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エントリーシート編、面接編、1月公開予定!

就活準備編(自己分析)

就職活動を始める際は、しっかりした計画を立てなければ成功はおろか、乗り切ることもできません。 まずは全体スケジュールを見て、実行すべき具体的対策を確認します。続いて自己分析を行い、会社選びだけでなく、これからの人生についてより良い選択ができるよう、準備しましょう。マイナビには無料で受けられる自己分析ツール「適職診断MATCH」もあります。

詳しくは 自己分析ツール「適職診断MATCH」

内定までのスケジュール

これが2019年卒就活スケジュールの概略ですが、注意点があります。

その1 就活スケジュールは法律ではない

現在の就活スケジュールは経団連の申し合わせによって決まっています。多くの企業はこれに沿って選考を行います。しかしこれは法律ではないため、法的な拘束力がありません。また仮にこれに反して選考を進めても、法律違反とはならないことになります。

その2 企業との接点はすべて選考のつもりで油断しない

「業界セミナー」「OB・OG交流会」「キャリア勉強会・交流会」などのイベントや、インターンシップで直接接点ができれば、企業情報や採用情報などを公開せずに伝えることも可能になります。企業との接点はすべて選考のつもりで油断しないでください。

その3 個別スケジュールの確認は必須

水面下を探り出すと切りがないので、やはりこの3月1日広報解禁、6月1日選考開始を軸にした一般的就活スケジュールを基本として取り組むのがお勧めです。ただし自分の志望企業が具体的に決まっている場合は、必ずその企業の情報を直接確認してください。具体的な就職活動においては一般論ではなく、必ず応募先企業の情報確認が欠かせません。

Ⅱ.自己分析

就職活動において自己分析は欠かせないと言われますが、その理由は何でしょう。 就活は、企業が期待している内容のエントリーシートを書けることや、面接の場で正しい回答ができることを求めるテストではなく、学生個人と個別企業が「求めるもの」「提供できるもの」をマッチングさせる作業です。

学生である自分が何を持っていて、何を企業に提供できるのか、自分が求めるものが何なのかを見きわめなければこのマッチングは成立しません。一方的に企業が学生を選ぶものではありません。ただ「就職先人気ベスト100社」にランクインような人気企業には、全国の優秀な学生の応募が殺到します。何万というエントリーをさばかなければならない人気企業においては、書類選考が行われるのはある意味しかたのないことです。

そうしたほんの一部の人気企業だけを志望するような戦略観のない就職活動は絶対に避け、適正なマッチングを実現させるためには自己分析で自分自身の特質などを振り返ることは不可欠なのです。逆にすでに自分自身のこと、企業に貢献できることなどが明確になっているのであれば、わざわざ自己分析をする必要もありません。ほとんどの学生は自分自身のことについてそれほど顧みる機会はないので、自己分析を通じて情報整理をしておくのは、その先の就活本番においても有効な準備と言えるでしょう。

自己分析の方法

自己分析の方法はさまざまで、ルールも正解もありません。一般的な方法としては

  • ●自分史を書く(これまで過ごしてきた人生を簡単にまとめる)
  • ●エピソード、経歴、成績、得意・苦手科目、趣味、スポーツ、芸術、アルバイト、サークル・クラブ活動…を書き出す
  • ●強み(得意)、弱み(苦手)を抽出
  • ●上記に共通する価値観(大事にしているもの)はあるか検証
  • ●他人に見てもらう
  • ●ツールを利用する

といったものがあります。

こうした作業を通じて、自分自身の興味、能力、長所・短所、向き不向き、価値観…といったものが見えると、企業選択においても目安となるでしょう。 導き出された「強み」は志望動機や自己アピールを作成する際の材料となります。「自己分析でわかったから」ではなく、それをヒントにして、実際に自分が強みを発揮したエピソードなどで補強すれば、実戦で活用できるでしょう。

しかし、自分だけではできないという人には、アセスメントツールがおすすめです。マイナビの「適職診断MATCH」を活用すると、仕事におけるあなたの特徴や仕事におけるあなたの価値観がわかり、あなたに向いている職種や業界のヒントも得られます。

詳しくは 自己分析ツール「適職診断MATCH」

Ⅲ.専門分野の整理

理系学生は性格や特性などの自己分析に加え、今、自分が専門に勉強、研究している分野について、他人に説明できる準備もしておくことを勧めます。 就職活動のプロセスで絶対に欠かせないエントリーシート(ES)や面接で、特に理系学生は専門分野の説明を求められることが多いのです。専門外分野での就職を考えている場合でも、今勉強している内容はきわめて重要で、きちんと第三者に説明できる準備をしておけば、就職活動が始まるとともにスタートダッシュを切ることができるでしょう。

  • 専門性の整理
  • 1. 学部学科/研究科専攻の中身(大学の紹介ではなく、自分が大学で勉強していることの説明)
  • 2. 自分の中心テーマ、素材、対象(専門家向けバージョンと、専門家以外でもわかるバージョンがあると便利)
  • 3. その勉強を通じて得られる成果、結論、応用、実用(特に基礎系の専門の場合、「応用」を幅広くとらえることが欠かせない)
  • 4. ユニークさ(独自の視点、手法、対象、成功率(失敗率))

大事なことは学会発表や論文発表をするのではなく、志望企業に説明することが目的だということです。学部3年や修士1年の途中で成果が出ることが例外なので、研究の途中で成果や発表に至っていないことは何の問題もありません。どんな取り組みで何を目指して進んでいるのかを説明できることこそ重要なのです。

Ⅳ.適性検査・Webテスト

実際に就職活動が始まるとエントリーの際に適性検査やWebテストの受験を求められることがあります。 仕事への興味や思考能力を見たり、一般常識、文章読解や数理計算能力を見るもの、論理能力を見るものなどがあります。 SPIやCAB、GAB、クレペリンなどいろいろな種類がありますが、テストによって出題形式も内容も違います。応募しようとしている企業がどんな適性検査を導入しているかどうか確認し、その試験形式くらいは知っておかないと、試験当日初めて見るようではかなり厳しい結果となる可能性があります。

詳しくは 「適性検査対策WEBテスト」

ただし適性検査(性格診断)の準備のやりすぎはオススメしません。適性検査は満点というような評価が出るものではなく、またどれだけ高得点だとしても、採否を決めるのはエントリーシートを経て面接した結果です。 また性格診断をやりすぎると結果がぶれ始めて、結局適性が見えなくなるような本末転倒なことにもなりかねません。当然そのような分裂した診断結果は企業側も不信を感じる恐れがあります。性格診断はほどほどにしましょう。

Profile

監修:増沢 隆太(ますざわ りゅうた)

戦略人事コンサルタント。東工大で約10年特任教授としてキャリア指導。現在は全国でキャリアやコミュニケーションの講座を行う。著書は日本初の理系向就活ガイド「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」他多数

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