シゴト場拝見
WORK PLACE
最新技術を追求し続ける動物用医薬品のリーディングカンパニー
60年以上の歴史を持つ共立製薬は、日本を代表する動物用医薬品に特化した企業です。企業理念に「人と動物の明日をつくる」を掲げ、ペットの健康を守るための「伴侶動物用医薬品事業」、食の安全を提供するための「畜水産動物用医薬品事業」を主軸としています。

動物用医薬品に特化した企業として誕生し、65年目を迎えた共立製薬。企業理念「人と動物の明日をつくる」のもと、日本の動物医療のリーディングカンパニーの地位を不動のものにしている。

同社の研究開発では、シーズ研究/基礎研究から製品化まで製造開発チームが担当する体制を取っている。これにより、開発する製剤のメリット・デメリットを十分に理解して開発が進められる。

茨城県つくば市にある先端技術開発センターは共立製薬の技術の中枢。研究開発、製造、梱包などの機能が一箇所に集まっており、効率的かつ効果的な薬造りを実現している。

動物用医薬品の開発においても分析は重要。埼玉県熊谷市にある埼玉工場では、様々な分析機器を用いて開発を推進している。

製品開発は情報共有を行うことが重要だ。定例会議では、それぞれのチームやプロジェクトごとに進捗状況の報告を行い情報を共有する。決して一人の力だけで、製品開発は出来ない。

動物用医薬品の開発では、対象動物を使用して安全性及び有効性を確認。人体用医薬品と異なり、医薬品の効果を直接対象動物で確認することができる。

開発した製剤は、共立製薬が国内にもつ3カ所(つくば、埼玉、広島)の工場で自社製造される。特にワクチンはつくばの最新設備で製造される。

製造した医薬品は、安全面に関する徹底した品質管理により、開発時の品質で販売される。これにより、開発した製剤は安心して使用することができ、多くの動物の命を守ることができる。

創成期から技術の中核を担ってきたつくば先端技術開発センター(写真上)。埼玉工場(写真下)にも新たな技術の創成のための研究部門を設置。同社の開発技術は国内2カ所の研究施設が両輪となって製品開発を進めている。

企業理念について

研究開発の現場

先端技術開発センター

埼玉工場

現場での会議風景

複数の実験動物用設備

ワクチンは最新設備で製造

品質管理試験

つくばセンター/埼玉工場