最終更新日:2026/6/1

最上CAN(株)

業種

  • 金属製品
  • 非鉄金属
  • その他メーカー

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

先輩100人100の就活

温かな社風に勇気づけられて、モノづくりのスペシャリストへの道を歩む

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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学部学科を問わず、さまざまな人材に可能性が広がる最上CAN

最上CANでは出身学部学科を問わず、全員が初心者・未経験者からスタートしてモノづくりの基礎を学んでいく。三者三様の背景を持つ3人の先輩たちが、どういう経緯で同社への道を志したのか、迫ってみた。

菅原 翔さん
製造部
基幹工学部応用化学科卒/2022年入社

野澤 政司さん
製造部
経済学部経済学科卒/2022年入社

最上 拓朗さん
管理部
国際文化学部国際文化学科卒/2018年キャリア入社

【菅原さん】わかりやすいモノづくりがしたくて、化学専攻から缶の製造に挑戦

大学時代は化学について幅広く学び、研究室では炭素材料の性能評価に関して企業との合同研究に臨んでいました。といっても将来は化学にはこだわらず、工業系の企業で幅広く考えていました。企業を見始めたのは大学3年生の9月頃。オンラインでの1Day仕事体験に20~30社ほど参加したのですが、同じ工業系でも身近なモノづくりをしている企業がいいと思うようになっていきました。

最上CANに関しても“缶”という身近な製品を作っている点に興味を持ちました。選考中、工場見学をしたのですが、元気よくあいさつをしてくれる従業員のみなさんと清掃が行き届いた場内に好印象を抱きました。最終的な決め手の一つとなったのは、面接での社長との会話です。学生である私たちときちんと向き合ってくれて、社長自ら会社のことを丁寧に説明してくれたおかげで具体的に働くイメージができたのが後押しとなりました。専攻していた化学と比べると、缶の製造は異分野に位置付けられるジャンルではあります。しかし、目に見えない小さいモノを扱う化学に比べ、わかりやすいモノづくりに携われるのが魅力的だったのも当社を選ぶ後押しになりました。

配属後は先輩とともに製造工程をいくつか回り、缶作りの基礎を学んでいきました。順調に流れているように見えている工場ですが、その実は予想外の出来事もたびたび発生しており、解決のためには知識と経験が欠かせないと痛感させられました。2年目になるとブリキ缶の蓋の製造を担当するようになり、ブリキの板をプレス機で繰り抜いて蓋の原型を作り、その周囲にラバーを塗るラバーラインなどに携わっています。

製造に関しては先輩の教えを受けながら、ある程度は形になっていますが、難しいのはメンテナンス面です。プレス機などは重みでズレが生じるのでこまめな調整が必要になるのですが、正しく製造できるレベルに回復させるのには熟練の技が必要になります。それでも製造担当として2年の月日を経た今、自分で課題解決する力が身に付いており、できることが増えている点にやりがいを見出しています。直近では新たにアルミ缶の製造ラインを任されることが決まっています。アルミは傷つきやすい素材なので製造にも細心の注意が必要不可欠ですが、新しい挑戦にも意欲的に向き合っていきたいですね。

先輩から一言

「会社の雰囲気の良さに関しては、入社前と変わらず好印象を抱いています。真面目にコツコツと積み重ねていけば、周囲の先輩が親身に教えてくれます」(菅原さん)

【野澤さん】文系出身からでも挑戦できる点に共感。モノづくりのプロとして飛躍したい

私が将来を考え始めたのは大学3年生の夏頃のこと。学内の就職支援センターで資料見たり、先輩の進路を調べて下準備を重ねました。その後、試しにマイナビで開催していた合同企業説明会に参加したところ、世の中には本当に色々な企業や職種が存在していることを改めて知るとともに、モノを作る製造業に魅力を感じ始めていきました。

業界は製造だけでなく、小売り、運送、サービスなど幅広く訪問しながら自分の可能性を探っていました。最上CANに関してはマイナビのイベントで存在を知っていたので試しに選考に進んでみると、学生時代に打ち込んだことなどに関してざっくばらんな会話の面接が続き、社内の温かな雰囲気を垣間見ることができました。

途中で行われた工場見学では実際に装置が動く様子を見ることができて、モノづくりの醍醐味を体感。これが決め手となって文系出身者ながらも技術職としてチャレンジしていくことにしました。不安がなかったわけではありませんが、文系出身の先輩も数多く活躍していると聞いたことも決意の後押しとなりました。

配属後は工場内のさまざまな工程を見た後、主には丸型で重ねられるタイプのスタック缶の工程を担当することになりました。難しいことだらけでしたが、特に苦労したのは始業前点検における数値の計測です。コンマ1ミリの精度が求められる設備だけに、ここで正確性を担保しておかなければ製造された缶の性能に問題が発生してしまいます。先輩に教わりながら、そして何度も計測器を触って練習しながら一つひとつ乗り越えていきました。

いつも頭を悩ませられているのが溶接で使う電流の調整です。前と同じ設定だったつもりが、隣のラインが稼働していたので電流が弱くなるといった事態も発生しますので、こまめな対応が必要となります。それでも現場の中で着実に経験を積み、工程の副担当となった現在は溶接の色合いを見て瞬時に電流の調節ができるようになっています。

まだまだ足りないことも多いですが、スタック缶のラインのトラブル解決といった難しい仕事も任せられるように自分を高めていきたいですね。周囲の先輩を見ていると新しい缶の開発にも挑んでいるので、私も将来は開発にかかわってみたいと思っています。

