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どんな会社を選ぶか

 志望業種と職種のイメージがある程度固まったら、次は企業のことを具体的に調べていきましょう。しかし、表面的なブランドイメージや大手だからという理由だけで志望企業を選択するのは危険です。

 就職は内定をもらうことがゴールなのではなく、そこから30年、40年と続いていく自分のキャリアのはじめの一歩なのです。企業の雇用形態が多様化し、労働者の意識も変わるなか、長く働きたいと思える会社に出会うのは実は難しいことかもしれません。そこで、自分は具体的にどういう企業に入りたいのか、さらに一歩進んで考えてみましょう。

人気業種も人気企業も移り変わるもの

 時代により、主役となる産業は移り変わります。たとえば1950年代はエネルギーや建設業界が、60年代には鉄鋼や造船、石油化学などの重化学工業が花形業種でした。70年~80年代になると自動車や半導体などがもてはやされ、そしてここ10年ほどは情報通信業界が人気です。

 目まぐるしく業界再編が行われる昨今、ブランド企業であっても、主役となる業界が磐石ということはなくなりました。就職活動中に「花形」だった企業が、1年後もそうであるとは限らないのです。

何を優先するべきか

 十分に企業研究をして選んだ企業でも、異業種との提携や合併が盛んな現代では、数年後に仕事内容が変わっているかもしれません。銀行に入っても、今や扱う商品は証券や保険だったりしますし、メーカーに入社後、系列のリゾートホテルへ異動になることだってありえます。希望する企業が現在どんな経営活動を行い、そして将来的にはどんな展望を持っているのか、できる限りの情報を集めましょう。

 また、企業の規模は大・中堅・中小と大きく3つに分けられます。大企業は従業員数が1,000人を超える会社が一般的で、系列子会社や関連会社、海外事業所を持っていることもあります。中堅企業は一般に従業員500人~1,000人以下を指し、大企業を目前とした成長企業が多く集まっています。中小企業は、それより小規模の企業の総称ですが、ここには規模が小さいからこそ機動力のある会社が多く存在します。独自の技術力が海外で高い評価を得ていることもよくあります。

 大企業は部署も多く、最初の仕事が自分に合わなくても異動で問題が解決するかもしれません。逆に小さいところは小回りが利いて、最初から思った以上の仕事を任せてもらえるかもしれません。各規模の企業には、それぞれの良さがありますから、社風や自分の性格と照らし合わせて考えてみることが大切です。

企業選びは慎重に

 新卒で入社をしたものの、3年未満で離職する人がいます。理由は「仕事が自分に合わない、つまらない」がもっとも多いようです。しかし、1年目から面白いと思えるような仕事をさせてもらえることはそうそうありません。少なくとも3年くらいは勤めてみないと、自分の裁量で判断できるようにはならないでしょう。

 早期離職者の多くが、その後、非正規雇用に落ち着く傾向にあるのは残念なことです。せっかく新卒である強みを生かして入社するのですから、3年は働けるような会社を選びましょう。そのためには、入社後の仕事のイメージを正確に持てることが大切です。具体的な仕事内容については人から話を聞いたり就職情報サイトなどで情報収集したりして、よく調べましょう。その企業を知ってから入社するのと知らないで入社するのでは大きな違いがあります。そして最後に、仕事は何であれ、続けていくことに意味があります。社会に関わり、社会を構成していく充実感を、ぜひ楽しんでください。

  

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