「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

流通・小売業界

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)の業界地図

ホームセンターは巣ごもり需要により足元は好調だ。ただ、市場頭打ちや競争激化などで、海外を含め新しい需要開拓が必要だ。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

ホームセンター

カインズ

業界の大手。物販企業中心のベイシアグループの中核

グループ会社

グループ会社

グループ会社

グループ会社

グループ会社

グループ会社

DCMホールディングス

業界の大手。不採算部門撤退などで高収益化進める

100%出資

19.2%出資

3.8%出資

コーナン商事

近畿圏に集中出店。首都圏にも進出本格化

コメリ

新潟県が発祥も全国展開。物流センターへの投資拡充

ナフコ

家具専門店とホームセンターを併設して出店

ビバホーム

2020年11月にLIXILビバから現社名に変更

アレンザホールディングス

ホームセンターのほか、ペットショップも展開

島忠

家具・インテリア雑貨店とホームセンターを展開

ジョイフル本田

超大型店の出店に特徴。物流センターを拡充

ケーヨー

関東を中心に「ケーヨーD2」を約170店舗展開

Olympicグループ

ホームセンターのほか、食品スーパーなども展開

PLANT

ホームセンター+スーパーのスーパーセンターを展開

東急ハンズ

2022年3月末にカインズ傘下の予定

スーパーバリュー

首都圏でホームセンター、食品スーパーを展開

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)業界の企業情報

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)業界の「現在」と「未来」

初めて売上高4兆円超。巣ごもり需要をつかむ

ホームセンターは、郊外立地の大型店で日曜大工(DIY)用品などを販売して成長してきた。日本DIY・ホームセンター協会によると、2020年度のホームセンター売上高(推計値)は、前年度比7.0%増の4兆2,680億円と、初めて4兆円台を超えた。巣ごもり需要により、DIY商品やインテリア、生活雑貨類の販売が増えたことが要因。店舗数も前年度より50店増え、4,860店となった。

ただ、中長期的には人口減や戸建て住宅の減少、ネット通販やドラッグストアなどとの競合激化で環境は厳しくなるとみられている。

相次ぐ業界再編。海外展開など規模拡大続く

ホームセンター業界は価格競争力向上などを求めて業界再編が相次いでいる。販売商品も住宅リフォーム分野を強化したり、プロ向け商品を強化したりするなどの戦略を打ち出している。ほかにも、PB(プライベートブランド)商品の拡充や、店舗内に食品などのテナントを誘致する動きもある。

アジアを中心として海外出店も活発化しており、今後も国内外で規模拡大に向けた動きが続きそうだ。

データで見る業界のポイント

年間総売上と店舗数推移(推計値)

年間総売上と店舗数推移(推計値)
「ホームセンター売上高」(日本DIY・ホームセンター協会)2021年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2024の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業については順不同)。なお、売上非公開の企業など、その業界における注目企業を掲載する場合は、五十音順の並びとしています。

    売上高については、2021年9月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2021年7月1日から10月31日です。

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