先輩から一言

「文系出身の技術職も数多く活躍しています。協調性を持って取り組み続ければ成長も早いので、入社してから先輩に追いつけると思いますよ」(野澤さん)

【最上さん】次期幹部候補も製造からスタート。利他の精神が根付く社風に助けられる

私の場合、大学を卒業してからしばらくの間、全国チェーンの小売店で働いていました。一つのことだけを集中して究めるのではなく、さまざまな業務を多角的に見てみたいとの思いがあったので小売店への道を選んだのですが、実際、レジや発注、接客、売り場づくりといった業務を通して視野を大きく広げることができました。

最上CANに入社したのは、父が代表取締役社長を務めていることから、将来的な事業承継を視野に入れてのこと。といっても最上社長の方針で特別扱いは一切ありません。他の新人と同様、製造職として生産ラインを経験しながら、モノづくりの基礎を学んでいきました。苦い思い出として今も忘れられないのは、立て続けにクレームを3件発生させてしまったこと。原因はそれぞれ別にあったのですが、その根底には私が自分で判断せず、人任せで物事を進めていた受け身の姿勢がありました。注意力や責任感が足りない自分に気付き、心を新たにして仕事に臨むいいきっかけとなりました。

次第に製造と営業を兼務するようになり、既存のインキ会社のお客さまを受け持ちつつ、徐々に新規顧客の対応を手掛けていきました。直近では化粧品容器でニーズが高まったのを受け、その対応に忙しい日々を送っています。さらに直近では、後輩社員の目標達成のサポートを担当し、定期的に面談を行っています。社員との対話を通じて設備改善だけでなく、空調服の導入や作業マニュアルの動画化の検討など、働きやすさや効率化につながる取り組みを一緒に進めています。当社は規模がコンパクトだからこそ改善がスピーディに実現できる環境があり、自分の提案や行動が会社を良くしていく実感を得られることに大きなやりがいを感じています。

このほかにも社内のDX化への対応、人事・在庫管理を手掛ける管理部での活動にも携わっています。仕事が多岐にわたっているだけに自分の中だけで抱え込んでしまうようなことはせず、まわりに相談して頼るのは常に心がけています。“利他の精神”が根付いている会社なので周囲の社員たちは非常に協力的で、助け合える関係性というのが心強いところです。

入社以来、さまざま仕事を通して多くの人との出会いを重ねてきた結果、私自身の視野が大きく広がりました。今後、最上CANの事業の幅を広げていく力となり、さらに会社のために全力を尽くしていきたいと思っています。

先輩から一言

「自分のためではなく、周囲の人たちのために頑張って行く。他の誰かを思える人柄のいい社員がそろっているのが当社の自慢です」(最上さん)

企業研究のポイント

■幅広く企業を見つめながら興味が持てる場所を絞り込んでいくのが、スムーズな企業選びにつながっていくのだと思います。1Day仕事体験やインターンシップは、業界を理解する絶好の機会となるはずです。また、疑問や不安などがあれば、家族や友人だけでなく、学内のキャリアセンターなど身近に相談に乗ってくれる人がいる環境を有効活用していくのもいいと思います。
<菅原さん>

Web上の情報だけで把握できる物事には限界があります。興味のある企業は実際に訪れてみて、社員たちがどんな風に働いているのかを確かめるのが大切です。インターンシップに積極的に参加していけば、企業をより的確に理解するきっかけとなるかもしれません。また、自己PRなどの文章の書き方で悩んでいる人もいるでしょうが、お試しで文字を連ねているうちに見えてくるものがあるので、まずは書き上げてみるのを心がけてください。
<野澤さん>

■私は大学時代、バンドサークルで活動していたのですが、リアクションが返ってくる楽しさが原点となって、最初は接客業を目指していました。ただ、それ以外の業界にも視野を広げていくと純粋に勉強になりましたし、さらに幅広く企業を見ていれば、もしかすると想像していなかった業界で自分の適性を発見できたかもしれません。それだけに企業研究の段階では業種業界を問わずに視野を広げるべきだと思っています。
<最上さん>

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世代の若い社員たちが最前線で活躍している最上CAN。現場社員は未経験からスタートするだけに、技術的な知識が深い人材がそろっている。

マイナビ編集部から

最上CANが製造するスチール缶・アルミ缶類は、内容物の劣化を防ぐ機能を有するだけに、インキや塗料、化学品、食品など、空気に触れると品質が低下しやすい品に欠かせない容器となっている。確かなモノづくりを展開する同社は多彩なお客さまから支持を集めており、盤石の事業基盤を固めている。

企業理念として掲げるのは「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、価値あるものづくりを通して社会に貢献する」の一文。社会やお客さまはもちろんのこと、社員を大切にしていく姿勢を会社として大々的に打ち出しているのは特徴的だ。今回の取材に登場してくれた3名の言葉の端々からも、温かみある会社の雰囲気がひしひしと伝わってきた。困っている社員を見捨てることはなく、周囲がそっと手を取り、課題解決に向けて背中を押してくれる。そんな企業文化だというから、新人も溶け込みやすいはずだ。
評価面もきちんと整っており、文系・理系出身を問わず、本人次第でいくらでも羽ばたいていくことができる。自分を磨く努力を欠かさない人材には、まさに多くのチャンスが広がる会社である。

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埼玉県久喜市に本社を構える。従業員は30名未満と非常にコンパクト。一人ひとりの顔がよく見えるから、先輩たちが全員で新人の成長を支えてくれる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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