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基礎研究の職種

何をやる仕事?

「基礎研究」が目指すのは、新しい知の領域を切り開くこと。
製品開発やビジネスに直結するわけではないが、企業が研究に投資するのは、将来的なメリットを期待してのこと。

研究者には、自分がかかわる研究テーマがどんな産業分野で役立つのか、というビジョンを持つことが求められる点が、大学や公共の研究機関の研究者との違いだ。
「基礎研究だから、やってみないと分からない」という論理は通用しない。
ある意味、応用研究や技術開発よりもシビアな職務かもしれない。

また何事においてもスピードが重視される現代にあって、基礎研究も、1人の研究者だけで担うことはほとんどありえない。
プロジェクトチームを組んで分担するのは当然で、大学や公的機関と共同で研究に当たるケースも多い。
医薬品分野などでは、海外との共同研究も盛んだ。

どんな能力やスキルが求められるか?

専門的な研究に取り組んだ経験が必要。学部卒で研究職に就けるケースは少なく、大学院で修士課程、博士課程を修めている者がほとんど。

■多くの選択肢の中から、より高い可能性を見いだすセンス判断力が必要。

■地道な努力をいとわぬ粘り強さも大切。

■自分の興味や知識だけで独走できるわけではなく、協調性コミュニケーション能力が求められる。

■与えられた期間内・予算内で、ある程度の成果を上げなければならない。マネジメント能力が不可欠だ。

基礎研究の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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