最終更新日:2026/8/3

TMTマシナリー(株)

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • 精密機器
  • 繊維

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

機械設計の一連の流れを担当。技術者として挑戦し続けたい一生の仕事がここに!

  • 機械系 専攻の先輩

PHOTO

設計職として活躍する先輩社員にインタビュー

ポリエステルやナイロンといった合成繊維の糸を生み出す製造機械を提供し、世界中の「衣」を支えるTMTマシナリー。今回はそこで働くK・Yさんに仕事内容ややりがい、同社で働く魅力について詳しくお話を聞きました。

■K・Y
技術本部 技術部 ワインダー設計グループ
2015年入社
理工学部 機械システム工学科卒

構想から評価・納入まで全てのプロセスを担う。だから、多くを学び、成長できる

2015年の入社以来、技術部に所属し、ワインダーと呼ばれる糸を巻き取る機械の設計を行っています。ワインダーは巻き取る糸の用途によって、衣料用、産業資材用、弾性糸用(伸縮性のある糸)に分かれており、私は衣料用ワインダーの機械設計を担当しています。設計は機械・電気の両面から進められ、制御設計チームと連携しながら仕様を固めていきます。当社の製品は、お客様の求めるさまざまな要件を実現するオーダーメイドが基本。そのため、これまでにない新しいアイデアを取り入れた機構を設計することもあり、私たち設計職は構想・設計・試作・評価(フィールドテスト)、さらには納入まで、一連の流れを担当します。

評価は、私が在籍している京都テクニカルセンターに併設された試験室で行いますが、それに加えて、お客様の工場に出向き、実際の使用環境下でも行います。糸は非常に繊細で機械の操業環境や工場の状況に結果が左右されることも多く、現場での確認が非常に重要です。自分の設計した製品が、どのような場所で、どう使用されているかを見ることができるのはとても貴重なこと。設計して終わりではなく、評価まで関わることで、設計がうまくいった理由や不具合が起こった要因を自分の目で直接確かめることができるのも、設計職としての学びや成長につながると感じています。

このように、自分が担当する案件の全てに責任を持って関わることで、実践を通して知識と技術を身につけることができます。実は私が入社を決めた一番の理由も、この点に魅力を感じたから。大手では分業体制を取っていることが多いと聞きましたが、当社では、機械設計の一連の流れに携わることができると聞き、それが面白そうだと感じたのです。もちろん、任される仕事の幅が広い分、学ぶべきことも多くなりますが、知らないことを知るのはとても楽しく、やりがいを持って働くことができています。

取材のこぼれ話

私が今着ている服に使われている糸も、当社の機械を使って生み出されたものかもしれません。その可能性は非常に高く、とても誇らしいことだと思っています。

要望の真意を捉え、問題を根本から解決する。それが設計者としてのこだわり

設計をする上で私が心がけているのは、お客様の真意を捉えること。私たちの仕事は、お客様と営業担当の間で仕様を決定し、その仕様をもとに私たちが設計を始めるというケースが多いのですが、中には仕様の打合せから同席することもあります。その際、「ここをこうしてほしい」と具体的に伝えられることもあるのですが、私はそれをそのまま形にするのではなく、何に困っていてなぜそうしたいのか、その真意を汲み取り、設計に活かすようにしています。なぜなら、要望の本質を探らずに、言われたことをするだけでは根本の問題が解決せず、また別の要望が発生してしまうこともあるからです。機械設計のプロとして、本質を探り、真意を捉えることで、もっと簡単で費用を抑えた解決方法など、お客様が想像もしていなかった別の答えが見つかることもあります。真意をはっきり捉えることは、最善の解決法を最短で見出し、工程をスムーズにするだけでなく、それがお客様の製品のあるべき姿にもつながっていくと私は思っています。

前段で述べたお客様先での評価も、お客様との直接のコミュニケーションを通して真意を捉える貴重な機会の一つです。評価は一度でうまくいくことはほとんどなく、設計をし、テストをし、その結果をもとに設計を修正し、再度テストをする、その繰り返しでようやく完成にたどり着きます。そのプロセスの中でお客様の真意が徐々に浮かび上がってくることもありますし、粘り強く対応を続けてお客様との間に信頼関係を構築できれば、次にご依頼をいただいたときには、より真意を捉えやすくなるのです。その積み重ねが当社の技術力や製品力への評価となり、ひいては企業価値の向上にもつながっているのだと感じています。また、一人の技術者として、それが達成できた時の達成感ややりがいは他にはありませんね。

