最終更新日:2026/7/7

(株)内海機械

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • 金属製品
  • 半導体・電子・電気機器
  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
広島県

取材情報

経営者の視点

AI時代に価値を高める、“考える多能工”を育てる現場

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DXと人材育成で未来の製造業を切り拓く

■代表取締役 内海 和浩さん

「ぶっちぎりの短納期」を掲げ、日本の製造業のスピードと品質に革新をもたらしてきた(株)内海機械。近年ではAIやIoTを活用したスマートファクトリー化も推進し、全国から年間100組以上の企業・研究機関が視察に訪れている。しかし、同社が本当に大切にしているのは「人の力」だ。多能工育成や改善活動を通して、“考えて動ける人材”を育て続ける同社。その背景には、「AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使いこなす側になる」という明確な想いがあった。

「戦闘力」を高め続ける、進化型スマートファクトリー

広島県府中市に本社を構える(株)内海機械は、「ぶっちぎりの短納期」を掲げ、全国の製造業関係者から注目を集める企業だ。近年ではIoTやAIを積極的に導入し、工場全体のスマートファクトリー化を推進。年間100組以上の企業・研究機関が視察に訪れる"モデル工場"として知られている。

2025年には新工場が稼働し、生産領域もさらに拡大。内海社長は、この1年を振り返り、「品質も満足度も"ぶっちぎり"を目指すことで、会社の戦闘力がさらに上がった」と語る。その言葉通り、現在では各業界を代表する大手企業の関係者も見学に訪れるようになり、同社への注目度はますます高まっている。

しかし、同社が強みとしているのは設備力だけではない。社長は「会社の戦闘力は、社員の戦闘力が上がらないと高まらない」と語り、その根底には"人材育成"への強いこだわりがある。実際、現場では5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)や3定(定品・定位置・定量)の徹底により、誰もが働きやすい環境づくりが進められている。

特に印象的なのは、「改善」が当たり前の文化として根づいている点だ。たとえば、「物の置き方を変える」「導線を短縮する」といった小さな提案でも、改善内容を写真付きで共有し、全社員で情報を可視化。こうした積み重ねが、生産性向上や短納期対応へとつながっている。社長は「塵も積もれば大きな力になる」と語り、日々の小さな気づきを何より大切にしている。

同社がもう一つ重視しているのが、AIやDXの積極的な活用だ。近年、「AIに仕事を奪われるのではないか」という不安がしばしば語られるが、この点に関する内海社長の考えは極めて明快。「AIに仕事を奪われる側ではなく、AIを使いこなす側にいることが重要」──換気扇の自動制御や見積もりの自動化、稼働状況の見える化など、社長自らが先頭に立って新技術を取り入れ続けている。時代の変化を先読みし、技術を武器として使いこなしていく姿勢こそが、全国から注目を集める理由の一つだ。

全国から注目を集める当社の魅力!

「会社の戦闘力は、社員の戦闘力が上がらないと高まらない」と、内海社長。人材育成を核に、新工場稼働でさらなる進化を遂げた同社に、一層の注目が集まっている。

「考える力」を育てる、多能工育成の仕組み

同社の人材育成で特徴的なのが、多能工育成への徹底した取り組みだ。製造現場の一部だけを担当するのではなく、工程全体を理解しながら幅広い技術を身につけていく。その結果、特定の人に業務負荷が偏りにくく、急なトラブルにも柔軟に対応できる強い組織が生まれている。

社長は多能工の魅力について、「あらゆる業務をこなせるようになると、仕事は一層楽しくなる」と語る。目の前の業務にとどまらず、日々挑戦を重ねながらスキルを磨いていくことの大切さ、そして“できることが増える喜び”を実感してほしいという思いが込められている。だからこそ同社では、社員一人ひとりが主体的に仕事と向き合い、自ら考え、行動する風土が根づいている。

また、若手社員には「考える力」を特に求めている。入社後は図面の見方や検査方法など、まず品質の基礎を徹底的に学ぶ。そのうえで、日常業務の中から改善点を見つけ、自分で工夫しながら効率化へつなげていく。単純に指示された作業をこなすだけではなく、「なぜこうするのか」「もっと良くするにはどうすればいいか」を考える習慣が自然と身についていくのだ。

さらに、失敗を否定的に捉えていない点も印象的だ。社長自身、「失敗とは思っていない。成功するための過程」と語る。実際、現場でうまくいかなかった時も、責めるのではなく原因分析を行い、改善へつなげている。こうした環境だからこそ、若手社員も失敗を恐れず、新しいことへ積極的に挑戦できるのだろう。

「資格はお客さまからの信頼や、自分自身の自信につながる」と語り、資格取得支援にも力を入れている。実際に社員たちは、技術系資格にとどまらずITや業務改善に関する分野にも積極的に挑戦しており、「もっとできることを増やしたい」と前向きに成長していく姿が多く見られるという。資格取得そのものがゴールではない点も同社らしい。資格を取得した後に実際の現場で活かし、「お客さまからありがとうと言っていただけた時が一番うれしい」と感じる社員も多いそうだ。知識や技術を身につけるだけではなく、それを実際の仕事で活かし、誰かの役に立てる。その実感があるからこそ、社員たちはさらに挑戦を続けていけるのだろう。

全国から注目を集める当社の魅力!

