最終更新日:2026/6/1

三菱重工機械システム(株)【三菱重工グループ】

業種

  • 機械
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

記事で読む社会科見学

品質保証、生産技術、アフターサービス。イノベーションはチームワークから生まれる!

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社会を支えるのは多彩なノウハウと知見、チャレンジ

モノづくりといえば設計をイメージする方が多いかもしれませんが、実際には多彩な技術とノウハウが必要。各部門で活躍する先輩たちの仕事が、さまざまな社会インフラを支えていることをお伝えします。

■伊藤 貴徳さん(右)
設備インフラ事業本部 品質保証部 機械装置品質保証課 1チーム

■小野 拓未さん(中央)
設備インフラ事業本部 生産推進部 生産管理一課 受注品管理チーム

■田村 修平さん(左)
設備インフラ事業本部 カスタマー・リレーション部 神戸業務見積管理課 2チーム

【品質保証】スポーツ文化施設や試験装置など/厳しい目線とコミュニケーションが品質を守る

●我々の検査業務
私が担当している製品は、スポーツ文化施設と試験装置で、これらの製品は自社で設計を行い、製造は外部のメーカーに委託しています。「品質保証」と聞いてイメージするのは「完成品の検査」かもしれません。私の業務は、メーカーの工場や設置場所に赴き、検査要領書を確認しながら、検査に立ち会うこと、あるいはお客さまに検査内容や結果を説明することも「品質保証」の業務の1つです。

●区切りごとに喜びを積み重ねて
製造を委託しているメーカーの立会検査時には、品質管理の観点から厳しくチェックを行い、基準を満たしていない場合は「これではだめです。」と明確に指摘をします。指摘する際は、相手の立場を尊重しながら建設的かつ円滑なコミュニケーションを図り、信頼関係の構築を大切にしています。協力的な姿勢で問題解決に取り組み、お客さまにとってよりよい製品の提供を目指しています。

品質保証は設計と違い、「完成した!」という達成感を味わう場面は少ないかもしれません。それでも1つの工事が終わるたび、メーカーから「助かりましたわ~」と言っていただけるのはうれしいこと。小さな一区切りごとに喜びを感じられるのが品質保証の魅力といえます。

●間接的に確かな品質を届ける仕事
私が担当するスポーツ文化施設の部品製作や、サイレンサー(航空機のエンジン試験用の建屋)などの試験装置の改修・メンテナンス工事では、製品のエンドユーザーさまと直接関わることは少ないです。それでもこの装置を使って試験をする人がいること、大勢のお客さまが施設で楽しまれることを想像すると、自分の仕事が間接的に役に立ち、社会に貢献できていると感じます。

「エスコンフィールドHOKKAIDO(発注元:大林組)」の可動屋根の駆動装置の品質保証を担当したときは、工場での部品製作までを見届けました。現地工事に関わることはありませんでしたが、勤続10年でいただけるリフレッシュ休暇を利用して北海道旅行へ。まだ寒い時期で残念ながら屋根は閉まったままでしたが、中に入って見渡したときには「これだけの設備に関わったのか」と感慨深くなりましたね。

今後は後輩の育成など、管理職としての業務も増えてくるので、私が学んだこと、当社が社会で果たしている役割についても伝えていきたいと思っています。(伊藤さん)

当社の魅力ポイントはココ!

