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大日本除虫菊(株)【KINCHO】
【本社】
  • 大阪府大阪市西区土佐堀1-4-11
【業種】
  • 化学メーカー

PROFESSIONAL WORK

健康創造企業KINCHOを支える仕事
薬剤師の知識を生かし、ものづくりに挑む

北岡 貴美(きたおか たかみ)さん

武庫川女子大学薬学部薬学科卒。大阪工場 品質管理室/医薬品製造管理者。学生時代から実験が好きだったことからメーカーを志望。新しいことに挑戦する風土、全ての社員が長く働ける環境に魅力を感じて入社を決めた。

薬剤師資格が不可欠な「製造管理者」として活躍

限られた期間の中でいち早く
原因を究明するのも品質管理の役割です。

原材料の受入検査から最終製品の検査まで携わり、得られた試験結果に基づくリスクを想定して、それらを事前に回避するのが品質管理のミッションです。私は管理薬剤師として「製造管理者」も兼務しており、医薬品製造業である当社の製造部門および品質部門を統括して製品出荷の最終決定を行い、安全な製品を出荷する役割も担っています。具体的には試験結果や製造記録の確認、必要な書類および製造手順書などの作成や改訂などを行っています。


当社の品質管理は製造現場や研究開発などものづくりに関連する部署と連携を図ることが多く、例えば量産化を行う際、レシピ通りにつくってもうまく行かないことがあるのですが、そんな時は品質管理の出番。製造部門と一体となって原材料のロットの違いや気温の変化、新しい原材料など様々な条件から不具合の原因を紐解き、究明を進めていきます。

研究開発、製造とともにものづくりに挑む醍醐味を実感

新製品の量産化は品質管理にとっても正念場
競合他社に先んじた製品化を支えています。

なかでも新製品の量産化は新しい原材料を用いることが多いので、既存品よりも苦労することが多いもの。しかし、簡単ではないからこそ私はそこにやりがいを感じています。

以前、大阪工場の主力製品の1つである家庭用殺虫剤「虫コナーズ プレートタイプ」の量産化に携わり、先行する他社との差別化を図るため、薬剤を練り込んだ3次元クロスリンクメッシュを採用した製品の立ち上げに取り組みました。新製品は新たな原材料を使用するうえ、納期もシビア。製造のコストパフォーマンスを上げつつ、品質にばらつきが出ないようにしなくてはなりません。この時も何度も現場に通い、製造の方々とやり取りしながら一緒に新製品の完成を目指しました。喜びを感じるのは自分が関わった製品が無事出荷され、販売店の店頭に並ぶ様子を目にした時。友人などから製品の効果を褒められると素直に嬉しく、頑張ってよかったと実感しています。

「品質のKINCHO」を守り、より発展させるために

製造に携わる様々な部署と連携しながら
チームでものづくりに携わる喜びを実感。

最近は異常気象などで環境が変わり、本来は本州にいない蚊が出現したり、北海道にゴキブリが現れたりと、これまでとは違う変化が起きています。そんな変化に対応するため、当社も今後はこれまでに採用したことがない製剤や成分を取り扱うことになるでしょう。そうなれば品質・製造においても様々な疑問が上がってくることになりますから、私たち品質管理は今から知識を深め、来るべき時に備えて準備を進めなければならないと思っています。

それともう1つ、先輩方が長く丁寧に築いてこられた「品質のKINCHO」というブランドをより発展させるのも私たちに課された役割の一つだと感じています。大阪工場内の製造や研究開発とのチームワークをより一層重視するとともに、今後は大阪工場以外の国内外の工場の品質部門とも密に連携を図り、さらなる品質向上を目指すのが私の目標です。

MESSAGE

品質管理、そして製造管理者は製造部門を支える縁の下の力持ち。決して華やかな仕事ではありませんが、学生時代の実験キャリアや局方試験、薬機法の知識など、薬剤師として学んだことをすべて生かして活躍できるやりがいある仕事です。特に当社は製造に携わる他部署とともに、チームでものづくりを追求する醍醐味を味わえるのが魅力。「品質のKINCHO」を支える一員として活躍できる環境は、本当に面白いですよ!