最終更新日:2026/7/7

古郡建設(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 建材・エクステリア
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

丁寧な教育制度で新人を育て、独自のブランディング活動で会社の魅力をアピール!

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3人の先輩社員が語る、古郡建設ならではの仕組みと制度

埼玉県を基盤に数多くの実績を積み上げてきた古郡建設。同社は将来の発展を見越し、社員の働き方を改善するさまざまな制度改革を行ってきた。同じ現場に勤務する3人の施工管理者に、その内容と効果を尋ねてみた。

大平 翼さん(写真右)
建築部/2013年入社

堀田 有紀乃さん(写真中央)
建築部/2017年入社

田中 佑弥さん(写真左)
建築部/2021年入社

この10年で大きく改善した教育・研修制度。対外的な評価も大幅にアップ!

私は施工管理者を目指し、工業高校の建築科で建設土木の基礎を学びました。当社を選んだ理由は、工場、病院、学校など、幅広い建物を手掛けているから。「この会社なら多彩な仕事を通じて早く一人前になれる」と思ったのです。
今は埼玉県にある児童相談所の新築工事を担当し、その現場代理人(所長)を務めています。現場の社員は堀田さんと田中さんを含めて計5人。多いときは30人ほどの職人さんたちが工事作業にあたっています。

この10年で、社員の働き方や教育・研修制度は大きく変わりました。私が入社した当時は、研修先とは別の先輩社員が、教育担当として研修現場にきて指導してくれました。第三者の立場で教えてくれるので、現場の状況に左右されず、その結果、新入社員は学ぶべきことを確実に身に付けることができました。
ただ、その後の10年は特定の先輩がつかない集団教育の形に変更。教える効率は良くなりましたが、その一方で、新入社員から「現場に出るのが不安」という声が出てきたのです。そこで、人事担当と私たち現場の社員が教育方針を再考。今は、以前の内容を取り入れたブラザー・シスター制度を導入しています。

私が入社した頃は20代の社員がほとんどおらず、仕事は年齢の離れた先輩社員から学ぶしかありませんでした。悩みがあってもなかなか口に出せない環境でしたが、若い社員が増えた今は全く違います。先輩にも気軽に相談できるし、同期は仲間であるとともに、いい意味でライバルにもなっている。働く環境は格段に良くなりました。

もう一つ大きく変わった点は、対外的なアピールに力を入れるようになったこと。SNSを使った広報活動にはじまり、環境美化や省エネ活動に代表されるSDGsへの取り組み、そうした活動を外部に伝えるブランディング活動などがその実例です。
わかりやすい例は献血協力活動です。10年前から取り組んでいましたが、コロナ禍で献血者が減ったことを社長が危惧し、昨年春に地域住民に向けた献血イベントを開催。本社に献血車と献血推進キャラクターを迎え、新入社員もイベントスタッフとして協力しました。このイベントは既に3回実施し、早くも地元に根付き始めています。
このように、未来へ向けた変化を恐れず、さまざまなことに挑戦するのが当社の社風。私自身も、今後はより大きな建物の施工に挑戦したいと思っています。
(大平さん)

ここが古郡建設の魅力です!

「若い人にチャンスが与えられることです。結果を残せば入社後5年目くらいで所長を任せてもらえます。私も24歳で所長になりました」(大平さん)

2人の子育てと現場仕事を両立。女性施工管理者のロールモデルになりたい

大学で土木と建築の両方を勉強し、企業研究は施工管理職に的を絞って進めていきました。入社の決め手は当社の親しみやすい雰囲気でした。出会った人たちが皆優しく、とても話しやすかったのです。
とはいえ学生時代に運動をしていたわけではなかったので、夏は暑く、冬は寒い現場仕事はかなりこたえました。印象に残っているのは、2年目に経験した深谷市にある公民館。自分で施工図を描いた現場なので、難しかったと同時に仕事の幅が広がっていく面白さがありました。

ちょうどその頃です。私は最初の子どもを妊娠、出産したので産休・育休を取得。続いて第2子を出産し、会社に戻る間もなく2度目の産休・育休に入りました。つまり、入社2年目の3月から4年目の5月まで、合計2年と2カ月間、会社の仕事を離れることになったのです。
当社で施工管理職の女性社員は私を含めて2人だけ。前例がないので不安でした。産休・育休取得後に復職する予定でしたが、その申請方法すらよくわからなかったのです。実際は総務が丁寧に教えてくれ、社内の制度が整っていることを実感しました。

周囲の先輩たちの手厚いフォローにも感謝しています。臨月ギリギリだったので無理せず働けるよう、書類作成などの屋内業務に専念させてくれたのです。私も休暇中は仕事を忘れたくなかったので、子育てをしながら2級建築施工管理技士の資格を取得。会社ともまめに連絡を取っていました。
復職後は朝9時から夕方4時までの時短勤務。当社は会社が率先して育児と仕事の両立を支援しているので、私もさまざまな恩恵を受けています。例えば、今配属されている現場は自宅から近く、人数が多いので私が早退したときは、他の社員がフォローしてくれています。また、終了時間が読みにくい本社での会議も免除されています。

メンバーではありませんが、私は当社のブランディング活動にも間接的に協力しています。女性の現場監督は業界でも少ないので、ネットや雑誌などのメディアに露出するときは、私がモデルになることが多いです。
出産と育児でやや回り道することにはなりましたが、「いつか現場代理人(所長)になりたい」という気持ちは入社時から変わりません。今は“育児と仕事を両立させた先輩社員”として後に続く新入社員のロールモデルになり、自分流の働き方を見つけていきたいと考えています。
(堀田さん)

ここが古郡建設の魅力です!

