最終更新日:2026/7/14

(株)東ソー分析センター

業種

  • 試験・分析・測定

基本情報

本社
山口県

取材情報

先輩100人100の就活

研究で培った専門性を武器に。先輩たちそれぞれの進路選択。

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「分析」の仕事に辿り着いた企業選びの軸とは?

多彩な材料の分析で、お客様の研究開発や生産活動をサポートしている(株)東ソー分析センター。同社で活躍する先輩たちはどんな就活をし、最終的に選んだのか。現在の仕事内容や面白さなど、リアルな声を聞きました。

■用正 明輝さん
南陽事業部 解析グループ
2024年入社

■鈴木 康修さん
東京事業部 解析グループ
2023年入社

【用正さん】専門性が活きるフィールドを探し、分析技術の発展を支える現場へ。

大学院では分析科学研究室に所属し、PFOSやPFOAといった有機フッ素化合物の分析手法に関する研究を行っていました。液体中に含まれるフッ素の量を正確に測定するための分析技術を開発するもので、条件を検討しながら試行錯誤を重ねる日々でした。現在も、お客様からいただいたサンプルに含まれる元素の種類や量を分析する業務をしているため、研究内容と共通する部分が多いと感じています。

就活を本格的にスタートしたのは、修士1年の夏頃。まずは業界を絞らず、化学メーカーや製造業などの1dayインターンシップに参加しました。そこで自分にはこれまで研究してきた分析の仕事が一番合っていると気づき、専門分野に近い業界・企業を軸に就活を進めることにしました。

当社を知ったのは就職情報サイトがきっかけです。当社に足を運んだ際、実際に分析装置を見せてもらったのですが、大学の研究室には無かったような装置がたくさん並び、とてもワクワクしたことを覚えています。また、面接では研究内容について深く質問していただき、自分の専門性を理解してもらえたうえで評価していただいていると感じ、安心感がありました。さらに、借り上げ社宅制度など福利厚生が充実していたことも入社を決めた理由のひとつです。当社ではワンルームマンションを借り上げ社宅として利用でき、プライバシーを確保できる点が魅力でした。

今振り返ると、就活で苦労した点は研究との両立です。研究を続けながら企業研究や会社訪問、セミナーにも参加しなければならないため、時間的な余裕はほとんどありませんでした。そのため学内で開催される合同見学会やセミナーには積極的に参加し、移動時間を抑えながら効率的に情報収集することに努めていました。その結果、研究の集大成として修士論文もしっかりまとめることができ、納得のいく学生生活の締めくくりとなりました。

取材こぼれ話

「ひとつの研究だけに向き合う学生時代と違い、今はいろいろな分析を並行して行っています。入社当初は戸惑うこともありましたが、今はそこが面白いです」と用正さん。

【鈴木さん】幅広い業界を見たからこそ気づいた、分析という着地点。

大学では化学系の学部に在籍し、大学院では超伝導材料の結晶の研究を行っていました。簡単にいうと、宝石のような結晶を自分で育成し、その特性を分析・評価しながら研究に活かしていくものです。また課外活動ではDJサークルの部長を務めたほか、肉屋での量り売り、バーテンダー、お寺の清掃員、ティーチングアシスタントなど多彩なアルバイトも経験。研究・サークル・アルバイトと充実した学生生活を送っていました。

就活を意識したのは、学部3年生の頃です。大学院に進学するか就職するかで悩み、「働くならどんな仕事がしたいだろう」と考えながら企業研究を始めました。音楽が好きだったので音楽業界を調べてみたり、専門を活かせる化学メーカーを見たり、営業職にも興味を持ってチェックしたり。そのなかで専門性を武器にするなら院まで進んだほうが良いと感じ、進学を選択しました。

その後、本格的に就活を再開したのは修士1年の夏。研究活動では「結晶を作ること」と「分析すること」の両方に取り組んでいましたが、私は分析をすることのほうが面白いと感じたため、仕事にしても楽しいだろうなと考えました。そこで分析系の企業を中心に調べるなかで当社のことを知り、まずは会社見学に参加。その時、先輩社員から仕事の話だけではなく、日常の働き方や生活についても具体的に話を伺うことができた点が印象に残っています。特に、社員の皆さんが楽しそうに話されている姿から職場の雰囲気の良さが伝わり、ここで働きたいと感じました。

入社の最終的な決め手になったのは、仕事内容に加えて働く環境です。当社は勤務地が山口県・三重県・神奈川県の3拠点に限定されており、転勤の範囲が明確であることに安心感がありました。また、借り上げ社宅制度が充実している点も魅力のひとつ。実際に入社後は、家具付きの住居を会社が手配してくれ、駐車場の確保なども含めて非常に手厚くサポートしてもらえています。一人暮らしを始めるにあたり、不安がほとんどなかった点は大きな支えとなりました。

