図で見る創薬・臨床開発の流れ

皆さん、業界研究や職種研究は進んでいますか? 薬学生の皆さんが目指す道は、「薬」の研究や開発、また流通などの創薬の流れのどこか一部の役割を担う場合がほとんどでしょう。ここでは、新たな医薬品が製品となるまでの創薬の流れを図で見ながら、業界や職種の理解を深めていきましょう。

化学メーカー
医薬品メーカーの研究・生産を支える化学系メーカー。
創薬へのかかわり方としては下記がある。
  • ①新薬開発用の原薬・試薬の受託生産
  • ②医薬中間体(製薬生産の中間工程)の受託生産
  • ③医薬品メーカーの新薬研究の一部を担う
医薬品メーカー
薬の候補となる新規物質の創製と研究・開発を行う(2~3年)。
また、非臨床試験(3~5年)を行い、製剤し、治験届けを出す。
医薬品は治験後、承認許可申請が行われ、国の審査(1~2年)を通った後、市場に出る。
治験
(CRO/SMO)
人を対象とした臨床試験(3~7年)を三段階にわたって行い、有効性と安全性を確認する。
CROは医薬品メーカーをサポートし、SMOは治験施設となる病院などを支援する。
医薬品卸
医薬品メーカーから医療機関に直接医薬品を届けることは禁じられているため、医薬品卸を経由して病院や調剤薬局などの医療機関に販売・送達を行う。
多くの医薬品メーカーの医薬品をそろえていること、また中立的にあらゆる医薬品の知識を有していることが重要。