は当社の大きな特徴です。そのため、設計だけに専念するのではなく、建設工事や試運転といった設計の先にある工程にも立ち会えます。自分が作った設計図を基に現場で工事が進められ、高さ数十メートルにも及ぶ巨大な設備が完成していく様子を目の当たりにできることに大きなやりがいを感じています。学生時代から培ってきた「未知の分野に臆せず挑む」マインドを忘れず、より広範囲でプラント建設に主体的に関われるようになるのが目標です。

職場の雰囲気について

「先輩に質問すると、わざわざ資料を準備して説明してくれます。丁寧に対応してもらえる安心感があるので、分からないことがあれば気軽に相談できています」

好奇心を持って何でもやってみる、そのマインドがプラントエンジニアには大切【小嵐さん】

大学の工学部では電気電子工学を専攻しました。私は特定の分野を掘り下げていくよりも、興味があれば何でも広く知りたい性格なので、学生時代は電気や通信ネットワークなど、関心のある分野について、できるだけ幅広く学んでいました。専攻分野である電気系の知識を活かしつつ、いろいろな仕事がしてみたいという私の希望に合致したのが当社です。プラントは目に見える機械や設備と、それを動かすための目に見えないシステムが組み合わさっており、多様な専門知識が求められます。さらに当社の場合、プラントの構想、設計、建設まで一手に担っているので、プラント建設の一部ではなく全部に携われるという点が入社の決め手になりました。

入社後は電気系のプラントエンジニアチームに所属しています。電気系といっても携わる範囲は幅広く、動力源となる電気をプラントに送るための「配電盤」のような有形の設備を設計する仕事もあれば、プラントを制御するために組み込まれるソフトウェアを設計する仕事もあります。私は主にソフト設計を担当しているので、大学で制御工学を学んだ際に身に付けたプログラミングのスキルが直接的に役立っています。機械や設備をどう動かしたいかをお客様からヒアリングして、その要望を満たすための最適な方法を試行錯誤する時間が楽しく、意図した通りにソフトが動いたときには達成感を味わっています。ソフト設計はパソコン上の世界なので何回でもやり直せます。失敗を恐れずトライ&エラーを重ね、課題を一つひとつクリアしていく工程に、やりがいを感じています。

今やっているソフト設計の仕事が楽しいので、よりスキルを尖らせていきたいという思いの一方で、学生時代からの気質である幅広い分野にチャレンジしたいという希望もあります。プラント建設の工事現場を管理する工程では、より電気系の専門性が問われますし、機械や化学に関する知識も求められます。設計から引き渡しまで一貫して担う当社だからこそ得られるチャンスを活用し、さまざまな経験を積みながら成長していきたいと考えています。

職場の雰囲気について

「お客様や協力会社の方など、いろいろな人と接する機会が多いので、社交的な人が多いです。面倒見の良い先輩方から親身にアドバイスをもらえて助かっています」

多様な専門性が問われるプラント建設は、学生時代の研究がどこかでリンクする【桐本さん】

機械系のプラントエンジニアになって約20年のキャリアを重ねてきました。エンジニアとしてさまざまな経験が積めるというのは、プラント建設の最初から最後まですべてに携わる当社ならではの魅力です。社内で設計をしたり部品などの調達をしたりする期間と、現場に出てプラント建設の工事を管理する期間がちょうど半々くらいです。入社するまで岡山県外に出たことがありませんでしたが、大阪や北海道、関東など、いろいろな地域でプラント建設の現場に立ち会っています。携わるプラントの用途が多彩であることも当社の特徴です。スキンケア用品の原料を製造する設備、自動車のマフラーからレアメタルを回収するための設備など、同じプラントは一つとしてないので、日々新鮮な気持ちで仕事に臨めています。

たくさんの機械や装置が組み合わさったプラントの建設は、工学系の実に幅広い分野が関連しています。そのため、学生時代の研究で細かく掘り下げた内容と仕事がリンクする部分を見つけやすいと思います。例えば、設計工程では化学反応を起こすための装置や配管、装置の周辺に配置するメンテナンス用の足場など、多彩な構造物を設計することになります。材料力学、流体力学などに使われる公式はプラント設計でも頻繁に用いられます。

