最終更新日:2026/8/28

独立行政法人国立病院機構

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 医療機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩100人100の就活

「私はこうやって面接でアピールをした」先輩3人の経験談を聞く

PHOTO

就職活動では、ありのままの自分を見てもらうことが一番大切。

国立病院機構の事務系総合職は、病院経営の企画立案や職員の人事労務など、多岐にわたる業務で病院運営を牽引している。そのキャリアをつかんだ先輩たちはどのような就職活動をしてきたのか、話を伺った。

全国140の病院ネットワークを有する国立病院機構。この140の病院を6つの地域に分け、各地域に管内病院を統括するグループ事務所、東京には全国の病院を統括する本部を置いている。田中さんが働く「帯広病院」は北海道東北グループに、杉本さんが働く「米子医療センター」は中国四国グループに属している。馬場さんは九州を統括する「九州グループ事務所」で働いている。

■田中 大貴さん/2019年入社/帯広病院(北海道東北グループ管内) 企画課 外来係
■杉本 竜一さん/2020年入社/米子医療センター(中国四国グループ管内) 企画課 契約係
■馬場 美咲さん/2020年入社/九州グループ事務所 経理係

※所属は取材当時のもの

面接のアピールは積極的に、素の自分が伝わるように

国立病院機構の事務系総合職は、医療チームの一員として、病院経営やサービス向上に携わっています。私は現在、帯広病院の企画課外来係で、診療報酬請求の管理を担当しています。主な業務は、請求書類の不備や診療報酬の算定漏れの確認です。診療報酬は医師等の診療行為の対価として支払われるものなので、院内各部署に確認することも多くあり、様々な職種の方とコミュニケーションを取る力が必要となります。また、私は病院の入り口付近にある受付の裏で働いているので、院内で迷われている患者さんを目的地までご案内することもあり、そういった時に直接お礼を言われると、仕事にやりがいを感じます。
私は、就職活動中に当機構の説明会に参加するまで、医療関係の仕事に就くことは考えていませんでした。しかし、当機構の事務系総合職は病院経営に参画できることを知り、関心を持つようになりました。

私が面接に臨む際、意識していたことは次の2点です。一つは「自分の強み」のアピール方法、もう一つは、「素のまま」の自分でいること。「自分の強み」については、アルバイトで培ったコミュニケーション能力の高さをアピールしました。ちょっとした工夫で売り上げを伸ばした話をしたのですが、口頭ではうまく伝えることができなかったため、その場で実演をしました。自分の「強み」をアピールするには、ときには思い切った表現が必要なのかもしれません。とはいえ、面接を通して、自分を実際よりも良く見せようとはしませんでした。先ほど申し上げた「素のまま」の自分でいるため、普段通り話すことを心掛けました。

当機構は日本最大級の病院ネットワークを有する組織であり、病院ごとに特色があり、問題や課題は多岐に渡るので、これから様々な病院で業務を経験することにより、病院ごとに適した経営方法を考えられる能力を培っていきたいと思っています。
職員は明るくコミュニケーションを取ることが好きな人ばかりです。事務系総合職に興味がある学生さんの参考になれば幸いです。(田中さん)

国立病院機構で活躍する先輩たち

診療報酬請求の管理という仕事柄、院内の多くの部署と連携を取る田中さん。大学時代、様々な場面で多くの人とコミュニケーションをとった経験を活かしている。

「ありのままの自分」「自然体の自分」を伝えることに専念

病院は医療を提供する施設であり、その病院を円滑に運営させるべく患者さんから見えないところで調整しているのが、私たち事務系総合職です。現在私は米子医療センターの企画課契約係の職にあり、病院で使用する医療機器、診療材料、文具など幅広い物品の調達を担当しています。医療現場では急遽診療材料や医薬品が必要となることも多くあり、その手配も業務の一つです。また、病棟にある医療機器に不具合が生じた場合には業者の手配もします。いずれも迅速に対応しないと、医療行為そのものに支障を来たす恐れがあるため、重要な役割を担っていると思っています。

私はアドリブが効くタイプの人間ではないので、面接においては聞かれそうな質問を事前に熟考しました。そのおかげで、面接当日は戸惑うことなく、思っていることを十分に伝えられた実感があり、その結果内定をいただけたと思っています。
ただし、事前に回答を考える際、実際以上に自分を良く見せようとはしませんでした。「ありのままの自分」「自然体の自分」を伝えることに専念しました。

私たち事務系総合職の仕事は、病院の運営・経営に直結する責任ある仕事です。そのような事務系総合職のトップが「事務部長」です。入職直後、私はある医師から「事務部長を目指してください」とエールを送っていただきました。いつの日か事務部長になりたいと思っていますが、いまは基礎的な業務を習得する段階です。信頼されるゼネラリストになるべく、まずは任された仕事ごとにスペシャリストを目指します。そのために、コツコツ着実に、ひとつずつ経験を積んでいきたいです。

私が当機構を選んだ一番の決め手は、就職説明会で感じた先輩たちの人柄の良さでした。いま振り返っても、正しい選択だったと思います。(杉本さん)

