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(株)ココカラファイン ヘルスケア【薬剤師コース】
【本社】
  • 神奈川県横浜市港北区新横浜3-17-6 イノテックビル
【業種】
  • 調剤薬局
  • ドラッグストア(OTC+調剤)

PROFESSIONAL WORK

幅広い知識と専門性の双方を身に付け、
これからの時代に求められる薬剤師に

佐藤 正輝さん

東京薬科大学を卒業し、2018年に入社。「今後は慢性期治療のニーズが高まる」との判断から薬局薬剤師を志望。面分業で幅広い診療科にも対応でき、OTCも扱えるココカラファインを就職先として選んだ。

一人ひとりの生活スタイルに寄り添った服薬指導を実践

様々な診療科の処方に対応しており、
幅広い知識を身に付けられる環境がある。

私が働く昭和店は近くに小児専門病院があるほか、周辺には整形外科、眼科、歯科、精神科、皮膚科、耳鼻科のクリニックもあります。さらに大学病院に通院している地元の患者さんも来局されるので、幅広い処方を経験できる環境です。特に小児科の処方では親御さんへの詳細かつわかりやすい説明が求められるほか、「子どもが薬を飲んでくれない」といった相談も受けるので、投薬する際のコツなどもアドバイスするようにしています。

大切なのは患者さん一人ひとりの生活スタイルまで考えた指導を行うことであり、服薬に関する不安や悩みをいかに解消していくかは常に意識しています。うれしいのは「教えてもらった方法で子どもが薬を飲んでくれた」など、患者さんやご家族に喜んでもらえること。かかりつけ薬剤師として親身に寄り添うことで「佐藤さん」と名前で呼んでもらえるようになり、そんな信頼関係を築けることがやりがいになっています。

外来がん治療認定薬剤師の取得に向け勉強中

MRと一緒に勉強会を開催するなど、がんの
薬物療法について学ぶ機会を設けている。

現在は、会社の全面的なサポートを受けて、外来がん治療認定薬剤師の資格取得に向けて勉強中です。がんは家で治す時代になってきており、店舗にも外来でがん治療をしている患者さんがいらっしゃいます。「2025年問題」という超高齢化社会を間近に控えていることを考えれば、今後、がんの患者さんが増えていくことは明白です。資格の有無にかかわらず、がんの勉強は必須ともいえるでしょう。

勤務時間を使って学会の勉強会や学術大会に参加しているほか、店舗ではがん患者さんに積極的に関わらせてもらうようにしています。また、製薬会社のMRの方に協力してもらい、店舗での勉強会も実施しました。これは自ら勉強会を実施することで知識を再確認すると同時に、店舗全体のボトムアップを図ることが狙いです。通常の仕事をしながら資格取得を目指すことは大変ですが、誰かがやらなければ患者さんが困る。そのような責任感をモチベーションにしています。

これからの薬局・薬剤師に求められるもの

患者さんの人生に継続的に寄り添い、
サポートしていくことが求められている。

かかりつけ薬局や健康サポート薬局、2021年8月にスタートした地域連携薬局、専門医療機関連携薬局などの制度は、薬局を中核とした地域包括ケアシステムの構築を進めるものです。ケアが必要な人たちは薬物療法を受けているケースがほとんど。病院をはじめ地域包括支援センターや訪問看護ステーションなど、地域の医療福祉に関わるプレーヤーたちと地域の人々をつなぐ役割が、今、薬局には求められています。

2020年からはオンライン服薬指導が解禁され、服薬フォローが義務化されました。店舗だけでなく、継続的に患者さんとお付き合いするカタチへと薬剤師の働き方も変わってきています。大切なのは「あの人に相談しよう」と思われる存在になること。2028年には薬剤師が13万人余る試算もされており、これからは患者さんが薬剤師を選ぶ時代がやってきます。今後は医療福祉を取り巻く様々な人たちと話せる知識・スキルを身に付け、貢献したいと思っています。

MESSAGE

まずは病院で専門性を培い、それから地域の調剤薬局で働く――そんなキャリアを思い描く方も多いでしょう。確かに病院では一つの領域で専門性を高められると思いますが、薬局で求められるのは幅広い知識。さらに最近では、がんをはじめとした専門性も薬局で身に付けることができます。大事なのは薬剤師の職能をどう生かすか。薬剤師になってからがスタートなので、学生のうちから将来像について考えておくことをおすすめします。