先輩たちのキャリアプラン

理学療法士

篠原 光さん
職歴:1年

まずは、信頼される存在になること。
「認定理学療法士」にも挑戦したい!

現在の仕事内容

リハビリテーション病院で、回復期のリハビリに携わっています。骨折で入院している高齢者の方々を中心に、1日7~8名の患者さんを担当。身体の状態や普段の生活環境に合わせてプログラムを作成し、起き上がりや立ち上がりなどの基本動作や、歩行能力の改善に向けたリハビリを行っています。

入院患者さんのリハビリには、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、栄養士、介護士など、他職種の方々との連携が必要不可欠。リハビリの領域以外の情報共有もしっかり行い、患者さんの退院へ向けてワンチームでサポートしています。

その道に進もうと思った理由

高校時代は、漠然と「人の役に立てる仕事がしたい」と思っていました。そんな私がこの世界に興味を持ったのは、家族のおかげ。祖母が膝の手術後にリハビリを行っていて、そこで初めて理学療法士という仕事を知りました。

「リハビリが大変で…」という祖母の言葉を聞き、この世界に飛び込むことを決意。リハビリで苦労している方々の負担を、自分の力で少しでも軽減したいと思ったのです。たくさんの人にダイレクトに貢献できる仕事だった点も、決め手の一つとなりました。

キャリアパスのポイント

  • 専門学校時代
    4年制の専門学校に進学。地方から上京して慣れない環境の中、想像以上に勉強で覚えなければいけないことが多く、最初は戸惑いを覚える。ただ、友人たちに恵まれたこともあり、あきらめずに頑張ることができた。
  • 実習先を経て、現在の病院へ入職
    実習では、河北リハビリテーション病院の回復期の患者さんたちと触れ合う。理学療法士として働く自分の姿がイメージできただけでなく、退院後の生活を想定して一人一人に寄り添いながらプログラムを考えるという、回復期ならではの魅力を知れたことが大きな収穫だった。
    退院後のことまで視野に入れたリハビリに携われることと、理学療法士たちの患者さんへの関わり方、知識、技術の高さに魅力を感じ、実習先の同院で働くことを決意する。
現在
勉強と実践の違いを痛感しながら、臨床ならではの知識を吸収しているところ。難しさを感じることも多いが、成長へ向けて日々スキルアップに励んでいる。

これからのキャリアプラン

入職後1年間は、スーパーバイザーの先輩がつきっきりで指導してくれました。また、入職1年目を対象とした研修や勉強会が随時開催されるなど、当院は教育体制が充実しています。新人同士が自主的に集まって勉強することもあり、スキルアップを目指す上で理想的な職場だと実感しています。常に新たな学びを得られる環境の下、一歩ずつ成長していくことができました。

今後のキャリアプランは、さらにスキルを磨き、より多くの患者さんから信頼される理学療法士になることです。「人対人」の仕事なので、いくらスキルが高くても信頼が無ければ、患者さんを笑顔にすることはできません。ですから、患者さんがどんな生活を送ってこられたかなど、お一人お一人のバックボーンをしっかり理解することで、パートナーとして認めてもらえる理学療法士になりたいと考えています。

興味がある脳血管疾患のリハビリの経験値を高めていくことも、目標の一つです。さらには、「認定理学療法士」の資格取得も目指したい。今後チャレンジしたいことが、まだまだたくさんあります。

後輩へのメッセージ
臨床現場でも、基礎となるのは解剖学・生理学・運動学の3つです。また、患者さんの身体状態を正確に把握する上では、触診がとても重要。実際の現場では、これらの知識やスキルが欠かせません。ぜひ学生時代に、しっかり勉強しておいてください。

この仕事の醍醐味は、成果が目に見えるカタチで表れること。担当していた患者さんが回復し、退院時に「ありがとう」と言われたときには、大きな達成感を味わえるでしょう。相手ありきの仕事なので思うようにいかないことが多く、リハビリがいい方向に進まないこともあるなど、壁にぶつかることも少なくありません。そんなとき私に力をくれるのは、やはり患者さんからいただく感謝の一言なのです。

この仕事に向いているのは、人の役に立ちたいという気持ちが強い方や、誰かのために頑張れる方。そんな方なら、努力や勉強が苦にならずに頑張ることができ、きっと大きく成長していけると思います。

プロフィール

理学療法士職歴:1年

篠原 光さん

社会医療法人 河北医療財団
河北リハビリテーション病院 セラピー部