「一人ひとりの社員を大切にしてくれること。たまに本社に顔を出したときも必ず誰かが話しかけてくれて、会社の雰囲気の良さを感じます」(堀田さん)

ブラザー・シスター制度と段階を経た研修制度で、不安なく施工現場に入れました

父親が大工をしていることから、子どもの頃から建築に興味を抱いていました。当社との出会いは、工業高校時代に見学した深谷市の新庁舎。施工を手掛けたのが当社で、そこで働いている若い社員の姿がとてもカッコよく見えたのです。
当社の大きな特徴に、4月から9月の半年間にわたって行われる現場研修があります。中心にあるのは、2020年度から導入されたブラザー・シスター制度。年齢の近い先輩社員が専任で新入社員の指導役となり、仕事の進め方や考え方を教えてくれるのです。実際の研修現場とは別に、1カ月に2回はブラザーやシスターの現場に行って研修と面談を受ける仕組み。私のブラザーは4歳上の先輩でした。

現場研修自体にも工夫がありました。最初の4カ月は同期の6人が同じ現場で学ぶのですが、最後の2カ月は2人ずつに分かれて配属先の業務を学ぶのです。実際の現場は少人数で回すので、大人数で学んだ直後に配属現場に入ると、新入社員はどうしても心細くなります。段階を設けた現場研修は、早期の自立を考えた上での配慮でした。
私の場合、最初の2カ月は土木の現場で、広大なアウトレットパークの造成工事と道路工事を経験。ここでは測量器の使い方、図面の見方、丁張(工事の基準となる目印)のかけ方などを学びました。続く2カ月は建築の現場研修です。先の土木現場に建つ複合施設の工事に、基礎段階から参加。打設するコンクリートの数量計算、掘削のための測量、朝礼の司会などを経験しました。覚えることが多く大変でしたが、この4カ月は毎日が新鮮で、あっという間に過ぎたという印象です。

最後の2カ月は仕上げの現場研修で、建築部の私は高校の改修工事を経験。新人は2人だけなので、現場は本配属後の形とほぼ同じです。仕事内容はより細かくなり、一気に理解が進みました。
半年間の研修を通じて私が学んだのは、全ての建物は大勢の人々が関わってできているということです。施工管理は職人さんと力を合わせて建物を造っていくので、何よりもコミュニケーションが大切。本配属後の現場でも、常にそのことを意識しながら仕事にあたっています。

今の現場でもコンクリートの材質や打ち継ぎの処理など、私は毎日多くのことを学んでいます。将来の目標は、頼りにされる現場監督になること。これからも現場経験を積み、一歩一歩成長していきたいと思っています。
(田中さん)

ここが古郡建設の魅力です!

「社員だけでなく協力会社の職人さんにも若い人が多く、話しやすいです。研修期間が長いので、配属先が分かれても同期の仲間と仲がいいですよ」(田中さん)

企業研究のポイント

学生の皆さんへのアドバイスとして第一に挙げたいのは、さまざまな業界、さまざまな会社を自分の目でしっかり見ることです。そこで注目すべきは、その会社が自社のいいところだけでなく、不都合な部分も隠さずに伝えてくれるかどうか。自社に課題があることを認め、それをどのように改善しようとしているかまで明らかにしてくれるなら、会社を見ていく上でとても有意義な判断基準となるでしょう。

例えば、かつての当社は離職率の高さに悩んでいました。それを克服するために多くの社内改革を実施し、今も改善努力を続けています。学生さんにそのことを正直に伝えた結果、課題だった離職率は大幅に低くなりました。入社後のミスマッチを防ぐ意味でも、自社の課題や改善点を正直に話してくれる会社を重視すべきだと思います。

また、新入社員にとっては入社後にどのような人と一緒に働くかが重要ポイント。企業研究の際は会社見学などで働いている人の表情がイキイキとしているか、動作がキビキビとしているかなど、一挙手一投足に注目しましょう。当社の場合はオンライン見学でも私たち人事担当者が施工現場へ行き、タブレットを使って現場スタッフの表情をつぶさに見せています。施工管理は現場から学ぶ仕事。少しでも多く、リアルな情報を入手することをおすすめします。
(デザインマネジメント部)

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人事担当を行っているデザインマネジメント部の皆さん。同部は人事・広報・デザインの各活動を担う経営企画室のような役割を果たしている。

マイナビ編集部から

古郡建設は、埼玉県の深谷市に本社を置く地域密着型の総合建設企業。100年を超える歴史を持つだけに、地元企業や地域の人々からの信頼は厚い。伝統を大切にする同社だが、最大の特徴はその柔軟な企業姿勢にある。背景にあるのは、200年先、300年先を見据えた社長の企業ビジョン。会社の未来像を具体化するため、2017年から独自のブランディング活動をスタートさせたのだ。

活動の中心にあるのは、社会的にも注目度の高いSDGsと健康経営への取り組み。ポイントは社員がそれらを会社事ではなく自分事として捉えていることで、例えば現場で発生する廃材を可能な限り再利用に回し、昼休み時の全消灯も怠らない。また、昨年改修を終えた本社のスポーツジムでは、就業後に多くの社員が汗を流している。ユニークなのは、視察の受入れを行い、こうした活動の内容を他社に紹介していること。異業種との接点は、新たな仕事を生むきっかけにもなっている。

ブランディング活動の結果、同社の離職率は1/3以下に激減した。会社の全体像が外からわかるようになったことで応募者の理解も進み、入社後のミスマッチも減ったという。中規模の建設業で、ここまでブランディングに力を入れている企業は極めて珍しい。進むべき方向を明確に示す同社の姿勢は、多くの学生に支持されることだろう。

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古郡栄一社長(前列左端)と、ブランディング活動に取り組んでいる若手社員の皆さん。活動の手始めに、会社のロゴマークやユニフォームをチェンジした。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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