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インターンシップの参加時の注意と対策

 インターンシップは、企業が学生のために就業体験の場を提供してくれるものですから一定の自覚、節度をもって臨むことが大切です。
 この項目では、インターンシップの参加にかかる費用、インターンシップを有意義にする方法、ビジネスシーンでのマナー、グループ活動への対策、プログラム参加中のミスやトラブルへの対応を説明します。

参加にかかる費用

 参加にかかる費用は、場所や日程により開きがあります。主なものは、交通費と飲食代です。短期間のインターンシップで、プログラムの実施場所が通学地域の近隣であったり、交通費や昼食などが支給されたりする場合は、費用の心配はいりません。

 長期にわたるインターンシップの場合では、グループワークのために、カフェや居酒屋で夕食がてらミーティングをする場合などもあり、多少の飲食代が必要となるケースはあります。あるいは、社員の営業に同行するためにスーツを新調したり、美容院に行ったりすれば、その分は上乗せされます。東京で行われるプログラムに参加するため、地方から上京して長期間滞在するといった特別なケースを除いて、インターンシップの費用は常識的な範囲となり、想定外の金額がかかるということはないと考えていいでしょう。

インターンシップを有意義にする方法

 決められたプログラムを何となく消化するだけでは、せっかくの機会ももったいない形になってしまいます。インターンシップ中は、企画、プレゼンテーション、交渉、営業など、さまざまなビジネスシーンに触れるチャンスです。

 何気ない社員同士の会話の中にも、社会人として仕事に携わるための手本やヒントをたくさん見出すことができるはずです。また先輩社員の計画性、業務における習慣、アプリケーションを扱うスキル、データを分析する論理的な思考といったものを見習い、取り込んでいく姿勢が大切です。インターンシップの期間中は、ぜひ、学生気分を捨て「何かを掴んで帰る」という意識で行動しましょう。

 仮に「この業界・企業は、自分に合わなかった」という印象を受けたとしても、具体的にどこがどう合わなかったのか分析できれば、就活につながる立派な成果といえます。積極的に社員の方に質問したり、参加者と情報交換したりすることで、実りある経験が得られるはずです。

知っておきたいビジネスシーンでのマナー

 インターンシップでは、実際の業務を体験する中で、受け入れ企業の社員はもちろん、他社の社員や来店客などと接する機会ができます。そのため、挨拶や言葉遣い、服装や持ち物、電話やメール連絡のエチケット、選考時における面接での振る舞いといった一般的なマナーだけでなく、実際に企業の中で働く際に必要なビジネスマナーも覚えておくとよいでしょう。ここでは、インターンシップ中に注意したい代表的なものを紹介します。

社員からの指示がある場合

 職場で名前を呼ばれたら必ず返事をし、すぐに担当者のそばに歩み寄りましょう。自分が別の作業をしていても、その手を止め、速やかに話を聞く姿勢を取ることが大切です。

指示の受け方

  • 社員に話し掛けるときは「失礼いたします」と声を掛けてから話す。
  • 指示内容は、できるだけメモを取る。
  • 内容を復唱し、分からない点は質問をして解消。
  • 複数の指示がある場合は優先順位を確認。
  • 話が終わったら、挨拶をして、その場を離れる。

名刺を交換する場合

 実際の職場で就業体験をする場合には、社外の人から名刺を受け取る場合があります。名刺は相手の分身です。丁寧に両手で扱いましょう。

受け方のポイント

  • 必ず立って受け取る
  • 机越しの状態などで受け取らない
  • 社名やロゴ、名前に指をかけずに両手で受け取る
  • 受け取る際は「頂戴します」と一言添える
  • 名刺はポケットなどにしまわずに、丁寧に扱う

マイナビ2023を活用すれば、インターンシップへの参加や就職活動をする上で身につけておきたいマナーについて、さらに詳しく知ることができます。

グループ活動プログラムへの対策

 インターンシップのプログラムの代表的なものとして、グループワーク(GW)やグループディスカッション(GD)、プレゼンテーションが多くの企業で取り入れられています。GDとGWの基本的なポイントを押さえて、しっかりと取り組めるようにしましょう。

GWとGD、プレゼンテーションとは

 GWは、与えられた課題に複数のメンバーで取り組むことです。一般的に、GWの最後には、その結果を報告するプレゼンテーションが実施されます。
 GDは、テーマをもとにした少人数による討議です。その多くはGWの一部として、課題への取り組み過程に行われると考えてよいでしょう。
プレゼンテーションは、テーマに対する討議の結果や、課題への取り組みの成果を発表したり、説明したりすることです。

GW、GDを成功に導く5つのポイント

  • (1)討論が白熱して「闘論」にならないように注意する。
  • (2)時間配分の計画を立て、残り時間を常に意識する。
  • (3)客観的な情報や視点をもとに発言する。
  • (4)チーム内でキーワードに対する認識をすり合わせる。
  • (5)メンバーには、礼儀正しく接する。

4~5名のメンバーで、1時間のGDを行う場合の進行例

  • 開始~3分●各々が簡単な自己紹介。プレゼンテーションを行うまでに必要な作業の確認
  • 3~5分●進行係1名、タイムキーパー1名、メモ係2名を決定(自薦、他薦による)
  • 5~10分●テーマについて、個々に考えをまとめる時間
  • 10~20分●ディスカッション開始(進行係が指名し、順番に発言。1人1分程度)
  • 20~30分●全員が発言し終えたら、さらに意見のある人が挙手によって発言
  • 30~35分●グループとしての結論をまとめる。全員の合意を得る
  • (メモ係交代)
  • 35~40分●全員が合意できなかった場合の予備時間
  • 40~50分●プレゼンテーションで発表する係を決める(自薦、他薦による)
    効果的な板書のデザインや、発表時に想定される質問対策について議論しつつ、発表用の資料を制作
  • 50~55分●簡単な発表シミュレーション、もしくは段取りの確認
  • 55~60分●予備時間(予定通り進行した場合は、資料制作などを行う)

GWやGDで好評価を得る方法

 GWやGDでは、グループの仲間から好感を持たれる存在になることが重要です。なぜなら、グループの仲間から好感をもたれる学生には、評価者も好感を持つからです。

 仲間から好感をもたれるためには、他の学生の発言に対して「同意している」「感心している」ことを表情や態度で表すことがとても大切です。グループ内の関係性を高めるため、取り入れてみましょう。

ミスやトラブルがあったときの対応

 インターンシップはあくまでも就業体験の場です。ただ、その中で目立って好印象だった学生が採用担当者の記憶に残ることはあります。その場合も「ミスした学生を振り落とす」のではなく、「印象の良い学生が記憶される」のです。プラス評価が選考に影響することはあっても、マイナス評価が不利になることはありません。安心してください。

 また、インターンシップを休んだり、遅刻したりすることは基本的にマナー違反です。ただ、体調や家庭・学校の事情など、想定外の出来事は起こります。休まないといけないとわかった時点で、速やかに連絡を入れましょう。夜中や早朝なら、まずメールを入れ、仕事が始まった時間を見計らって電話をします。

 業務中のミスやトラブルについても同様です。指示通りに仕事が運べないとき、何か想定外のことが起きた場合は、まず速やかに報告します。その場を取繕うために、自分勝手な判断で、解決しようとすることは、絶対に避けましょう。

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