映画興行収入が13%増に回復。音楽ストリーミング配信も伸びる
映画産業は、制作、配給、興行に分かれ、大手はいずれも手掛けている。日本映画製作者連盟によると、2021年の映画興行収入は前年比13.0%増の1,618億円と、前年の約45%減から回復。外出制限などが緩和されたことなどが追い風となり、ヒットの目安とされる興行収入10億円以上が32本を数えた。
日本レコード協会によると、21年の音楽ソフト(オーディオと音楽ビデオなどの合計)の売上高は同4%増の2,832億円だ。中でも音楽配信は同14%増の895億円と8年連続のプラス。これは、ダウンロードせずに受信しながら再生するストリーミング型が同26.0%増の744億円と伸びているためで、音楽配信に占める割合は8割を超えている。