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理系学生の生きる道

POINT2
自由応募で就職? 学校推薦をもらう?

学生自らが就職したい企業を探して受ける「自由応募」と、企業が各大学に設けた推薦枠を利用する「学校推薦」。どちらにも一長一短があり、単純に優劣を決められるものではありません。両者の特質を理解した上で上手に利用しましょう。

INDEX

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自由応募で就職

「幅広い選択肢から企業選びができる」「自分が行きたい企業に応募できる」など、自由応募でのメリットは多くありますが、自由応募である限り、それを活用できる学生も多いのが特徴です。つまりは、それだけ競争相手も多く、とくに人気企業への応募は高い倍率で厳しい選考となります。この他にも自由応募の注意点がいくつかありますので順に見ていきましょう。

自由応募のメリット

自由応募とは、自ら受けたい企業を探し、マイナビ2023や企業のサイトからエントリー、選考を受けて採用される方法です。自分で選ぶので選択肢は極めて広く、この広い選択肢こそ自由応募最大の特徴でありメリットといえます。複数企業にエントリーして同時並行で就活を進め、結果として複数内定を得られるのも自由応募だからです。

自由応募のデメリット

自由応募は誰もがエントリーできるため、人気のある企業にはエントリーが殺到し、競争率が高くなります。多くの応募者をふるいにかけ選考していくため、内定獲得までは長いステップがあることが多く、推薦に比べ選考時間がかかることが多いといえます。また、自由応募のはずが、内定直前に推薦状の提出を求める「後付け推薦」を申し出る企業もあります。

大学と就活のスケジュール管理

大学の行事や勉強、研究などのスケジュールと、応募したい企業の採用スケジュールの調整は非常に重要です。学業と選考スケジュールが重なったときはどちらかを選ばなければなりません。勉強関係、就職関係、それぞれのスケジュールはあらかじめ確認し、全体像を把握しておきましょう。大学のスケジュールなら大学キャリアセンターの情報が役に立ちます。企業の採用スケジュールは、必ず応募先の予定を確認しましょう。さらに普段からゼミや研究活動をおろそかにせず、指導教員とコミュニケーションを取り、就活への理解を得られるような関係作りが大切です。どうしても動かせない予定が重なる場合は、あきらめずに日程調整の相談をしてみましょう。

自由応募なのに推薦状が必要な「後付け推薦」

自由応募で選考が進んできたにもかかわらず、内定が出る最終段階にきて、学校からの推薦状を提出するよう求める企業があります。第1志望であれば問題ないですが、そこまでの強い志望度でない場合や、並行する選考の結果を持って決めたい場合などは悩みます。その志望先への志望度や状況によっても判断は分かれますので、1人で悩まずに大学キャリアセンターなど専門家に相談しましょう。後付けでも推薦状を出すということは入社を約束する形での拘束がかかり、その後に内定辞退をするとトラブルになる可能性もあります。

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学校推薦をもらう

所属する学科や専門、学部や研究科に寄せられる学校推薦枠は、自由応募に比べて競争率も低く、勤めたい企業に応募するのであれば大きなメリットがあります。その一方で、推薦で選考を受ける以上は採用が決まったときに辞退ができないという拘束もかかります。理系就職の特徴ともいえる学校推薦の注意点を順に見ていきましょう。

学校推薦のメリット

学校推薦は、それまでの大学と企業との信頼関係などにより、大学側が推薦する学生であれば優先的に選考を行うというものです。ただし、これは推薦=内定(採用)を保障するものではありません。多くのケースは筆記試験やエントリーシート(ES)審査を飛ばしていきなり面接に進めたり、面接回数を減らしたりなど、自由応募に比べて優先的な選考となるものです。選考プロセスが省かれるため、上手く進めば極めて短い期間で内定にまで至ることができます。推薦を受けるには大学の選考を受け、推薦資格を得る必要がありますので、必ず手続きを確認してください。

推薦があれば内定は出る?

現状の推薦での選考は、選考プロセスの短縮などの優遇はありますが、最終的に面接などの審査に通らなければ内定はもらえません。「学校推薦で応募したのに落ちた」という例はどんな大学でも起こっています。学校推薦であることから油断して、志望動機も練らずに面接に臨んだり、いいかげんなESだったり、明らかに準備不足である場合、推薦といえども選考には通りません。推薦であれ自由応募であれ、受ける企業についてはしっかり調べ、志望理由や自己アピールをきちんと作らなければならないことに変わりありません。推薦だからと油断をせずに、緊張感を持って選考に望みましょう。

学校推薦のデメリット

学校推薦は採用に至りやすい反面、内定が出た場合に辞退ができません。推薦を出した企業は採用者数など採用計画に基づき選考を進めます。大学の推薦を信頼して推薦枠を設けた以上、内定を受諾した後での辞退は採用計画に影響します。推薦を受ける以上、内定が出れば必ず入社する第1志望先でなければなりません。万一推薦学生が内定辞退をした場合は、個人レベルの問題ではなく、大学と企業間の大きなトラブルになります。こうした理由から学校推薦を2社以上に同時にもらうことはできません。一度推薦で応募したものの、採用に至れなかった場合のみ別の推薦を受けられる決まりなどもありますので、よく大学に確認しましょう。

自由応募と推薦の併用の場合

自由応募と推薦を併用して就活を進める場合、両者の特質を理解して進めなければなりません。とくに推薦は内定辞退ができないため、推薦応募先よりも優先度の高い企業を自由応募先としてしまうことは、後々トラブルの原因となる恐れがあります。第1志望先を学校推薦、2番目以降を自由応募とする割り振りで志望先を整理しましょう。
学校推薦を受ける際は、必ず大学の正規窓口(キャリアセンターや就職担当教員)に相談し、推薦の条件などを確認して進めましょう。過去の推薦での採用状況なども分かるかも知れません。

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