学ぶ
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保護者のホンネ座談会

園ではどんな
教育プログラムがありますか?
Nさん
英語、体操、リトミックという3大習い事が導入されていてありがたいんですけど、実はそれより嬉しいのは食育なんです。お兄さんたちの収穫を手伝ったり、調理前の野菜を持って見たりする経験で、好き嫌いが減るんですね。調理前に丸ごとの状態を持たせるだけで、パプリカが食べられるようになったんですよ! こういうのって保護者にとっても大きなヒントになります。
Sさん
- 保護者も知らないことを学んで来ますよね。「トウミョウ」のことを教えてもらったようなんですが、何を言っているのかしらと思っちゃいました。あんまり買わないですよ、豆苗。
Hさん
- 改まったプログラムもいいんですが、それより家庭でも取り入れられる、ちょっとした遊びや、気づきを持ち帰れると嬉しいです。
Iさん
- うちは体操、リズム、食育、読み聞かせ、創作を、外部講師ではなく先生たちが連携して教えています。お便りで様子を知らせてくれるんですが、運動のお便りにわが子が載っていたりして嬉しいですね。

先生とはどのように
情報共有していますか?
Nさん
先生がすごくマメで、画像が毎日Webサイトに上がってきます。「今日の給食」とか。
Kさん
- 私は紙派ですね。連絡帳って育児日記代わりという面もあるので、年間5冊くらいになりますけど、後々すごく大事な思い出になると思っています。絶対に捨てられない。
Iさん
- ノートだと、広げて置いておくと夫がときどき書いてくれるのがいいですね(笑)。
Kさん
- あとはお迎えのとき。先生同士の連携がよくて、担任以外の先生も保護者の顔を全部覚えているのには、頭が下がります。
Sさん
- 私も日中の担任とはほとんどお会いしませんね。朝は夫が送るし、夜はアルバイトのおばあちゃん先生しかいません。何かあれば連絡帳でわかるので問題はないんですが。
働く保護者として、
保育園の対応で感謝することは?
あるいは要望はありますか?
Sさん
- 子どもの平熱が高くて、39度でも元気なときがあるくらい。呼び出し基準の37度5分にこだわらず柔軟に対応してくださって助かります。「無理せずゆっくりお迎えにいらしてください」というひと言が本当に嬉しい。
Hさん
- うちも、とりあえず様子を見てくださいます。一応電話はくださるんですけど。
Kさん
- この間、子どもがケガしたときは後日の通院まで付き添ってくれました。
Iさん
- 公立ではそこまでしてくれないと思いますね!
Kさん
厳しいところもありますよ。周辺の区立認可園は、迎えのときに買い物袋を持っていると怒られるんですって。「あなたの買い物時間のために預かっているわけじゃありません」って。
一同
- 厳しい!
Kさん
- 不満ではないんですが、最近、運動会の短縮化とか保護者子遠足の取りやめなど、家庭の負担をより考慮しようとしてくださる動きがあって、ありがたい反面、個人的にはとても楽しみにしている行事でもあったので、ちょっと寂しいですね。
Sさん
- うちは反対に毎月、イベントがあります。しょっちゅうあるので行けないときも惜しくない。行事って他の保護者や先生とのコミュニケーションの場でもありますよね。途中入園の人も自己紹介できるし、相談するほどじゃないけど話したいこと、他の保護者の方が気になっていることについて情報交換できます。
Nさん
お迎え時間がバラバラで普段は他の保護者にお会いできないんですが、たまたまぶつかると先生が間に入って紹介するなど、私たちに気を遣ってくださるのがわかります。ケガをしたときもきちんと説明してくださるし。ただ、誰がやったのかは絶対に言わないですね。うちの子がケガをさせたときには教えてほしいってお願いしたんですけど。
Sさん
- けんかや事故の事実確認をするために、うちの園は監視カメラが増えましたよ。