「1つの会社でこれだけ多くの製品を扱っているところはなかなかない。いろんな技術を経験できる」と伊藤さん。それらの品質を管理する仕事にやりがいを感じている。

【生産管理・生産技術】車の風洞試験設備、油圧機器、宇宙関連など/より効率的な生産の仕組みを考える

●生産を支える2つの業務
設計が図面を完成させると、国内外の自社工場や委託先の工場で製造が始まります。ここからが私の仕事で、主に2つの業務に携わっています。

1つ目は生産管理で、社内部署に対する図面出図や発注の進捗管理、ビジネスパートナーに対するモノづくりの進捗管理に加え、プロジェクトが円滑に進むよう社内外の調整を行います。現在、自動車の風洞試験(空気の流れを再現・観測する設備)や宇宙関連の設備のプロジェクトが進行中です。

2つ目が生産技術で、社内設計が出図した図面を製造の観点からレビューし、最適な方法を導き出します。ほかにも生産効率や品質を維持・向上させるための設備導入なども行っています。私が担当しているのは油圧機器。自社工場やライセンス生産をしている工場など、国内外の生産拠点を支え、ときには新製品の開発にも携わります。

●自分の考えが形になっていく
生産技術として関わる場合は、生産計画を一から立てて進めていきます。自分の考えたことが形になっていくのはうれしいものです。当社の製品を中国のメーカーにライセンス生産していただくことになったときは、工場の立ち上げから携わりました。そのメーカーとの取引は初めてではなかったものの、当社の製品に関する知識は乏しい状態からスタート。言葉の壁にもぶつかり、こちらの意図がなかなか伝わらず苦労しました。ちょうど新型コロナが流行し始めた年で、思い通りに現地に行けなかったことも障壁になったと思います。それでも最終的には、予定通りに生産を始めることができました。この中国の工場で製造した油圧機械は、舶用で使われているんですよ。

●社会インフラの担い手として
風洞設備や油圧機器などは一般的な認知度は高くありませんが、いずれも社会インフラを支えているもの。その仕事に携われる喜びがありますね。また、ロケットはかなり特殊な製品。その生産管理に携わることができるのは貴重な経験です。

伊藤さんと同様、私も後輩が同じ部署に加わり、指導員をすることになりました。技術を伝承していくことも大切な仕事。生産技術者としての知見を深めつつ、人材育成にもしっかりと取り組んでいきたいですね。(小野さん)

当社の魅力ポイントはココ!

「製品も事業所も多いということは、多様なバックグラウンドを持つ人が集まっているということ。培ってきた文化もいろいろで、刺激を受けながら学んでいます」と小野さん。

【アフターサービス】ペットボトルなどの飲料充填機/工場の稼働を支え、安全でおいしい飲料を世の中に

●全国の工場の稼働をサポート
私が携わっているのは、コンビニやスーパー、自動販売機などで販売されているペットボトル、缶飲料などの充填機。大手飲料メーカーで稼働を始めた後のアフターサービスに携わっています。主な業務は、機械の劣化に伴う部品交換や、改良工事の際に必要な部品の見積書の作成です。営業から依頼を受けたら、外部の部品メーカーに見積もりを出していただき、それをもとに見積書を作成。全国の工場から寄せられる見積もり依頼は、月に100件以上になります。利益が確保できるよう、適切な金額に設定することが重要です。

●大手飲料メーカーのオーバーホールを1人で
入社して3年が経ち、自分の成長を感じることも増えました。相手の立場で考えられるようになったこともその1つ。部品メーカーから見積もりが届いたものの、部品の取り付け箇所が不明なことがありました。このまま見積もりを出せば、営業もお客さまも困ってしまいます。そこで取り付け箇所がわかる図面をメーカーに提供していただき、見積書に添付して営業に提出。営業の方から「成長したな!」と褒められたときはうれしかったですね。

大手飲料メーカーは生産が集中する夏を避け、毎年冬にオーバーホールを実施しています。億単位の費用をかけて行う大がかりなオーバーホールを任されたのも3年目。部品メーカーにはゆとりを持って納品してもらえるよう連絡し、現場での作業を担当している重機メーカーにも日程を連絡。事前の調整が大変でしたが、始めから終わりまで、オーバーホールのすべてを自分の力でやり遂げ、大きな達成感を得ることができました。

●安全でおいしい飲料の提供!
多くの人々がドリンクを安全に、おいしく飲めているのは当社のアフターサービスがしっかりしているから。そう思うと誇らしいですね。私自身も仕事で携わった工場で生産された飲料をよく飲んでいます。取り扱っている製品の1つとして無菌充填機があります。衛生的な環境で製造するため、品質の安定化に繋がっています。

成長を実感する一方で、これまでの3年間は自分のことで精一杯でした。少しずつ余裕が出てきたので、これからは周囲の状況も見て、サポートもしていけたらと思っています。(田村さん)

当社の魅力ポイントはココ!

