最終更新日:2026/8/18

坂本産業(株)

業種

  • 農林・水産
  • 食品

基本情報

本社
岡山県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「安全でおいしいたまご」を食卓に届けるために――

  • 生物・農学系 専攻の先輩

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一貫生産体制の各部門で若手社員が主体的に活躍中!

年間260万羽のヒナを育て、1日320万個の卵を生産する坂本産業(株)。最新鋭の設備を備える環境でヒナから鶏を育て、採卵、出荷を行う同社の各部門で活躍する若手に、それぞれの仕事内容やこだわりを聞きました。

■小松 倖介(写真中央)
農場管理職(2024年入社)

■樋上 瑞歩(写真左)
たまごのパッキング工場管理職(2023年入社)

■大森 美月(写真右)
検査センター検査職(2023年入社)

【農場管理】繊細な体重管理や健康管理を行い、立派な成鶏に育てて送り出す

大学では生物工学部で微生物や遺伝子について学んでいました。漠然と食品に興味があったものの、将来やりたいことが明確に定まらないまま企業研究の時期になり、食にまつわる企業を中心に幅広く検討を開始しました。企業研究を進めていく中で当社のことを知り、食品の中でも卵という生活に身近な食材を扱っていたこと、さらに、動物も好きだったので、ヒナの育成から卵の出荷まで一貫して行っている当社の事業内容に魅力を感じました。

農場管理職である私の職場は育雛(いくすう)、育成農場です。育雛農場では1~40日齢のひよこを、育成農場では40~126日齢の鶏を飼育しており、合計すると約50万羽を管理することになります。農場に配属されて最初に驚いたのは、機械化が進んでいて人力での作業が少ないこと。餌はタイマー管理で自動的に出されますし、鶏ふんの掃除もベルトコンベア式で手作業ではありません。肉体労働のイメージをもっていたので、良い意味でギャップを感じました。自動化が進んでいる分、その機械を適切に、正常に動かし続けられるかが腕の見せ所。気象条件や鶏の種類による特徴など、さまざまな条件を考慮し、体重管理にも努めています。給餌の間隔や回数をコントロールすることで、適正体重からの誤差を数十グラム単位で調整しています。大切な命なので、このように繊細さが求められることもあります。

「単純作業でも考えながらやる」。これは配属されて間もない頃、農場長から教わったことです。今でもこのアドバイスを実践しており、一つひとつの作業を丁寧に、かつスピーディにするための方法を常に模索しています。試行錯誤しながらうまくいく方法を習得し、自身の成長を実感できることが励みになります。そして何より、ひよこが鶏へと育っていく過程を間近で見られることがやりがいですね。

私はいつか今の農場長みたいな管理者になることを目標としています。作業の質やスピードはもちろんのこと、細かな変化に気付く視野の広さや観察眼がさすがだなと感じています。また、コミュニケーション能力にも優れていて、スタッフとの会話の中から情報を収集しています。そんな農場長を見習って私も日ごろからスタッフへの声掛けを意識して、些細な問題でも情報共有できるような風通しの良い農場を目指しています。(小松さん)

坂本産業の魅力とは?

「入社1年目から仕事を任され、チャレンジしながら成長できる環境があります。また、一貫生産体制なので、入社後に選べる職種が多様なことも当社の魅力です」(小松さん)

【たまごのパッキング工場】機械化された製造工程を管理し、いろいろな種類の卵を「商品」へと変える

高校、大学で食について学び、栄養士の資格も取得しました。食品に関連する企業を探す中で、「いつも買っている卵の会社だ!」というのが当社への第一印象です。母がたまごのパッキング工場に設置された自販機で卵を購入しており、食卓にはいつも当社の卵がありました。「子どもの頃から馴染みのあるおいしい卵を、たくさんの人に届けたい」、そんな想いから入社を決めました。

私が勤務するパッキング工場は農場で採卵された卵を洗浄、選別、パック詰めして出荷できる状態にするための施設で、ほとんどの業務が機械化されています。さまざまな種類の卵を商品化しているので、予定されている製造品目や数量に応じてスタッフの配置や製造計画を考え、円滑に製造を進めていくことが管理者である私の役目です。卵の種類が変わるたびに機械の設定を変え、日々のメンテナンスや故障時の修理に対応します。私は機械が苦手だったので、入社当初は機械の構造も操作方法も分からないことばかりでしたが、「困ったら何でも聞いてね」と声をかけてくれる先輩ばかりで、心強かったことをおぼえています。質問しやすい雰囲気もあり、安心して仕事ができる環境が整っていましたよ。1年目は機械トラブルが起きても先輩の作業を見ることしかできませんでしたが、今では自分で対処できるケースが増えており、成長を実感しています。1日の終盤では計画通りに各商品を製造できたことを確認すると、安心感や達成感を日々感じることができています。

先輩方の動きを観察すると、自身の改善できる点が見えてきます。こうすることで得た学びから工場全体に目を配らせ、次の工程を考えながら行動をしています。日々の製造をさらに効率アップさせるために工夫し、スタッフが気持ちよく働ける環境をつくっていける管理者になることが当面の目標です。いずれは、まだやったことのない工場全体の温度管理や監査への対応といった品質管理に関わる業務にもチャレンジしてみたいです。スーパーやコンビニに行けば、当社が製造した卵が並んでいます。管理者として関わった卵を手に取っていただいている姿を見かけると本当に嬉しくなりますね。入社時の志望動機でもあった「自社の卵を多くの人に届けたい」という希望が叶い、やりがいを日々感じています。(樋上さん)

坂本産業の魅力とは?

