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応用研究・技術開発の職種

何をやる仕事?

「応用研究」とは、基礎研究の成果を踏まえ、それを具体的な技術・製品へと結び付けていくための研究のこと。
明確な期日を定めて研究課題に取り組むケースも多い。

特にエレクトロニクスや通信・情報技術関連では、新方式・新規格の導入を目指して、各社がしのぎを削っている。

一方、「技術開発」では、自社の製品・サービスを効率的に生産・提供するためのテクノロジーの確立を目指す。

研究室レベルで完成している新製品、あるいは企画やマーケティングに裏付けられたサービスも、適切な技術がなければビジネスとして成立しない。
その技術とは当然、コスト面・効率面も視野に入れたものとなる。

あらゆる業界において商品のライフサイクルが短くなっている現在、「応用研究」「技術開発」の担当者は、商品企画部門や生産部門と密接な連絡を取ってプロジェクトを進めていくことになる。

どんな能力やスキルが求められるか?

■研究職・開発職に就くには、深く専門分野の勉強をしてきた経験が必要。学部卒レベルの知識がそのまま企業での研究・開発に役立つことは期待できない。

■応用研究・技術開発という職務の性格上、最新の研究成果や業界動向に目を配っておくことが大切。自社の製品・技術に役立つものは、検討の上、導入していく。

■社内の各部署とのつながりは思いのほか多い。「専門のことだけ分かっていればいい」という考え方は、企業の中では通用しない。コミュニケーション能力協調性が必要。

特許取得についての知識もいずれ必要となる。

応用研究・技術開発の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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