救急薬品工業(株)
【本社】
  • 富山県射水市戸破32番7
【業種】
  • 医薬品メーカー(研究開発)
  • 医薬品メーカー(生産技術)

PROFESSIONAL WORK

開発から出荷まで薬のライフサイクルを把握
薬剤師スキルを発揮できる仕事です。

森 俊暢さん

2012年入社/信頼性保証部
金沢大学薬学部(6年制)で薬剤師資格を取得。当社では信頼性保証部に所属し、製品の品質や安全性、妥当性を保証するため、販売業者の調査の対応や自社の作業手順の見直しを行っている。

薬剤師志望から、製薬メーカーへの就職に転向。

信頼性保証部で行っている英語勉強会の
運営方法について、同僚とミーティング中。

 幼少期、薬局で薬を調合する薬剤師の姿に憧れを抱いていました。化学が好きだったので薬学部に進学。薬剤師として働こうと思っていましたが、たまたま出かけた企業説明会で、当社ブースにあった「口腔内フィルム製剤」を試してびっくり。優れた機能性に感心し、製薬メーカーで働くのも面白そうだと思いました。
 何社かの製薬メーカーを訪問した中で、一番印象が良かったのが当社でした。独自技術を持つメーカーだという点はもちろん、明るい社風で若い社員が多いこと、採用担当者の対応がとても親切で柔軟だったことにも惹かれ、入社を決めました。
 現在は信頼性保証部に所属しています。ここは(1)原料や資材の受入試験を行う原資材グループ、(2)製品の出荷試験や安定性評価を行う製品グループ、(3)出荷した製品の管理や販売業者による調査の対応を行う品質保証グループ、(4)副作用情報の収集やクレーム処理などを行う製品情報グループに分かれており、私は現在(3)の品質保証グループに所属しています。

製品を市場に送り出す手前の関所のような部署。

森さんが手掛けたコンピュータシステム
「LIMS」は品質管理業務の効率化を実現。

 品質保証の業務は多岐に及びます。原料供給業者が適切な管理の下で製造を行っているか確認したり、販売業者との品質上の取り決めや課題解決に向けた交渉を行ったりすることも我々の仕事です。また、高品質な製品を作り続けられるよう、様々な改善活動にも取り組んでいます。
 印象に残っている仕事としては、4年前に携わったコンピュータシステム「LIMS(Laboratory Information Management System)」の導入があります。それまで紙に記録していた試験データをすべて電子化するというもので、業務の効率化、ミスや改ざんの防止、情報の一元管理などが目的。まずはシステムの機能や処理の流れを理解し、自社の従来の運用手順(ルール)を整理した上で、システムでの運用にどのように落とし込むか、どうすれば作業効率が向上するか、業者と話し合いながら進めていきました。業者との交渉では、自分の思いを事前にまとめること、意図を言葉や資料でしっかり伝えることの大切さも学びました。約1年半かけてようやくシステムが完成。稼働し始めた時には大きな達成感を覚えました。

将来のキャリアを見据えた人事にありがたみを実感。

公私ともに親しい会社の仲間たちと
リレーマラソンで襷をつなぎました。

 私が所属している信頼性保証部は、化学系や生物系出身の人も多く、必ずしも薬学部出身でないとできない仕事ではないと思います。ですが、疾患名や薬の名前がすぐに理解できますし、実際の医療現場の状況がイメージできるという意味では薬学部での実習経験は大きな強みになっていると思います。
 また、薬学系の出身者は、物理化学、無機・有機化学、生物・生化学、統計といった基礎的な分野に加え、薬理、動態、代謝、病態、薬物治療といった専門的な内容を幅広く学んできていることも大きな武器だと思います。
 入社時は、原料・資材の受入試験を担当していましたが、当時から製造、出荷までの医薬品製造業務の全般について関わらせてもらいました。これは将来的に、薬剤師資格保持者にしかできない「医薬品製造管理者」や「総括製造販売責任者」の役割を担うことを見据えた人事だと思います。薬剤師としてのキャリア形成を尊重してくれていることに感謝の気持ちを覚えます。
 今後は製造現場での製造管理や製剤設計に関する知識を深めるとともに、常に変化する規制法令に関する知識も学び、会社の成長に貢献できる人材になりたいと思っています。

MESSAGE

当社は、人々の健康と医療の未来に貢献するテクノロジーファーマとして、「新発想チャレンジ型企業へ 当たり前のことを当たり前に」という経営目標を掲げています。薬剤師資格を持った先輩たちの活躍の場は広く、研究開発のみならず、品質管理や品質保証、安全管理、製剤技術といった職種でも、薬学教育で身につけた豊富な知識と経験を発揮できるチャンスがあります。
(人事・企画室)