先輩たちのキャリアプラン

診療放射線技師

大和田 さゆりさん
職歴:11年

患者さんの声を励みに
幅広い領域で経験をつみたい。

現在の仕事内容

診療放射線技師として、レントゲン、CT(コンピューター断層撮影法)、MRI(磁気共鳴画像)の撮影を担当しています。また、心臓カテーテルの検査・治療にもかかわっています。

例えばステントを入れて血管を広げるための検査などがあるのですが、こういうケースでは医師、看護師、臨床工学技士(メディカルエンジニア:ME)など、いろいろなスタッフと連携して作業を行います。チーム医療を行います。

その道に進もうと思った理由

放射線技師の存在を知ったのは小学6年生の頃です。怪我をして整形外科にかかったときに、検査してもらったのが最初でした。その技師さんは男性で、子どもの目からはずいぶん威圧感があったんです。

看護師だった母に、女性が少ない職種だと聞いて、女性ならではの視点活かせるのではと興味を持ちました。「女性の患者さんも多いし、身体に接触する仕事なんだから、もっと女性の技師がいてもいいのに」って。それが、この道を目指したきっかけです。

キャリアパスのポイント

  • 小学6年生
    看護師だった母の影響で、もともと医療系には興味があったが、女性の放射線技師が少ないことを知り、目指そうと決意。
  • 大学時代
    放射線科のある大学を選んで進学。母からは看護師も勧められたが、自分には他の選択肢はなかった。放射線技師になりたい気持ちは、ずっと変わらなかったのだ。
  • 実習時代
    座学では放射線治療に興味を持っていたのだが、実習で、放射線を用いた検査の方へ興味が移る。“治療”はすでに患部がわかっていて、どう治療するかを考えることになるが、“検査”は、なぜ具合が悪いのか、その原因を見つけていくのが使命。そこにやりがいを感じている。
現在
いくつか受けた中で、いろいろな検査ができる新松戸中央総合病院を選び、現在に至る。

これからのキャリアプラン

まだまだ、日々学ぶべきことばかり。患者さんの状態により、検査はケースバイケース。「こうすれば良い」というたった1つの答えがあるわけではありません。上司と一緒に画像を見ながら、どういう撮影をすべきか悩む毎日です。

今は、浅く広く経験を積んでいるところですが、これからは、乳腺エコーやマンモグラフィなど、女性にかかわる領域も経験していきたいと思っています。「同性だと安心する」という患者さんの声には励まされるところが大きいですね。

後輩へのメッセージ
いろいろ考えながら撮影して病気の原因を探していくのはプレッシャーでもありますが、診療放射線技師としてのやりがいでもあります。ドクターに「あの画像で病気を確定できた」と評価されたり、患者さんからお礼を言われたりすると嬉しいものですよ。

キャリアの選択肢としては、専任になるという道もあります。例えばMRIなど検査機器の専門家のほか、心臓の専門、頭の専門など、身体の部位によっても特化したスペシャリストはいます。そういう専門家を求めるかどうかは、病院の方針にもよりますが、働き始めてから勉強しても間に合うので、興味が出て来たら目指すのもいいでしょう。

プロフィール

診療放射線技師職歴:11年

大和田 さゆりさん

医療法人財団 明理会 新松戸中央総合病院
診療放射線科