学生の皆さんに一番伝えたいのは、「なりたい職業」ではなく「やりたい仕事」を先に見つけてほしいということです。「警察官」や「客室乗務員」といった職業名だけに目を向けてしまうと、入社後に「思い描いていた仕事と違う」というギャップに悩まされることがあるからです。
まずは「なぜその職業になりたいのか」を掘り下げてみてください。例えばその職業はどんな仕事なのだろうと調べてみる。すると、「人と関わる仕事」「人を笑顔にする仕事」「子どもの成長を支える仕事」といった本質が見えてきます。その本質こそが本来の目的ではないでしょうか。目的が明確になれば、「その仕事を実現できる職業は、他に何があるだろうか」と、職業の選択肢をさらに広げていくことができます。
スイミングコーチであれば、フィットネスや教育、接客など、同じ想いを実現できる職業の選択肢がさらに広がっていくでしょう。職業はあくまで手段であり、本当に大切なのは「自分がどんな仕事をしたいのか」という軸です。「やりたい仕事」を先に明確にして、後から自分に合う職業を探していくほうが、将来のビジョンも描きやすくなるのではないでしょうか。そのためにも、インターンシップには積極的に参加してほしいですね。多くの会社を見て、実際に働く人の話を聞くことで、「自分は何にやりがいを感じるのか」が少しずつ見えてくるはずです。
(人事担当 増田 慶太さん)