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整備士の職種

何をやる仕事?

鉄道や自動車、航空機などの乗り物、機械や設備類などの点検・整備を行うのが整備士の仕事。
こうした乗り物、機械や設備は、定期的かつ適切な点検・整備を行うことで、長期間にわたり確実な動作を保ち、未然に事故やトラブルを防ぐことにつながる。乗り物や機械のトラブルや動作不良、不良箇所の見落としが、大惨事につながる可能性は低いとは言えず、特に飛行機や鉄道、自動車など旅客を乗せて動作するものは、細心の注意が求められる。
点検・整備には、専門的な知識を持った人が、適切な間隔で、適切な作業手順で行うことが求められており、法令等で定められた資格を保持している者だけが、行える場合が多い。
整備士には、自動車整備士、マリン整備士(船舶の整備を行う)、航空整備士、ボイラー整備士、航海用無線設備整備士、パソコン整備士などがあり、自動車整備士や航空整備士のように、国家資格として試験に合格しなければならない資格もあれば(自動車整備士の場合は学校で養成コースを受講するなどの方法もある)、ボイラー整備士のように技能講習修了などが条件になっていたり、パソコン整備士のように民間の団体(パソコン整備士は特定非営利活動法人IT整備士協会)が主催する認定試験に合格することが条件になっていたりするなど、形態はさまざまだ。
なお、鉄道の場合は、鉄道車両製造・整備技能士という国家資格があり、都道府県職業能力開発協会(問題作成などは中央職業能力開発協会)が実施する、鉄道車両製造・整備に関する学科と実技試験に合格する必要がある。

どんな能力やスキルが求められるか?

■整備士として業務を行う場合は、それぞれの整備士資格を取得する必要がある。国家試験の合格が条件の資格もあれば、民間団体が行う認定試験の合格が条件の資格など、資格取得の条件や難易度はさまざま。中には、一定の実技経験を求められる資格もある。

■整備を担当する機器に関する構造や仕組みなど、豊富な専門的知識が必要。こうした機器は、新しく更新されていくのが常なので、新しい情報や知識の入手にも努める必要がある。

■ネジ一本のゆるみや不足が、大事故につながりかねない。点検・整備の際は、常に細心の注意を払いながら、地道な努力をいとわない粘り強さも大切。

■自動車整備士には、1~3級、特殊整備士(特定の分野に関して専門的な知識・技能を有する)の4種類、航空整備士には1~2級の等級がある。より上位の等級の整備士を目指す向上心も持ち合わせたい。

■整備士の場合は、自分が興味のある機器の整備を担当するケースが多く、常に最先端の技術にも間近で接することができるという魅力がある。一方で、整備不良が原因で事故になる場合もあるので、人の命を守っているという使命感を持ち続けることも重要。

整備士の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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