国立病院機構で活躍する先輩たち

当時大学院に在籍していた杉本さん。就職活動に割ける時間は限られていたが、希望していた同機構に入職できたという。

面接では「人となり」が見られるため、思ったことを素直に伝えた

私は、現在、九州グループ事務所の経理係に配属され、事務所内で使用する物品の調達や経理業務を担当しています。また、物品を購入する際にはまとめて購入した方が安価になるため、当機構のスケールメリットを活かし医療用ベッド・マットレスの購入を管内病院で一括して行っており、私はその入札も担当しています。まずは各病院から購入予定のベッドなどの仕様や必要数を聴取し、仕様書を作成した上で入札を実施します。入札の結果決定した購入品や金額に各病院が満足しているときは、仕事のやりがいを感じますね。

私の入職の決め手は、結婚や出産を経ても働き続けやすい職場だと思ったことです。説明会で先輩たちの産休・育休制度の利用やその後の復職のお話を聞いて、働きやすい環境であることがわかりました。また当機構は140の病院を有しているため、様々な環境で働くチャンスがあることも魅力の一つでした。

面接では、固くならず、笑顔を絶やさないように心掛けました。また、面接のときには要点を絞り、できるだけ短時間で明確に伝えるように努めました。予想しなかった質問に対しても、肩に力を入れず、自分が思ったことを素直に伝え、「質問の意図」を考えすぎて固まってしまうことのないよう心がけました。
当機構の面接を振り返ると、国立病院機構のことや具体的な仕事についての知識よりも、「人となり」を見られていたと感じます。また入職後の展望を聞かれた際は、当機構におけるキャリアアップではなく、社会人としてどのように成長したいかについて答えたことが良かったのかもしれません。

ゆくゆくは、事務部長として活躍したいと思っています。そのためにも、若いうちにできるだけ多くの病院や業務を経験し、昇任したときには部下をサポートできる人材になりたいです。一つの業務を極めることも大切ですが、事務系総合職として、幅広く学ぶ必要があると思っています。(馬場さん)

国立病院機構で活躍する先輩たち

現在、管内病院を統括するグループ事務所に勤務している馬場さん。同機構の九州グループだけでも28施設という大所帯。物品の共同購入は規模も大きく、責任のある仕事だ。

企業研究のポイント

国立病院機構の事務系総合職は、病院経営の企画立案、医療費の請求等に関する業務、職員の人事労務管理、医薬品や高度な医療機器の調達・契約に関する業務、財務会計などの経理業務の他に、地域の医療機関との連携を強化する業務など多彩な仕事に携わります。また、当機構は重症心身障害、筋ジストロフィーの神経・筋難病や結核等、他の設置主体では必ずしも実施されないおそれのあるセーフティネット分野の医療や災害医療などを担う組織です。事務系総合職は、医療スタッフと連携を図りながら病院運営の中枢を担う職種であり、医療を通した社会貢献にも関心を持っていただきたいと思います。医療従事者の一員として、仕事の幅を絞らず様々な分野に興味がある人にとっては、当機構であれば様々な仕事に挑戦できます。公共性の高い仕事をしたいものの具体的なイメージが湧かない人は「様々な仕事に挑戦できる組織」を基準に企業研究をしてみてはいかがでしょうか。

また、「どのような人たちと働きたいか」ということも前もって整理しておくと良いでしょう。なるべく説明会に参加し、実際に先輩の話を聞いてみてください。仕事内容だけでなく先輩たちの人柄に触れ、自身の自己分析と紐づけることで、当機構が自身に適しているかどうかの判断ができると思います。

みなさんが良い企業・組織とめぐりあうことができることを心より願ってます。
(国立病院機構 人事担当)

PHOTO
東京都目黒区に位置する独立行政法人国立病院機構本部。北海道東北、関東信越、東海北陸、近畿、中国四国、九州と6つのグループがある。

マイナビ編集部から

大規模病院の事務系総合職と聞くと、医療事務を想像する人が多いかもしれない。しかし、厚生労働省所管の独立行政法人である国立病院機構の事務系総合職は、病院の運営管理の中枢を担う。病院には医師や看護師、薬剤師などの様々な医療スタッフが働いており、それらを統括し、働きやすい環境を整えることをはじめ病院運営に必要な様々な業務を担う。つまり、働くフィールドも人事、労務、経営企画など幅広く、病院運営の根幹部分に関わる。

これからの時代、自身の具体的な考えのもとに行動し、病院運営を引っ張っていける人材が活躍していくだろう。同機構には若手が委縮することなく、本音で自分の意思を伝えられる土壌がある。今回取材に協力いただいた若手職員の3名も、率直に自分の想いを語れる人物で、取材を通して組織の風通しの良さも実感できた。1年目から病院運営に関わる業務に参画させることで、キャリアアップの成長を促す柔軟な組織でもある。また、人や社会を支える仕事でもあるので、そうした点にもぜひ興味をもってもらいたい。

PHOTO
同機構は全国に140病院、約5万床。約6万人の職員によって運営されている。災害医療など国立病院機構だからできる医療の提供など、求められる役割は大きい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 独立行政法人国立病院機構の取材情報