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メーカー業界
自動車産業はすそ野が広く、日本の産業経済を支える。ただ、電動化など世界的に事業構造が大きく変化し、対応が急がれる。
※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。
トヨタ自動車
2021年の販売台数は世界トップ。企業連携に積極的
100%出資(完全子会社化)
100%出資
50.1%出資
完成車供給
20%出資
5%出資
0.3%出資
4.9%出資
0.2%出資
相互完成車供給
業務資本提携および米国における乗用車共同生産合弁契約
EVプラットフォームを共同開発
本田技研工業
通称「ホンダ」。電気自動車開発でソニーと新会社設立
日産自動車
フランス・ルノー、三菱自動車と3社アライアンス
34%出資
15.1%出資
43.7%出資
提携
スズキ
軽自動車に強い。インドの四輪車市場では高シェア
軽自動車供給
マツダ
低燃費エンジンなどに強い。輸出比率約8割
ピックアップトラック供給
SUBARU
水平対向エンジンに特徴。アメリカ市場に強い
三菱自動車工業
軽自動車含めた四輪車大手。日産自動車グループ
ダイハツ工業
軽自動車で最大手。受託生産、OEM事業なども展開
いすゞ自動車
中型トラックに強い。大型強いUDトラックスを買収
100%出資(2021年4月1日付で 買収完了)
戦略的提携
日野自動車
トヨタグループのトラック大手。受託製造も手掛ける
資本提携
戦略的パートナーシップ
三菱ふそうトラック・バス
ドイツ・ダイムラーグループのトラックメーカー
小型トラック供給
89.2%出資
10.7%出資
UDトラックス
小型から大型までのトラックを製造。いすゞ自動車傘下
デンソー
自動車部品で国内最大手。電動化技術を強化
65%出資
24.7%出資
アイシン
自動変速機に強い。電気自動車関連を強化
51.1%出資
25%出資
24.8%出資
豊田自動織機
トヨタグループの発祥企業。自動車部品が主力
24.6%出資
ジェイテクト
パワーステアリングに強い。ベアリングなども展開
22.5%出資
トヨタ紡織
自動車用フィルター、シートなど内装品に強い
31%出資
豊田合成
合成樹脂、ゴム部品、エアバッグなどを製造
42.8%出資
アドヴィックス
自動車用ブレーキシステムの専業メーカー
9%出資
フタバ産業
自動車用プレス部品、マフラーに強い
31.3%出資
東海理化電機製作所
略称「東海理化」。スイッチ、シートベルトなどを製造
32.1%出資
愛知製鋼
自動車向け特殊鋼に強い。電動化駆動装置を強化
23.9%出資
日立Astemo
ホンダ系部品メーカー3社を吸収して2021年に発足
66.6%出資
33.4%出資
テイ・エス テック
四輪・二輪用シートに強い。医療用シートも製造
23%出資
武蔵精密工業
シャフト、ギアなどの部品メーカー。海外比率8割超
ユタカ技研
自動車用排気システム、ブレーキディスクなどを製造
69.6%出資
エフテック
サスペンションなど自動車用足回り部品を製造
13.6%出資
エフ・シー・シー
クラッチ専業メーカー。二輪車用では世界トップ
21.8%出資
ジヤトコ
自動変速機(AT)、CVT(無断変速機)で世界的
75%出資
15%出資
10%出資
愛知機械工業
トランスミッション、エンジン部品などを製造
矢崎総業
自動車用ワイヤーハーネスに強い。ガス機器なども展開
住友電気工業
ワイヤーハーネス、防振ゴム、ホースなどを製造
マレリホールディングス
旧日産系でイタリア・マレリと統合。再建計画が確定
パナソニック オートモーティブシステムズ
車載用ディスプレー、スピーカーなどを生産
小糸製作所
自動車用照明でトップ。自動運転技術を強化
NOK
自動車用オイルシールで高シェア。プリント基板も強い
NTN
自動車用、産業機械用ベアリングに強い
日本発条
略称「ニッパツ」。自動車用ばねに強い
日本精工
ベアリングで国内最大手。電動パワステ事業を強化
KYB
略称「カヤバ」。四輪車、二輪車用油圧機器に強い
スタンレー電気
自動車用ランプの大手。LEDなども手掛ける
ユニプレス
自動車用プレス部品の大手。日産自動車向けが8割超
ロバート・ボッシュ(ドイツ)
自動車部品で世界的。電動工具、音響機器なども製造
日本法人
ZF(ドイツ)
車両制御など駆動系部品に強い。電動化技術に注力
コンチネンタル(ドイツ)
自動車部品、タイヤなどを製造。電動化技術に注力
マグナ・インターナショナル(カナダ)
自動車部品のほか、完成車の受託製造も展開
ヴァレオ(フランス)
トランスミッションなどの部品を製造
自動車・輸送用機器(自動車・自動車部品)業界に関係する企業情報
総務省・経済産業省の2020年経済構造実態調査によると、自動車・同付属品製造業の売上金額は、前年比2.2%減の71兆8,086億円と、全産業の中で最大だ。日本自動車工業会(自工会)によると、21年の国内生産は784万6,958台で、このうち輸出は約382万台と、約半分が海外向け。日本企業による海外生産は約1,646万台と、国内の2倍以上だ。 その自動車産業が大きな変革期を迎えている。自動化、電動化、シェアリングなどが進んでいるためだ。自動運転は5段階のうち、現在は自動運転ができなくなった場合に運転者が操作するレベル3の段階だ。販売面でも、毎月一定額を支払えば新車に乗れるサブスクリプションサービスが増えている。
急速に変化しているのが電動化だ。欧米や中国で電動車の普及を目指した政策を表明。日本も35年までに電動車100%の実現を目指すなど、世界的に電動化が促進される。これに伴い、トヨタ自動車は30年に30車種の電気自動車(EV)を投入、35年にはEV専業となることを表明。日産自動車は30年度までにEV15車種を販売、本田技研工業も40年の新車販売をEVと燃料電池車(FCV)のみにする計画のほか、ソニーグループと新会社を設立するなど、各社とも大幅な拡大を見込む。日本独自の規格である軽自動車でもEV化が計画されており、脱ガソリン化が進みそうだ。 ただ、欧米の大手自動車メーカーもEV、FCV開発に本腰を入れており、国際的な開発競争に打ち勝ち、ガソリン車同様の地位を守る戦略が必要となっている。
日本自動車部品工業会によると、2021年度の会員上場企業62社の21年度売上高は24兆2,944億円と、規模が大きい。業界は完成車メーカー系列と独立系に大別できる。ただ、電動化が進めば、エンジン関連部品や燃料タンクなどは確実に減少傾向となるため、部品メーカーも構造変革を迫られている。
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