映画興行収入 45%減。音楽ソフト販売もマイナス
日本映画製作者連盟によると、2020年の映画興行収入は、過去最高を記録したアニメ映画のヒットはあったものの、前年比45.1%減の1,432億円と、前年の過去最高から一転した。コロナ禍による映画館の休業や入場制限などが響いた。日本レコード協会によると、20年の音楽ソフト(オーディオと音楽ビデオなどの合計)売上高は同9.0%減の2,726億円。
ただ、音楽配信は巣ごもり需要もあって、同10.8%増の782億円と伸びた。
両業界の課題は、無料動画やサブスクリプションなどによりスマートフォンでも気軽に動画や音楽を楽しめる環境への対応だ。