リハビリ
作業療法士

一緒に勉強する友だちがいたから、
息抜きもしてメリハリをつけつつ、
十分な勉強ができました。

篠原 千晴さん
イムス横浜狩場脳神経外科病院 リハビリテーション科

高校生のときによくボランティアに行っていた篠原さんは、ある日、音楽療法に出会います。興味を持った様子の篠原さんに、お母さんが薦めたのが作業療法士でした。名前だけは知っていたものの具体的なイメージがなかったため、見学をした上で専門課程のある大学へ進学。在学中の実習先だった病院に就職し、現在は作業療法士として入院患者さんが日常へ戻るための機能回復をサポートしています。学生時代に国家試験をどう突破したのか、篠原さんの勉強法を聞きました。

私のオススメ参考書はこれ!

『クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士 国家試験問題解説 共通問題』『クエスチョン・バンク 作業療法士 国家試験問題解説 専門問題』(ともにメディックメディア)の2冊を5周以上やり込みました。余白には対応する授業内容をメモした付箋を貼り、これ1冊で事足りるようにしました。

イラストが多く、頭に入りやすい点がオススメ。私は視覚で覚えるタイプのようで、思い出すときはイラストがパッと頭に浮かびました。今もときどき見返します。

私の勉強方法 成功ポイント!

何よりも、友人の存在が大きいです。私は、息抜きを入れてメリハリをつけないと勉強が続かないのですが、友人も同じでした。油断をすると遊んでしまう二人が一緒に「今日はこの単元をやる」と決め、互いの苦手は宿題を出し合うなどして国試に臨みました。一人ではなかったから、模試の点数が伸びずに苦しいときも乗り越えられました。参考書は、余白に付箋や書き込みをして、ひと目でわかるようにまとめています。視覚重視で書き込みもイラストや二重線、丸印を活用。さらにそのページをスマホで撮影し、電車の移動中などすき間時間にこまめに復習しました。

参考書の表紙の裏には旅行やイベントなど、「国試が終わったらしたいこと」の付箋も貼り、それを見てモチベーションを保ちました。

苦手分野の乗り越え方

関節の動きをがっつり覚えなければならない、運動学が苦手でした。暗記のコツは語呂合わせです。インターネットで見つけたものに友人とアレンジを加え、オリジナルの変な語呂合わせを作っていましたが、その作業自体が暗記に役立ちました。計算問題も苦手で、こちらはもう克服するというよりは捨てていました。勉強が足りませんでしたね。語呂合わせもスマホのメモアプリにまとめ、「動画を1本観たら、ゲームを1回したら、メモを見て勉強する!」など自分でルールを決めて取り組みました。

混んだ電車内で参考書やノートは広げられないので、スマホにまとめるのはいい方法です。

  • 4年生:7月
    3年生から長期の実習があり、卒業論文ともども区切りをつけたのが4年生の7月。そこからは学校でも国試対策の授業が中心となる。
  • 8月
    塾講師を学校に招いて、1週間毎日、9時~18時までの集中講座。ここで基礎固めをするため、100ページほどのノートを作った。
  • 9月~10月
    『クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士国家試験問題解説 共通問題』と『クエスチョン・バンク 作業療法士国家試験問題解説 専門問題』(ともにメディックメディア)の2冊を中心に学習を進める。加えて、学校にある参考書にも片端から手を着ける。作ったノートを暗記してから過去問へ進んだ。
  • 11月~12月
    テストに弱く、模試の点数がなかなか伸びなくて落ち込むが友人に励まされる。過去問は最初は不正解ばかりだったが、何度も繰り返し取り組むうちに正解率が上がって、1日に解く問題数も増えた。
  • 1月
    年明けからは、朝9時に学校に行くことを習慣にした。徐々に模試で点数が取れるようになる。引き続き過去問を繰り返し解く。
  • 2月
    試験に挑む。問題の難易度が高く、完全に落ちたと思い、泣きながら帰る。自己採点で何とか受かっていたことがわかったときは本当に嬉しかった。

後輩にアドバイス・メッセージ

まずは計画を立てることが大事です。私は早めに就活し、本格的な勉強を始める前に内定をもらいました。実習と重なっていたり、何カ所も施設の見学をした上で就活をしたいと思っていたりする人は、その分も計算してスケジュール管理をしないと大変です。あとは勉強法。誰かと一緒にやりたい人も、一人で黙々と勉強したい人もいるでしょう。自分に合ったやり方を早めに見つけられるといいと思います。
篠原 千晴さん
イムス横浜狩場脳神経外科病院 リハビリテーション科

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