「残業がほとんどなく、定時で退社できます。シフト制の休みも希望を出しやすく、好きなアーティストのライブに行き、オンオフのバランスがとれています」(樋上さん)

【検査センター】食中毒や病気を未然に防ぎ、商品の安全を守る“砦”になる

私は学生時代に農学部で家畜繁殖学を学びました。畜産系の企業を幅広く調べていく中で当社のことを知りました。会社の雰囲気がとても良かったことがきっかけで興味をもち、さらには知っているブランドの卵や、大手外食チェーン店で使用される卵を製造しているという話を聞き、面白そうだと感じた記憶があります。学生時代は牛を専門に学んでいたので鶏は未知の分野でしたが、牛以外の動物にもチャレンジしてみたいと思い入社を決めました。

検査センターでは、当社のすべての農場、パッキング工場から採取した検体の細菌や抗体などの検査をしています。私が担当しているのは、鶏の血液を検査して、病気になっていないか、ワクチンによる抗体が適切に作られているかを確認する仕事です。また、卵の表面や鶏舎の床、餌、パッキング工場の製造ラインなどから検体を採取して、サルモネラ菌や大腸菌が存在していないかをチェックする検査も行います。血液検査によって病気が発覚した際には農場と連携して対策を図り、病死した鶏を解剖して採取した検体の検査も担当します。鶏が健康であることの確認と、病気になった際の原因究明、双方で重要な役割を果たす仕事といえます。

検査を正確に行わないと、食中毒などの原因を見逃すことになってしまいます。安心・安全な卵を届けるという食品に関わる企業の根幹を支える業務を担っているため、責任の重さを認識しています。それと同時に、この業務に関わる大きなやりがいも感じています。毎月、何百にものぼる検体を検査するため作業自体はスムーズにできるようになってきましたが、慣れすぎないこと、流れ作業にならないことを常に心掛けています。今後は正確な検査をするだけではなく、異常が発覚した際の原因特定など、結果の考察にまで踏み込んだ業務をやれるようになることが目標です。上司が獣医師の資格をもっているので、病気に関する専門知識について直接学んでいます。いずれは今の上司がやっているように、農場に行って検査結果を報告しつつ、健康な鶏を管理するための指導にまで関われるようになりたいですね。検査センター、農場、GPセンターそれぞれが連携して、安全かつ高品質な卵の製造につなげていきたいと考えています。(大森さん)

坂本産業の魅力とは?

「各農場やGPセンター、検査センターの距離は離れていますが、人の距離には近さを感じます。より良い製品を作るために連携できているので働きやすいです」(大森さん)

企業研究のポイント

【小松さん】
企業研究では自分で定めた軸となるポイントについて、各企業のことを見ていくと思います。人それぞれに大切にする条件は異なりますが、理想とする条件に固執しすぎると、貴重な出合いの場を失うことになりかねません。条件に100%合致しないからといって最初から排除するのではなく、企業研究の段階では少し条件を緩くして、いろいろな企業に目を向けてみてください。

【樋上さん】
私は自分が製造に関わった商品を店頭で見るたびに励みになっています。メーカー系の企業研究であれば、どんな商品を作っているのか、その商品がどこで売っているのかによって、“身近なやりがい”の感じやすさは変わってくると思います。また、学生時代にいろいろな工場でアルバイトを経験しましたが、工場ごとに職場の雰囲気やスタッフ同士の距離感は違いました。職場見学などの機会に確かめることをおすすめします。

【大森さん】
私は畜産系を軸としていましたが、あえて福祉や自動車など異なる分野の企業研究も行いました。その中で興味をもった企業もありましたが、最終的に「やっぱり私は畜産関係で働きたい」と意思を再確認できたので、迷いがなくなったという点で良かったと思っています。職場見学の機会には世代や役職が異なる人と多く話すようにして、社風が自分に合うかを判断していました。

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異なる部署に所属する3人は先輩や上司のサポートを受けながら1年目から主体的に仕事を任されており、やりたいことにチャレンジできる社風は坂本産業の魅力といえる。

マイナビ編集部から

坂本産業では外食産業やスーパーなど量販店との取引、「ヨード卵・光」「しんたまご」などの大手ブランドからの製造委託に加え、自社オリジナルブランド「スリムe」も製造しており、市場の多様なニーズに適応した多種多様な卵を生産している。若手社員3人に入社のきっかけを聞いたところ、「卵」という身近な食材を扱っていることに興味をもったという点が共通していた。

毎日のように食べられる食材だからこそ、自分の仕事が消費者とつながっているというやりがいを感じやすく、その一方で、安心・安全な卵を届けることへの責任についても、3人はそれぞれの仕事を通じて感じているという。そしてもう1点、3人の話に共通していたのが職場内の良好な人間関係について。何でも質問しやすい温かな雰囲気や、部署の垣根をこえてチームワークのとれた働きやすさについて実体験から語ってくれた。

ヒナの育成から卵の出荷・販売まで一貫生産体制をとっていることは、社員の立場から見れば入社後のキャリアの選択肢が多様であるという点でメリットがある。「安全でおいしい卵」を安定して供給するという使命感や、やりがいを感じながら、キャリアを通じて食に多様な角度から関われるチャンスがある。坂本産業はそんな魅力的な企業だと感じられた取材だった。

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不足しがちなビタミンD・ビタミンEが豊富に含まれた「スリムe」、だし付きで手軽に食べられる「温泉たまご ポンちゃん」といったオリジナル商品の製造も手掛けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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