メーカー業界
印刷市場は経済活動に左右されやすく、縮小傾向だが、新ビジネスも登場。文具・事務用品は海外需要を獲得している。
※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。
凸版印刷
印刷のほか、電子材料、包装資材などを展開
100%出資
72.2%出資
60.7%出資
58.5%出資
18.9%出資
2.7%出資
2.6%出資
1.9%出資
大日本印刷
印刷のほか、電子材料・部材、ICカードなどを展開
59.9%出資
53.5%出資
トッパン・フォームズ
データ印刷サービス、業務受託などが柱
69.7%出資
再生医療向け超低温輸送システムで提携
NISSHA
特殊印刷の大手。タッチパネルなど産業資材も扱う
フジシールインターナショナル
熱収縮性ラベルのシェアでトップ。海外展開に積極的
共同印刷
商業印刷の老舗。ICカードや包装資材などに多角化
71.4%出資
7%出資
日本創発グループ
DTPなどの印刷事業に強い。M&Aに積極的
図書印刷
印刷のほか、研修、留学などの教育支援も展開
共立印刷
商業・出版印刷が主力。DM、カタログ印刷も手掛ける
5%出資
2.2%出資
中本パックス
グラビア印刷のほか、食品包装容器などを展開
90%出資
51%出資
プリントパック
ネットを窓口にした印刷通販を展開。自社工場で印刷
ラクスル
ネットで印刷需要をマッチング。運送事業も展開
コクヨ
事務用品の最大手。オフィス家具事業も展開
78.1%出資
プラス
オフィス家具、文房具に加え、オフィスデザインも展開
グループ会社
パイロットコーポレーション
ボールペンが主力も、万年筆、文房具も展開
90.9%出資
マックス
ホチキスに強い。建築作業用釘打ち機なども展開
ナカバヤシ
ファイル類、アルバムに強い。商業印刷も手掛ける
55%出資
三菱鉛筆
ボールペン、鉛筆などの筆記具大手。化粧品も展開
ライオン事務器
事務用品、オフィス家具などを展開。文具も販売
40.1%出資
ダイニック
書籍用クロスから自動車内装材、不織布などを展開
印刷・事務機器・日用品業界の企業情報
経済産業省の工業統計によると、2019年の印刷・同関連業の製造品出荷額は、前年比0.4％増の4兆8,453億円だった。出版・広告向けなどが減少したが、紙以外への特殊印刷などが伸びた。日本印刷産業連合会によると、印刷業の98％が中小企業だが、大手は電子印刷・材料などへの多角化が進む。ネットで受注してデジタル印刷したり、受発注者をマッチングしたりする新たな事業者も出てきた。
経産省の生産動態統計調査によると、20年の文具販売額は、前年比18.3 ％ 減の約1,900億円だ。休校や授業のペーパーレス化、オフィスのデジタル化などが影響した。文具大手はオフィス家具などに乗り出している。一方、日本の文具は高品質のため海外で人気となっており、早くから海外進出している。特に20年のボールペンの輸出額は約8,700億円と、国内市場を大きく上回っている。
※掲載内容の基準について
ページTOPへ
Copyright © Mynavi Corporation
