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施工管理の職種

何をやる仕事?

施工管理とは、建設土木工事が計画通りに進むようマネジメントを行う、いわゆる「現場監督」の仕事だ。

工事の内容や規模によって、仕事の内容が多少異なる。

個人住宅の場合は、大工、左官、塗装、水回りやガス、電気系統の設備、建具などの職人を手配し、工程の各段階で的確な指示を与えていく

一方、大型の建築物や土木作業の場合には、下請けのサブコンや設備工事会社をコーディネートし、品質管理・スケジュール管理を行う。
規模の大きなプロジェクトでは、ゼネコン数社が協力して「ジョイントベンチャー(共同企業体)」を編成することもある。
その場合、複数の「施工管理」担当者が連絡し合って、工事を主導していく。

また、冷暖房、換気、照明、エレベーターといった設備は、専門の工事会社が担当し、ここにも「施工管理」担当者がいる。より専門に特化した職種といえる。

どんな能力やスキルが求められるか?

■学生時代に建築や土木を専攻した人がこの職種に就くケースが多いが、絶対条件ではない。

■入社後に勉強をして、国家資格「建築施工管理技術検定」合格を目指すのが一般的。

■重要なのはリーダーシップ。現場の職人たちは年輩の人も多く、また専門職としてのプライドが高い。彼らが納得して仕事ができるような心配りが必要。

■施主とは頻繁に打ち合わせを行い、設計変更などについても柔軟に対応していく。そのためコミュニケーション能力が不可欠となる。

■ジョイントベンチャーの場合は、施工管理担当者同士の円滑な意思疎通が大切。協調性と工事全体を見渡す視野の広さが求められる。

施工管理の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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