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剤盛堂薬品(株)
【本社】
  • 和歌山県和歌山市太田二丁目8番31号
【業種】
  • 医薬品メーカー(研究開発)
  • その他

PROFESSIONAL WORK

製品の品質を守る試験と製品開発を通して
人々の健康と当社の発展に貢献したい

田岡 笑子さん

大学の授業で漢方・生薬の長い歴史とその奥深さに魅了され、漢方・生薬の研究者の道へ。和歌山出身でもあることから剤盛堂薬品への入社を決めた。ここで知識と経験を積み重ね、新しい薬を作り出すことが今の夢。

品質安定性試験業務と新製品の開発業務が私の役割

今はさまざまな実験方法を経験できるよう
幅広い業務を割り振ってもらっています。

薬学研究所に所属し、当社製品の品質安定性試験業務と新製品の開発業務を行っています。品質安定性試験業務とは、市場での流通期間中、新製品の品質が安定しているかを予測する試験のことで、良い品質を保ったまま製品を使用していただけるように、製品の色やにおい、味から製品の成分までを確認します。当社では、試験の項目やその方法のほか、測定時期も製品の完成から製品の使用期限終了までの期間を保証できる様、決めています。

開発業務というのは、当社が持つ生薬のノウハウを生かして、今の時代に合った新たな製品を生み出すための研究のこと。基礎研究から医薬品としての製造販売承認まで、一貫して携わることができるおもしろさがあり、私は今、新製品につながる基礎研究の一つに携わっています。1年目ということもあってまだまだわからないことが多く、試行錯誤の連続ですが、安心かつ誰もが使いやすい製品を生み出すために、日々さまざまな実験を繰り返しています。

さまざまな工程に関わることで製品への理解も深まる

実験によって異なる重要なポイントを覚え、
手際良く進めていくことを意識しています。

新製品の開発から発売後の保証まで、さまざまな工程に関わり、自分の実験結果が製品の発売や発売後の品質保持に役立っていることにやりがいを感じています。また、ある一つの工程のみではなく、あらゆる工程に関わることで、自社製品への理解や関心も深まるように思います。私たちの業務では、病人の方と直接会う機会はほとんどありませんが、そういった方々に使っていただく薬に携わっていると考えることで、健康を願う方々の手助けをしているという実感を得ることもできます。

正確かつ素早い操作が求められる実験なのに、私の経験の浅さから実験操作に時間がかかり、求める結果になかなかたどり着けない…などの苦労もありますが、上司や先輩方が丁寧にアドバイスをくださるので、そうした失敗や苦労も、自分の学びや成長につなげることができていると思います。

自分の関わった製品の発売を、いつか必ず見届ける

興味があれば学ぶことも楽しくなる。
だから、知識の伸びも早いのだと思います。

新しい製品の研究・開発と品質安定性試験を通して、病人の方の健康とこれからの会社の発展に貢献していくことが今の私の目標です。もちろん、研究者として自分の関わった製品の発売を見届けてみたいという思いも強くあります。そのためにも、世の中に出ている他社の漢方を知る・調べるなど、広くアンテナを張り、知識の習得と情報収集に努めていくつもりです。

まだまだ勉強の毎日ですが、漢方・生薬の歴史や特徴、特有の試験方法など、当社ならではの学びを進めるにつれ、漢方・生薬のよさを改めて感じるようになりました。最近は、世の中でもこれらの製剤を使った治療が増えてきているので、そうした背景も追い風に、漢方・生薬製剤の取り扱いに歴史のある当社の製品をより多くの方に使用していただき、健康維持に役立ててほしいと思っています。

MESSAGE

経験則に基づいて発展してきた漢方を科学的に分析し、薬理を探ることで、科学に裏付けされた独自の製品づくりをめざす当社。天然の植物や鉱物を原料とする漢方の研究には地道な実験が必要で、当社の研究者たちの原動力は「漢方に対する興味」です。私たちはミスマッチをなくすためにもじっくり話し合い、理解し合うことを大切にしています。漢方に興味があり、素直な方なら吸収も早く、若手から手応えのある仕事ができますよ。