食料品販売は好調。「内食」需要の増加がけん引
日本チェーンストア協会によると、2021年度の総販売額(会員56社の既存店ベース)は、前年比3.1%増の13兆3,389億円と、2年連続で増加した。特に、主力の食料品が同2%増の9兆1,343億円と増加を維持していることが寄与した。一方、食品スーパーの業界団体である全日本スーパーマーケット協会など3団体の統計では、21年の総売上高(278社)は同1.3%減の11兆6,615億円と、前年の高い伸びの反動もあって、2年ぶりに減少した。
外出自粛やテレワークの増加などにより、内食需要が増えており、惣菜や冷凍食品を強化する動きが目立つ。