「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

メーカー業界

電子・電気・OA機器(家電・AV機器)の業界地図

白物家電、テレビなどのAV機器はコロナ禍需要の反動減はあるものの安定傾向。今後は新技術を搭載した機器が増えそうだ。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

家電・AV機器

パナソニックホールディングス

白物家電、AV機器から調理・美容家電まで多角的に展開

三菱電機

白物家電、AV機器を展開。白物の情報化技術開発に注力

アイリスオーヤマ

テレビなどのAV機器、エアコンなどの白物家電も展開

グループ会社

グループ会社

グループ会社

東芝ライフスタイル

冷蔵庫、洗濯機など白物家電がメイン。中国資本の傘下

山善

扇風機、調理家電、AV機器、照明器具などを販売

象印マホービン

調理用家電、リビング用品などを展開

マクセル

健康・美容機器、音響機器、小型電気機器を展開

バルミューダ

扇風機、調理家電のほか、空調関連機器も手掛ける

ツインバード工業

調理家電、照明器具など小物家電を販売

電子・電気・OA機器(家電・AV機器)業界に関係する企業情報

電子・電気・OA機器(家電・AV機器)業界の「現在」と「未来」

2021年白物家電の出荷は高水準。IoT化などで新需要を狙う

白物家電とは、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど白色の外観が多いことから、AV機器以外の家電を指す。日本電機工業会によると、2021年度の白物家電の国内出荷額は、前年度比3.9%減の2兆3,762億円と、2年ぶりに減少した。コロナ禍の巣ごもり生活増加で、冷蔵庫、洗濯機、空気清浄機などが軒並み伸びた前年度の反動による。それでも過去10年で2番目の水準だ。22年度の出荷はほぼ横ばいを見込んでいるが、掃除機や冷蔵庫、エアコンなどでIoT化が進み、新しい需要開拓も進んでいる。

大型テレビなどが伸びる。録画再生機は停滞か

電子情報技術産業協会によると、21年の民生用電子機器の国内出荷額は前年比1.1%減の1兆3,126億円と微減だった。映像機器、オーディオ関連機器、車載機器とも減少したが、薄型テレビは50型以上が数量で10.4%伸びるなど好調だ。有機ELテレビ、新4K8K衛星放送対応テレビも伸びている

一方、日本メーカーが世界的に高いシェアを持つ録画再生機は、世界的なネット配信の普及により、BD、DVD録再機とも市場は停滞が予想されている。

データで見る業界のポイント

民生用電子機器の国内出荷額推移

民生用電子機器の国内出荷額推移
「民生用電子機器国内出荷統計」(電子情報技術産業協会)2022年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2025の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。

    売上高については、2022年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2022年7月1日から10月31日です。

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