リハビリ
理学療法士

ミスに特化した“間違いノート”を作成。
ノートを何度も見直すことで、弱点を克服!

篠原 光さん
社会医療法人 河北医療財団 河北リハビリテーション病院
セラピー部

将来は、人の役に立つ仕事がしたいと考えていた篠原さん。そんなとき、膝の手術をした祖母からリハビリの話を聞き、理学療法士という専門家の存在を知りました。

「リハビリが大変で…」という祖母の言葉が切っ掛けで、この世界に飛び込むことを決意。4年制の専門学校で学び、「リハビリの大変さを少しでも軽減させられる理学療法士になりたい」という夢を実現させた篠原さんに、試験合格に向けた勉強法を教えてもらいました。

私のオススメ参考書はこれ!

勉強で使用したのは、解剖学・生理学・運動学の教科書と、学校で購入した共通問題の過去問のテキスト『理学療法士・作業療法士国家試験必修ポイント 専門基礎分野 基礎医学 2020、同・臨床医学 2020』(医歯薬出版)、専門分野の『クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説』(メディックメディア)のみ。使用する参考書が多いと、目を通す時間が足りなくなってしまうと思ったからです。共通問題は毎年出題傾向が似ているので、過去問のテキスト一冊で全く問題ありませんでした。

専門分野は出題範囲が広く、出題傾向もさまざま。慣れるためにも、『クエスチョン・バンク』を使ってひたすら数をこなしました。

私の勉強方法 成功ポイント!

暗記をする際は、上辺だけでなく原理や理由を調べ、自分の言葉で説明できるように。そうすることで、ひねった応用問題が出た際にもしっかり対応できるようになりました。過去問や模擬試験でミスした問題は、いつでもどこでも見返せるよう“間違いノート”に集約。絶対に覚えないといけないところや間違えやすいところは、記憶に残りやすいと言われている青字のペンで記入しました。

また、過去問を解くときは、事前に目標とする点数を設定。そうすることで、目標をクリアするたびに安心と自信を手に入れることができました。

休憩時間は、好きなアーティストの音楽を聴いてリフレッシュ。夜は、お風呂に30~40分入って、疲れを取るようにしていました。

苦手分野の乗り越え方

苦手意識があると記憶に残りづらいため、得意ではない分野の勉強は必要最小限の内容を覚える程度にとどめました。暗記をする際に役立ったのは、“語呂合わせ”。例えば「赤ちゃんが寝返りを打つ時期は5~6カ月目=寝返りゴロゴロ」といった覚え方で、苦手克服を目指しました。クラスに“語呂合わせ”の達人がいて、とても助けられましたね。

また、苦手分野でかつ配点の少ないところは、割り切って捨てるように。そのぶん、得意分野でカバーすれば大丈夫と考えるようにしたのです。得意分野ならサクサク問題が解けるので、モチベーションのキープにも役立ちました。

「割り切って捨てることも大事」というのは、先輩からもらったアドバイス。時間に限りがあるので、パーフェクトを目指して頑張りすぎないことが大事だと思います。

  • 3年生12月~4年生11月
    学校での試験対策は、解剖学・生理学・運動学の過去問のテキストを使用したグループワークが中心。単に答えを丸暗記するのではなく、その理由を深く調べ議論しながら、知識を自分のものにしていった。
  • 4年生12月~年末頃
    解剖学・生理学・運動学をベースに、専門分野の勉強をスタート。模擬試験では、3つそれぞれで正解率7割以上を目指していた。
  • 4年生1月~1月末頃
    専門分野の勉強に集中。間違えた問題や答えに詰まった問題をノートに写し、いつでもすぐ見られるようにしていた。また、苦手分野や毎年出題数が少ない分野は、基本だけを押さえる程度に。
  • 4年生2月~試験3日前
    本番の環境に少しでも慣れるため、実際の試験と同じ時間帯で、10年分の過去問にトライ。その後は、苦手分野や間違えた問題の見直しに集中し、新しい知識の吸収は最小限にとどめた。
  • 試験直前
    ミスに特化した“間違いノート”を重点的に復習。同時に、夜8時には寝るなど、体調管理に気を付けた。試験前日は、テキストの見直しを軽く行う程度だった。

後輩にアドバイス・メッセージ

毎日少しずつでもいいので、なるべく早い段階から家で勉強する習慣をつけましょう。国家試験が近づいてきてから急に勉強時間を増やしても、なかなか続けられません。早めに勉強をスタートさせ、少しずつ机に向かう時間を増やしていくといいでしょう。また、長時間机に向かっていると勉強した気になりますが、私の場合は意外と頭に入っていないことが多かったように思います。オススメは、1時間勉強したら15分休憩を取るなど、メリハリをつけて勉強すること。その方が、記憶にも残りやすかったです。

勉強中は、ときに不安になったり、焦ったりすることがあるでしょう。私も初めての模擬試験の点数が280点中140点だったときは、かなりショックを受けました。けれども、試験の合格基準は約6割なので、コツコツ頑張ればきっといい結果につながると思います。
篠原 光さん
社会医療法人 河北医療財団 河北リハビリテーション病院
セラピー部

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