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機械・電子機器設計の職種

何をやる仕事?

電子機器メーカーや機械メーカーが世に送り出す製品の「心臓部」、その性能を左右するのが設計担当のエンジニアである。

ひとくちに機械といっても精密機器から自動車まで、電子機器はLSI(大規模集積回路)などのパーツから、それらを組み合わせて作るパソコン、オーディオまで、実にさまざま。
それぞれに専門特化した知識とノウハウが求められる。
コストや納期の制限の中、優れた製品を生み出していく喜びは、設計者ならではの醍醐味だろう。

同じ設計というくくりの中にあるが、プラントエンジニアリング分野の設計者は少し仕事の感覚が違う。
製油所や化学工場、水浄化設備や環境プラントなどの設計を行うことになるが、そこで用いる装置は専門メーカーから調達する。
それらをどう組み合わせて、目的の機能を実現するかが腕の見せどころ。

どんな能力やスキルが求められるか?

■設計は専門特化した分野。回路設計なら電気・電子系、機械設計なら機械系、プラントなら工学系の出身というのが一般的。ただし、機械系出身者にLSIの設計を任せるといった「コンバート」を行う企業も現実に存在する。

■大切なのは粘り強さ。実際の仕事は、試作・テスト・改良の繰り返し。

■製造技術者や生産現場との連携が求められるため、コミュニケーション能力も不可欠。

■設計の現場にはCADが普及している。それらを操作するには高度な知識が必要。

機械・電子機器設計の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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