田村さんが感じる同社の魅力は、業務改善に積極的な社風。「AIを取り入れたり、業務効率の向上が図れるアプリも活用。改善しようという意欲がどの部署にも溢れています」

企業研究のポイント

私はこれといってやりたいことが決まっていなかったので、深く考えずいろんな説明会に参加していました。さまざまな企業を見る中で「福利厚生の充実した環境がいい」と方向性が定まっていきました。

私の就職活動はコロナの真っ只中で、一度も会社を訪問することなく入社が決定。入社前は「先輩はどんな人なんだろう? 怒られたり、飲み会で無理に飲まされたりしないかな」と不安に思っていましたが、実際には全然違っていました。優しい方ばかりで、飲み会では「好きなものを飲んでね」と言ってくれます(笑)。

最初はビジネス用語を使っての電話やメールに慣れず、苦労もありました。上司に件名の入力を忘れてメールを送ってしまったとき、上司が「自分もよくやる。田村さんも気をつけて。」と、私が必要以上に落ち込まないように配慮してくださったことも。そんな社風も皆さんに知ってほしいです。

何を大事にするかは人によりますが、福利厚生は大切だと今も感じています。当社は有休が取りやすく、残業も少ないのでプライベートを大切にしながら働けます。私自身はテニススクールに通ったり、料理にも挑戦したり。最近、ビーフストロガノフを作れるようになりました。

皆さんもいろいろな職業、会社を調べて、やりたいことや働きたい環境を絞り込んでください。たくさんの会社を知れば知るほど、自分の軸で比べることができるようになりますよ。
(田村さん/2022年入社)

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社内外の仲間やビジネスパートナーに「いかに伝えるか」がプロジェクトを左右する。コミュニケーション力が発揮できる環境で、協力しながら進めていく喜びもある。

マイナビ編集部から

さまざまなモノづくりに関わる先輩たちに話を聞いたが、同社が扱う製品はここでは紹介しきれないほど幅広い。高速道路などにおける料金収受システム、飲料充填機械、文化・スポーツ施設における舞台装置、紙工機械(段ボールを作る機械)など数多くの製品を納めることで、私たちの安心安全な暮らしを支え守っている。同社ほど、多様な分野に技術を提供しているエンジニアリング企業は珍しいだろう。

先輩社員も言及しているが、福利厚生が充実している点も要チェックだ。有給休暇が取りやすく、全社員平均の消化率も80%と高い。若手社員も有効に利用し、プライベートを充実させている。
三菱重工グループというバックボーンを最大限に活かしつつ、独自のパーパスを掲げ、丁寧に人を育てていることにも注目してほしい。同社の社員たちは恵まれた環境で着実に成長を遂げ、それぞれの部門でモノづくりに携わっている。1人で黙々と仕事に向き合う瞬間もあるが、最終的には各部署の力が合わさって同社のプロジェクトは完成する。そんな環境に喜びを感じる人なら、同社で活躍できるのではないかと思った。

同社では入社1年目の社員が業務における論文を作成し、発表する。田村さんはクラウド型の業務システム開発アプリで、仕事に役立つアプリを作成。それが今も使われているという。2年間の手厚いOJT研修も含め、若手を育てる環境が整っていることも魅力である。

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写真は一例だが、同社を知れば「こんなに多くの製品に関わっている のか」と驚くはず。社員も個性豊かで、自分のポリシーを持っているエンジニ アが多い。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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