取材のこぼれ話

海外のお客様の案件を担当すれば、海外出張に行くこともあります。初めは上司や先輩と一緒ですし、現地では通訳がつくので語学の面でも安心です。

知らないことも知りたいこともまだまだある。10年経っても学びの連続

数年前、弾性糸用から衣料用のワインダーに担当を移ったのは、知識の幅を広げるために別の機種を経験したいと自ら手を挙げたから。機種が変わったことで、より多くの知識を得ることができましたが、それでもまだ知らないことがたくさんあると感じています。これは私の感覚ですが、当社の設計において必要な知識を全て習得した状態を10とするなら、今の私はまだ4くらいだと思います。当社の製品はオーダーメイドのため、製品ごとに要件定義も使われている技術も異なり、学ぶべきことが無限にあるからです。まだまだ先は長く、定年までに全てを習得できるのか、今はそれさえもわかりませんが、今後もいろいろな案件に臆せず挑戦することで知識と技術を蓄積し、少しずつ10に近づいていけたらと思っています。

それと併せて、会社の教育制度を利用したり、時には外部の研修や講習にも参加しながら、資格の取得などにも積極的に取り組んでいくつもりです。これまで参加した研修・講習の中で最も実践で活かせているのは、機械安全についての講習です。講習では「人はミスをするもの」という前提のもと、万一ミスをしても安全を守ることができる機械安全の考え方を徹底的に学び、それ以来、その対策を必ず設計に組み込むようにしています。私たちが設計しているのは、お客様先の工場に直接納める機械で、なおかつ当社は世界シェアNo. 1を目指す企業ですから、品質や安全性について意識するのは当然のことで、それが設計者としての信念にもなっています。これからもこの信念を貫き、お客様だけでなく、社内のメンバーからも「ワインダーの設計ならYに任せておけば安心」と言われるような信頼される設計者になることが、今の私の目標です。

取材のこぼれ話

無料で使えるeラーニングは3000コース以上。通信教育補助金や資格取得報奨金もあり、学びたいという意欲や好奇心にしっかりと応えてくれるところも当社の魅力です。

企業研究のポイント

企業研究を進める上で最初に行ってほしいのは、少しでも興味が持てる会社を集めて、それらを見比べること。いろいろと見比べてみると、どんな商材を扱いたいのか、どんな環境で仕事がしたいのか、自分が望む傾向がわかってくるはずです。

特に理系の皆さんは、学生時代に学んだ自分の専門分野を活かしたいと考える人が多いでしょうし、それを軸に会社を選ぶのも一つの方法ですが、私自身はそれほどこだわらなくても良いと思っています。なぜなら、当社で技術者として活躍している社員の仕事内容が、学生時代の専攻と必ずしも直結しているわけではないからです。ただ、それは入社後、一から学べる制度と環境があるからで、だからこそ、企業選びの際には、新入社員研修や経験を重ねた中堅層の研修、外部研修への参加状況など、学びの制度がどう整っているか、どれだけ活用されているかをしっかりと確かめてほしいと思います。

会社見学会やインターンシップなどで会社を訪問したら、できれば休憩室や談話室など、社員がリラックスして過ごす場所も見学してください。社員同士のやり取りや雰囲気を見れば、ある程度社風も掴めると思いますよ。
(技術本部技術部 ワインダー設計グループ K・Y)

PHOTO
「仕事内容だけでなく、どんな場所で、どんな先輩と、どういう関係性の中で働くのかも大切。気になる企業があれば、必ず足を運んで自分の目で確かめましょう」とK・Yさん。

マイナビ編集部から

東レエンジニアリング、村田機械、帝人製機(現ナブテスコ)の共同出資によって誕生し、ポリエステルやナイロンといった「合成繊維の糸を製造する機械」を提供するTMTマシナリー。そこで世界No. 1のシェアを目指し、今なおその技術を磨き続けているのが、取材に協力してくれたK・Yさんのような技術者たち。

K・Yさん自身も入社後、専門知識を一から身につけ、今やワインダー設計の主力メンバーとして活躍している。そうした活躍を後押しするのが、あたたかい社風とチームワーク。「チームのメンバーは、どんなに忙しくても困っている仲間がいれば自分のことのように考え、一緒に答えを探してくれます」とK・Yさんも話してくれたが、いずれの部署も先輩後輩の垣根が低く、人間関係は良好。働きやすい環境をつくるための福利厚生も充実しており、たとえば、社員旅行は北海道や沖縄など、人気の高い行き先が選ばれ、大半の社員が参加するそう。2020年に完成した社宅(独身寮)も入社から3年間は月1万円で入居でき、若手のうちから生活を安定させることができると好評だ。また、育児休業の取得も進んでいるほか、有給の取得日数も年間15日以上を推奨。勤続10年ごとに休暇と旅行クーポンがもらえるリフレッシュ休暇も評判が良いという。技術は人がつくるもの。だから、人を大切にし、制度や環境面からも人が居心地良くいられる職場をつくる――そんな同社の信念を、取材を通して強く感じた。

PHOTO
仕事で関わることが少ない部署の人たちと交流できる社内イベントも豊富。社員旅行は希望者のみだが大半の社員が参加し、部署の枠を超えた人間関係を築いているという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. TMTマシナリー(株)の取材情報