取材こぼれ話

「入社前後でのイメージのギャップはほとんどありません。仕事の面白さ、社風の良さ、福利厚生の充実度、すべて想像していたよりも満足しています」と鈴木さん。

学生時代の学びを土台に、分析化学分野のスペシャリストへと成長中。

【用正さん】
現在は総合化学メーカーのグループ企業から依頼を受け、新しい分析技術の構築に取り組んでいます。お客様の要望をヒアリングしながら分析方法を検討・開発し、最終的な成果につなげていく仕事です。大学院時代の研究内容と非常に近く、これまでの知識と経験をそのまま仕事に活かせていると感じています。また、学生時代は進捗報告会やプレゼンの機会も多く、自分の考えや研究成果をわかりやすく伝える力を培ってきました。これらは現在、お客様とコミュニケーションを取るうえでも役立っています。

昨年度は、一年かけて取り組んだ分析技術開発で成果を出すことができ、お客様から「よくやってくれた」と声をかけていただきました。このように、自分の構築した分析技術がお客様から評価され、さらに社会に貢献していると思うとやりがいを感じます。今後は自分の専門分野だけではなく、さまざまな分析機器や技術についての知見を広げていくことが目標です。幅広い視点から、より適切な解決方法を提案できる研究員になりたいですね。

【鈴木さん】
入社後は神奈川にある東京事業部・解析グループに配属され、電子顕微鏡を用いた結晶材料の分析を担当しています。実際に仕事をして驚いたのは、想像以上に研究色の強い仕事であること。分析業務が中心だと思っていましたが、1年単位で取り組む研究テーマもあり、大学院生時代と同じように仮説を立てながら考え、検証を重ねています。大学時代に学んだ結晶構造や分析技術はもちろん、高校で勉強した三角関数や微積分といった理系の知識を活用する場面もあり、すべての学びが今の仕事につながっています。

現在は研究に携わり、学会や勉強会への参加など成長できる環境も整っています。新しい知識を吸収しながら専門性を高めていけるのは面白く、やりがいでもありますね。直近の目標としては、年単位で進めている研究テーマの成果をカタチにすることです。そして、将来的にはさまざまな分析技術を駆使できる研究員を目指しています。

取材こぼれ話

分析結果や研究テーマについて意見を交わしながら、より良い解決策を検討。日頃から気軽に相談できる雰囲気があり、若手社員も積極的に意見を発信しています。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 用正 明輝さんが感じる職場の雰囲気
  • 鈴木 康修さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【用正さん】
企業研究の段階では業界や企業を絞らず、まずは幅広く調べることをおすすめします。私自身がそうだったように、さまざまな業界を見ることで自分に合うか合わないかがわかってきます。最終的に学生時代の専門分野に行き着いたとしても「なぜ選んだのか」説得力をもって説明できる点は大きなメリットです。また、私自身は実際に社会人になって、一緒に働く社員の人柄や人間関係がとても大事だと感じています。当社は上司や先輩とも気さくに話せる環境であり、働きやすいのが魅力。研究員は皆さんそれぞれに専門の道を通ってきた方々であるため、刺激をもらうことも多いですよ。

【鈴木さん】
理系出身者の方は、自分が取り組んできた研究と事業内容の関連性を調べてみてください。興味のある企業の製品や仕事内容に、研究内容をどう活かせるか当てはめながら考えていくと、仕事をしている自分のイメージが湧きやすいのではないでしょうか。また、私が入社後に良かったと感じた点は、テレワークやフレックス制度などさまざまな働き方があることです。例えば、台風があった時にはテレワークを活用する社員も多く、体調や予定に応じて柔軟に勤務時間を調整することもあります。インターンシップや企業見学会に参加した際は、こうした働き方も先輩から聞けると良いですね。

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業界や企業ごとの違いを知ることが、自分に合う会社を見つける近道。実際に働いてからの視点も含め、企業研究のアドバイスを語っていただいた。

マイナビ編集部から

無機材料、有機材料、電子材料、高分子材料、バイオ関係材料など、あらゆる物質に対する分析業務を手がける(株)東ソー分析センター。総合化学メーカーのグループ企業として分析部門を担い、高い技術サービスを提供し、社会に貢献している会社だ。今回は、解析グループで総合職研究員として活躍する先輩社員2名に、それぞれの就活時の話を伺った。研究職を目指して企業研究を進める理系の学生にとって、大いに参考になったのではないだろうか。

特に印象的だった点は、福利厚生や各種制度が整備されていることである。例えば借り上げ社宅制度は、初めて一人暮らしをする人にとっても心強い制度であり、ワンルームで暮らせるうえ、月々の家賃負担額も抑えられている。取材対象者の用正さんと鈴木さんも「選社理由のひとつになった」と語っていた。また、完全週休2日制で年間休日は120日以上とされており、テレワークやフレックスタイム制度があるなど、柔軟な働き方に対応した制度も導入されている。さらに、資格取得支援や自己啓発支援といった社員の成長をサポートする制度があり、専門性を高めていける点も魅力。研究開発業務に携わりながら、論文発表を目指す機会があることも特徴のひとつである。

分析分野の研究開発に興味がある人は、先輩2名のアドバイスを参考に、まずは企業研究で深掘りしてみてほしいと感じた取材であった。

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今年度は「無機超微量分析」、「有機構造解析」、「高分子物性」、「バイオ分析」に重点を置き、さらに新規分析法の開発にも力を入れているという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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