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先輩たちの就職活動を大公開!

Vol.03

メインタイトル
給食委託企業 内定
愛国学園短期大学
食物栄養専攻
西坂 萌さん

 高校生のときに調理師免許を取り、栄養士を目指すために愛国学園短期大学に入学した西坂さん。志望していたのは病院の治療食を扱う給食委託企業です。1週間のインターンシップを通じて実際の仕事のイメージを明確にしました。新型コロナウイルス感染症の影響で面接は全てオンラインに切り替わりましたが、キャリア支援室の先生方のご指導もあり、自分なりの想いを伝えることができ、卒業生も多く就職している第一志望の企業から見事に内定を獲得しました。

病院で働きたいという
夢を叶えるための2年間

インタビューカット1

 5年ほど前から祖母が普段の食事に気を遣わなければならない病気になり、役に立ちたいと思ったのが栄養士を目指したきっかけです。愛国高等学校で調理師免許を取得し、進学にあたって「食」に関する知識を深めることのできる愛国学園短期大学を選びました。一緒に進学した高校の友人が多く、少人数制のため先生との距離も近い。愛国学園短期大学の温かい雰囲気が私には合っていたんです。

 祖母の病気が栄養士を目指すきっかけだったため、就職先も病院の治療食を提供する企業を志望していました。1年生の8月、学校で「インターンシップに行かないか」と声をかけていただき、病院でのインターンシップに挑戦することになったのです。1週間の日程で参加したのですが、そこで栄養士が働く現場を初めて見ました。体験したのは実際の業務の一部ですが、病院には患者さん一人ひとりの状態に合わせて食事の指示を記載した食札があり、それが食事の内容と一致しているか確認します。こうした経験ができ、インターンシップに参加して本当によかったと思いました。病院での仕事を具体的にイメージできたのは、この時です。また、インターンシップとは別に、学校のカリキュラムとしての学外実習もあり、充実した学生生活を過ごしています。一つひとつ真面目に取り組んだことのすべてが、内定につながったと思っています。

初めてで時間のかかった
エントリーシート作成

 1年生の11月に学校で企業が参加しての合同研究会が開催され、そのなかで気になる企業がありました。主に病院と福祉施設に食事を提供している給食委託会社です。卒業生の先輩が数多く入社していて、キャリア形成の授業で度々、その社名を聞いていたので、身近に感じていたのかも知れません。卒業生の話を聞ける「OGセミナー」でも、同社で働く先輩から職場の様子を聞くことができました。もっと詳しく知りたいと思い、後日その企業の説明会にも足を運びました。実際に選考を受けたのはその企業と、同じく病院の治療食を扱っている企業の2社です。もともと、病院を志望していたこともあり、しっかり企業研究を行っていたので、企業を絞り込んだうえで選考に臨むことができました。

 しかし、4・5月は新型コロナウイルス感染症の予防のため学校にも登校できない期間があり、エントリーシートは授業で習ったことを思い出しながら自分で仕上げました。自己PRをうまく文章にできないので、とにかく文章の要素を紙に書き出しながら、削ってはくっつけてという作業を繰り返して提出しました。キャリア支援室の先生の相談できたことを後から知り、残念に思いました。WEBの筆記試験も栄養士としての専門知識を問われるものでしたが、もっと勉強しておけばよかったと反省点が残りました。友人たちとも直接会える機会が少ない状況だったので、SNSを活用していろいろと情報交換しながらの就活でした。

活動スケジュール

早く動き出せば
新型コロナウイルス感染症の
影響も少なかった

ポートレート1

 私の反省点は、12月に企業説明会に出た後の動きが鈍かったことです。1月・2月にもっと活動していれば良かったと、後悔することになりました。というのも、3月に入ると新型コロナウイルス感染症の感染予防のために、企業訪問ができなくなってしまったからです。企業説明会もオンラインなので、丁寧に説明してくださるとはいえ、企業の雰囲気がとても感じづらいことは否めません。自分としては大変良い企業とご縁を頂いたと思っていますが、もっと早くにいろいろな会社を実際に訪問できていたら、違う選択肢もあったかも知れないと思うこともありました。
 選考も、人事の方としかお会いしないまま進みました。これまで経験のないオンラインでの面接は、目線を合わせることが難しかったり、照明やカメラの調整がうまくいかず顔が暗く映ってしまったりと、戸惑うことが多かったです。