「モノづくりとは、人が楽をするために苦労することである」これは学生時代にある先生から聞いた印象深い言葉です。技術者として経験を積み、課題に対する解決策の引き出しが増えてくると、楽に仕事を進める方法も分かってきます。だからこそ、先生から聞いた言葉を思い出し、「何のために」という仕事の意味を確かめるように心掛けています。プラントを使う人の立場で考え、今の自分だからできる最良の仕事を、決して手を抜かずに進めていくというのが私のこだわりです。何カ月もかけて、ときには1年がかりで設計したプラントの建設工事を、所長として現場で束ねることもあります。大規模なプラントになれば億単位のプロジェクトです。機械系のエンジニアで、これだけ大きな金額を動かせる仕事は決して多くないので、責任とやりがいを感じながらモノづくりの醍醐味を満喫しています。

職場の雰囲気について

「互いの持つ専門性をオープンに教え合う気風があります。課長としてプロジェクトをまとめる立場なので、後輩が相談しやすい雰囲気づくりを意識しています」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 高見さんが感じる職場の雰囲気
  • 小嵐さんが感じる職場の雰囲気
  • 桐本さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【高見さん】
私はモノづくりに関わる企業を探す際に、最初は自分の身の回りにあるモノを製造する企業しか視野に入っていませんでした。企業研究を進める中で、学生の目に届かない分野でモノづくりによって社会を支えている企業がたくさんあることを知り、当社への入社につながりました。学生が実生活からイメージできる企業や業界には限りがあるので、視野を広げてさまざまな企業を見てほしいと思います。

【小嵐さん】
プラント建設はプロジェクトごとにチームを組み、それぞれの得意分野を持ち寄って、みんなで協力してプラントという複雑で巨大な設備を完成させていきます。当社のようにチームプレーが主体となる仕事を志すのであれば、社風や人間関係は働きやすさに直結します。インターンシップなどに積極的に参加して、職場の雰囲気を肌で感じることをおすすめします。

【桐本さん】
モノづくり業界で企業研究を進めるにあたっては、「自分が作りたいモノは何か」「自分が作るモノを誰に売りたいか=誰をお客さんにしたいか」「自分がモノを作ることで、社会にどのような影響を与えたいか」の3点に対して自分なりの答えを見つけてください。そうすれば、企業研究でその企業の特色を理解した際に、自分の希望に合う・合わないが判別しやすくなると思います。

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桐本さん、高見さんのような機械系エンジニアと、小嵐さんのような電気系エンジニアが構想段階からチームワークを発揮して、数カ月から年単位に及ぶプラント建設に挑む。

マイナビ編集部から

プラントエンジニアとして活躍する3人への取材から見えてきたのは、求められる知識が多岐にわたるということだ。DOWAテクノエンジは、プラントの構想から設計、建設まですべてのフェーズに携わっているため、実に多様な知識、技術を集約してプラントを作り上げていくことになる。

「こんなに大きくて複雑なプラントを、どうやって完成させていくのか、イメージすらつきませんでした」と、今回取材したある社員は若手の頃を振り返る。同社では半年間に及ぶ新人研修で、機械系、電気系に分かれて業務内容を満遍なく体験。研修のまとめとして機械系、電気系の新人が協力して「仮想プラント」を完成させていく。この研修によってプラント建設の全体像をイメージできるようになったという声が取材中に多く聞かれた。

長期的な研修プログラムに加えて、面倒見の良い先輩や上司の存在も、新人にとっては心強いポイントといえる。質問に対して時間をかけて分かりやすく教えてもらえるという実体験を、複数の社員から聞くことができた。

充実した研修や温かな社風によって着実に成長しつつ、スケールの大きなプラント建設に、さまざまな側面から関わっていく。DOWAテクノエンジはそんなやり応え満点の仕事が待っている企業だと感じられた取材になった。

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取引先はDOWAグループのみならず、一般企業、官公庁まで多種多様。エンジニアとしてキャリアを重ねることで、さまざまな用途のプラント建設に関わることができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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