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王子グループ
【本社】
  • 東京都中央区銀座4丁目7番5号
【業種】
  • 医薬品メーカー(研究開発)

PROFESSIONAL WORK

新たな領域を切り開く未来志向の医薬品開発
製紙で培った技術を医薬品という異分野へ

先輩プロフィール

(1)石川 傑さん 王子ファーマ株式会社 研究開発部
(2)柏村 卓朗さん 王子ファーマ株式会社 事業企画部

独自技術を活かした「木質原料」由来の医薬品開発

木材由来の特定の化合物を突き詰めていく
独自性の高い研究開発を行っています。

王子ファーマは王子ホールディングスから誕生した研究開発型の社内ベンチャーです。木材はセルロースとヘミセルロース、その他リグニンなどの成分より構成されていますが、セルロース以外の2成分は活用事例が少なく、未利用資源となっている状況です。ここに着目し、王子ホールディングスでは、2016年よりヘミセルロースを原料とした医薬品の開発に着手しました。さらなる研究開発を目的として2020年に王子ファーマが設立されました。

王子ファーマはヘミセルロース由来の半合成物質である「硫酸化ヘミセルロース」という硫酸化多糖をヒト用・動物用の医薬品として開発したいと考えています。当社の強みは製紙会社を母体とするため木材、すなわち原料となるヘミセルロースを大量に保有している点です。さらに木材からヘミセルロースを高純度に精製する独自技術も開発しています。製紙で培った技術を医薬品という異なる分野に応用できる点に醍醐味を感じています。

ベンチャースピリッツあふれる、自由度の高い風土

市場の状況も検討しながらの研究開発のため
事業の一連の過程を総合的に経験できます。

社内ベンチャーという形で誕生した経緯もあり、当社は少数精鋭体制で、スピード感ある意思決定が可能です。研究開発側と企画側の垣根も低く、お互いに有効な戦略を出しあいながら進めていますので、「自立心や自分なりのビジョンを持って、どんどん意見を出していきたい」という方に比較的、向いた環境かと思います。動物用医薬品に関しては、北海道大学との共同研究なども進めており、新しい知見を獲得したり、科学の発展に貢献したりといった手応えも得られます。

王子製紙のイメージが強い王子グループですが、意外性のある複数の事業に多角的に取り組んでおり、「もはや製紙だけの会社ではない」という意識をグループ全体で共有しています。経営理念にも「革新的価値の創造」という言葉が含まれていますが、常に新しいことにチャレンジしながら、野心を持って人々に価値を届けていく、そのスピリッツを当社も受け継いでいます。

大きな企業が母体だからこその「働きやすさ」も

研究開発拠点・生産拠点いずれかの勤務と
なり、転居を伴う転勤はほぼありません。

ベンチャーに近い風土がある一方で、働く場所として見るならば、大企業が母体であるからこその利点も感じていただけるかと思います。経営基盤や制度面の安心感に加え、現在の状況下ではテレワークも積極導入。個々人の裁量で進めやすい仕事なので、有給休暇も取得しやすい環境です。入社後はグループ全体の研修や外部セミナーなども通じて必要な知見を深めていただけるほか、製薬企業の出身者も続々と加わっているため、経験豊富な先輩らに教わることも可能です。

当社の研究開発は、「硫酸化ヘミセルロース」を中心に、有効成分開発(CMC研究)、薬効薬理、薬物動態、毒性等の基礎研究や非臨床開発研究も行っております。エンドユーザーに届けるまでには数年以上を要する取り組みが多く、長期のビジョンを持って粘り強く研究を行う姿勢や、その意欲を持った方に加わっていただけると嬉しく思います。

MESSAGE

王子ファーマは新しい会社ですが、母体である王子ホールディングスの福利厚生制度を適用しており、働く環境面が整っている点も特徴です。厚生労働省による「えるぼし」、経済産業省による「なでしこ銘柄」「健康経営優良法人」の認定もグループ全体で受けており、従業員の健康管理から、性別を問わず誰でもが活躍しやすい環境整備まで、手厚くサポートをしています。(王子マネジメントオフィス株式会社 人事部 三上)