 後輩には、どのような状況であっても、早めに動き出すことをすすめたいと思います。そうすれば不安や焦りの気持ちも少なくなり、広い視野で企業をみることができ、企業選択に充てる時間も取れるので多くの情報を得ることができます。また、そうした行動力は、社会人となって仕事に取り組む際にも必要なことだと思います。

周囲を意識する余裕はなく、
自分なりの精一杯を伝えた

インタビューカット1

 12月の企業説明会ではグループワークがありましたが、参加者10人のうち、私以外は4年制大学の学生でした。しかし、それを意識する余裕もなく、緊張しながらも自分のできることを精一杯やった感じです。その後、選考の面接は全部オンラインでしたが、面接官の方がずっと笑顔でうなずいてくださっていたので、安心した気持ちで臨むことができました。自分なりに想いを伝えられたので、とくにやり残したことはありません。内定先からは「明るくて自分の意志をしっかり持っていたのが良かった」と評価していただきました。

 思いがけず2社のどちらからも内定をいただき、とにかく悩みました。私は働きながら管理栄養士を目指すつもりですが、そのためのサポート制度は両社とも充実しています。病院の治療食に携わる機会があること、給与を含めた福利厚生面など、条件が2社とも変わらないのです。自分だけでは決められず、キャリア支援室や学生相談室の先生方に相談しました。そのアドバイスをもとに、最初から気になっていた企業への入社を決めました。病院と福祉施設、どちらの配属になるのかはまだわかりませんが、どの現場でも一生懸命努力する決意ですし、病院の栄養士になりたいという夢に一歩近づけたことが本当に嬉しいです。さらに、管理栄養士になるという次の目標に向かって、現場でたくさん学んでいきたいと思っています。ただ、オンライン選考のみで、未だに会社への行き方が不確かなのですが…(笑)。

慣れないオンライン選考でも
過剰に心配しない

ポートレート1

 これから就活をする後輩たちにアドバイスをするとしたら3点あります。まず、インターンシップはぜひ行ってみて欲しいです。それもどこでもいいわけではなく、保育園なのか企業なのか病院なのか、栄養士として自分が働きたい場所をイメージして、実際の仕事を体感できるといいと思います。私は病院志望でしたので、病院でのインターンシップの後は現場の仕事がとてもイメージしやすくなりました。

 次に、学校の勉強は真面目に取り組むこと。栄養士は専門職なので、知識がないと成立しません。学校で教わることは重要なことばかりです。就活だけでなく、入社してからも苦労しないよう、普段から授業に集中し、コツコツ知識を積み重ねることが大切なのだと思います。最後に、先ほども申しましたが会社説明会には余裕をもって、早めに参加することをおすすめします。就職先は自分の目で見て雰囲気を確かめ、自分に合っているかどうか判断するのが一番です。

 新型コロナウイルス感染症による影響で、私たちの就活は誰もが初めて経験することばかりとなり、ノウハウ本の内容さえ当てはまりませんでした。今後はどの程度、影響が残るのかは分かりませんが、条件は皆同じなので、それを過剰に心配することはないと思います。
 私も自宅から参加したオンライン面接で、通信環境が悪くて途中で切れてしまう経験をしましたが、人事の方がすぐに電話に切り替えてくださるなど、柔軟な対応をしていただけました。もちろん学内で、自由にWi-Fiが使える場所を確保しておくことは、とても大切です。

 オンライン面接は、面接官の方たちの表情が分かりにくいなどの点もありますが、メリットも多くあります。移動時間がなく、授業を抜けずにすむことです。私は学校を休みたくなかったので助かりました。交通費や、かばん、靴などの持ち物にかかる費用も例年より抑えられたのではないでしょうか。面接で一番聞かれたのは、「学生時代に力を入れたこと」でした。そういう優先事項は先輩たちの就活と変わりません。学生時代をどう過ごしたかが重視されますので、サークルでもアルバイトでも資格取得でも、「がんばった」と言える何かがあるといいと思います。

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