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空間デザイナーの職種

何をやる仕事?

室内・室外を問わず空間のデザインを行うのが「空間デザイナー(スペースデザイナーともいわれる)」。

公園もそのままではただの空地、ショッピングセンターやオフィスビルも店舗やオフィスがなければただの箱にすぎない。
「空間デザイナー」の仕事は、照明やカラーコーディネート、内装品などの配置を工夫することで、室内外の空間をより快適に、より過ごしやすくデザインすること。
公共施設や商業施設、集合住宅や一般住宅など、その仕事がカバーする範囲は広い。

勤務先は、建築や設計に関わる事務所、インテリアや住宅関連の会社が中心になる。

規模の大きな空間では、内装と外装、照明、インテリアグッズの選定など、「空間デザイナー」が手掛ける仕事が多岐にわたることもあり、チームで作業を行うことも多い。そのため、コミュニケーション能力や全体をまとめるマネジメント能力が重要になる。

空間デザインを工夫することで、色合いや雰囲気が快適になり、商品やサービスの売上向上といった実利的なメリットも狙える。「空間デザイナー」の果たす役割と責任はとても大きいといえる。

どんな能力やスキルが求められるか?

■「空間デザイナー」に必須の資格はないが、建築学部や空間デザイン、立体的なデザインを学べる大学や、専門学校で勉強した人が多い。

■建築設計にかかわる知識が求められる「建築士」、インテリアに関する知識や技術を求められる「インテリアプランナー」などの資格があれば有利といわれている。いずれの資格も公益財団法人建築技術教育普及センターが試験を実施している。

■そのほかの資格では、色の知識を問う「カラーコーディネーター検定」や「色彩検定」がある。また、日本デザインプランナー協会では、「空間デザイン」にかかわるさまざまな認定試験を実施。「実践空間ディスプレイデザイン認定試験」、「インテリアデザイナー認定試験」、「インテリアアドバイザー認定試験」、「エクステリアアドバイザー認定試験」などがある。

空間デザイナーの職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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