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専門学校生の就職事情は?

 年功序列・終身雇用制度が当たり前だった日本社会が変化し、能力や実績に見合った給与査定を行う年俸制を導入する企業が増えています。そうなると新卒の採用でも、学歴より能力がより重視されるようになり、求人傾向も変わってきました。企業が即戦力を求めた結果、専門学校生の就職率は大学・短大生と比べて変わらなくなってきています。

 たとえば文部科学省と厚生労働省の共同調査「平成30年度大学等卒業者の就職状況調査(平成31年4月1日現在)」によると、大学生の就職率は大学(学部)は97.6%(前年同期比0.4ポイント低下)、短期大学は98.6%(同0.5ポイント低下)、高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職率は、それぞれ99.6%(同0.4ポイント低下)、96.6%(同1.9ポイント上昇)となっています。それでは、企業が専門学校生に何を期待するのでしょう。企業が考える専門学校生ならではの強みとは何でしょうか。

実務に則したプログラムが
即戦力になると考えられている

 企業の採用担当者が挙げる「専門学校生の強み」は、なんといっても、「即戦力になる知識を学んできている」ということ。企業が求める人材に、より専門性が求められるこの時代、学校で学んだ内容がそのまま職業に活かせれば、研修の時間はぐっと短縮できて企業にとってはたいへんありがたいわけです。

 企業側がそう考えている以上、学生時代に何を学び、現在の自分には何ができるのかをしっかりアピールしましょう。そして自分の専門性を活かせる企業を選ぶことも重要です。

専門学校生の活躍分野、
資格を活かしやすい職業

 資格取得のための支援制度が充実している点も専門学校生のメリットです。就職に有利に働くケースが多いので、在学中に取得できる資格は早めに取っておくことをお勧めします。卒業するだけでは取得できない、実務経験を積まなければならない資格についても、せっかく良いスタートを切ったのですから、ぜひ取得してキャリアアップに生かしましょう。職種によっては、資格があると給与にプラスして資格手当が支給されます。

早く社会に出られるという
大きなメリット

 そして最後に、大学生よりも早く社会に出られるという大きなメリットを活かしましょう。これはシステムエンジニアをはじめ、入社後に専門的な研修を一定期間必要とするような職種であるほど大きな強みとなります。専門性が強い職種ほど、キャリアは早くスタートしたほうが有利なのです。

  

目指すは“専門家”

 近い将来AIやロボットに取って替わられる職業が話題になっていますが、何かの分野に関して深い知識や経験を持っている人は、“専門家”として生き残り、企業で確固たる地位を築くことができる可能性が高いと言えます。

 たとえ入社した会社が倒産の憂き目にあっても、“専門家”であれば同業界はもちろんのこと、別業界への転職も考えられますので、新たな道が開けるかもしれません。手に職があるということが大いにモノを言う時代、専門学校生はある意味、大学生よりも恵まれたスタートを切っていると考えられるでしょう。せっかくのアドバンテージを無駄にせず、“専門家”への道を極めてください。

 次項では、どんな会社を選ぶべきかを紹介いたします。

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