年間100組以上の企業・研究機関が視察に訪問。社員の改善提案がメディアに取り上げられるなど、現場から生まれるアイデアの質と熱量が業界関係者を驚かせ続けている。

“社会のお手本”を目指し、地域と未来を支える

同社が目指しているのは、単なる、ものづくり企業ではない。内海社長は今後のビジョンについて、「社会のお手本になる会社を目指したい」と語る。技術や品質だけではなく、接遇や社員教育まで含めて、地域や業界全体に良い影響を与える存在でありたいという考えだ。実際、同社には全国の企業や教育機関、行政関係者など多くの見学者が訪れている。その中で社員たちは、「自分たちが見られている」という意識を自然と持つようになり、現場全体のレベルアップにもつながっているという。

また、現在は再生可能エネルギー分野への取り組みも本格化している。新工場では、水力発電関連製品など新たな領域への挑戦もスタート。社会全体が大きく変化する中、同社は時代の流れを先読みしながら、新技術を積極的に取り入れている。AIが情報整理や効率化を担う時代だからこそ、"気づき""工夫""改善"といった人にしかできない価値が、より重要になっていく──そう確信するからこそ、同社は「考える力を持つ人材」の育成を何より大切にしているのだ。

そんな内海社長が、学生に向けて語った言葉が印象に残っている。「同じ働くなら、自分に身につくものを得たほうが人生は充実する。ただ働くだけでは面白くない。自分がいるから役に立てる、そんな実感を持ってほしい」。単なる労働力ではなく、"社会で必要とされる人材"へ成長してほしいという、真摯な願いがにじむ言葉だった。

さらに企業研究についても、「実際に会社へ足を運び、空気感を感じてほしい」とアドバイスを送る。「働く人たちの姿を見れば、1年後の自分が想像できる」──その言葉通り、同社の現場には、成長していく自分の姿を自然と描かせてくれる空気がある。考える力を磨きたい人、新しいことへ挑戦し続けたい人にとって、内海機械はその可能性を存分に広げられる場所だ。

全国から注目を集める当社の魅力!

経済産業省「はばたく中小企業300社」にも選出。「社会のお手本になる会社」を目指す姿勢が、地域を超えて広く評価され、講演依頼も多数寄せられている。

企業研究のポイント

企業研究では、仕事内容や条件面だけでなく、「その会社でどのように成長できるのか」という視点も持ってみてください。特に製造業は、実際に現場へ足を運ぶことで、文章だけでは伝わらない空気感がよく見えてきます。

当社には全国から毎年100組以上の視察団が来られますが、多くの方が「現場を見て初めて内海機械の凄さがわかった」と言ってくださいます。整理整頓の状態、社員たちの動き、工場全体の雰囲気は、写真や言葉だけではなかなか伝わりません。実際に入社した若手社員からも、「工場がとても綺麗で驚いた」「ここなら成長できると思った」という声を聞いています。

当社が大切にしているのは、技術だけでなく"考える力"や"気づく力"です。5S活動や改善提案を通じて、「なぜこうするのか」「もっと良くできないか」を考える習慣が自然と身についていく。こうした企業の価値観を知ることは、自分自身の考え方とすり合わせるうえでも、大切なポイントとなるはずです。

ぜひ実際に会社へ足を運び、働いている人の表情や現場の雰囲気を見てみてください。社員同士の声のかけ合い方、仕事への向き合い方、そこに「自分がここで働く姿」をイメージするヒントがあると思います。

<代表取締役 内海 和浩さん>

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大手企業をはじめ、全国から年間100組以上の視察団が訪問。現場改善やDXへの取り組みが高く評価され、製造業界の“モデル工場”として注目を集め続けている。

マイナビ編集部から

「ぶっちぎりの短納期」を掲げ、全国から注目を集める(株)内海機械。IoTやAIを活用したスマートファクトリー化を推進し、現在では年間100組以上の企業・研究機関が視察に訪れる“モデル工場”として存在感を高めている。特に印象的だったのは、同社が単に設備投資やDXを進めるだけではなく、“人を育てること”を企業成長の中心に据えている点である。

同社では、多能工育成や改善活動を通して、「考える力」を持つ人材育成に力を入れている。5Sや改善提案も単なるルールではなく、「なぜそうするのか」「もっと良くするにはどうすればいいか」を考える文化として根づいていた。また、AIやDXについても、“人の仕事を奪うもの”ではなく、“人がより価値を発揮するための武器”として捉えている点が特徴的だった。

取材を通して感じたのは、同社には「成長し続けよう」という前向きな空気が自然と流れていることだ。内海社長の言葉にも、「変化を恐れず、新しいことを取り入れていく」という姿勢が一貫して表れていた。実際に現場では、小さな改善や工夫が日常的に積み重ねられており、その積み重ねが全国から注目される“強い現場”をつくっているのだろう。AI時代だからこそ、“考える力”を持つ人材の価値はさらに高まっていく。技術革新と人材育成、その両方を本気で追求している企業であることが、今回の取材から強く伝わってきた。

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「社会のお手本になる」を本気で追求する企業。再生可能エネルギーなど成長分野への挑戦を続けながら、地域産業の発展と日本のものづくりの未来を力強く支え続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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