国内生産が約3.4兆円。産業用電気機器は約9,104億円
重電機器とは、発電・送電・配電関連機器に大別され、変圧器、高圧遮断器、絶縁開閉機器などが代表的なもの。日本電機工業会(JEMA)によると、2021年度の重電機器の国内生産額は前年度比11.5%増の3兆4,680億円と、2年ぶりに増加した。このうち、回転・静止・開閉機器が3兆548億円と、9割近くを占める。輸出は同17.5%増の2兆7,764億円で、輸出比率は約8割と高い。産業用汎用電気機器は回転駆動、配電制御機器などで、21年度の出荷額は同18.2%増の9,104億円と、4年ぶりに増加した(JEMA調べ)。