「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

ソフトウエア・通信業界

ゲームソフトの業界地図

ゲームソフトは、オンライン利用が拡大を続ける。新たなゲーム方式も市場開拓を始めており、多様な需要をつかんでいきそうだ。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

ハード&ソフト製造

任天堂

家庭用ゲーム機の草分け。ソフトと海外事業に強い

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

ゲーム機、プレイステーションを核に、ソフト開発も注力

Microsoft Corporation(アメリカ)

ゲーム機「Xbox」を核に、ソフト・サービスを強化

ゲームソフト

バンダイナムコホールディングス

ネット配信のゲームソフトが主力。ヒット作品多数

スクウェア・エニックス・ホールディングス

コンピュータゲームを中心とするコンテンツ開発

ネクソン

中国・韓国発のオンラインゲーム配信が主力

セガサミーホールディングス

ゲームソフト開発のほか、娯楽機器・施設も運営

コナミグループ

ゲームソフトが主力。2022年7月に現社名に変更

カプコン

家庭用ゲーム、モバイルコンテンツなどを開発

グリー

スマホ向け中心にゲームソフトなどを展開

コーエーテクモゲームス

ゲームソフト開発のほか、グッズ販売なども展開

コロプラ

スマホ向けゲームが主力。VRゲームに注力

KLab

スマホ向けアプリ、モバイルオンラインゲームを展開

モバイル専用ソフト

サイバーエージェント

子会社でスマホ向けゲームソフトを開発

ガンホー・オンライン・エンターテイメント

スマホ向けゲームソフト、家庭用ゲームが主力

MIXI

スマホゲームなどを展開。2022年10月に現社名に変更

ディー・エヌ・エー

モバイル向けゲームが主力。プロ野球球団も運営

gumi

モバイルオンラインゲームなどを展開

ゲームソフト業界に関係する企業情報

ゲームソフト業界の「現在」と「未来」

オンラインゲームの伸びが続く。家庭用ゲーム機ソフトの約10倍

コンピュータエンターテインメント協会によると、2021年の家庭用ゲーム機向けソフト市場は同11.3%減の1,691億円だ。一方、経済産業省の電子商取引(EC)市場調査によると、21年のオンラインゲーム市場は前年比7.8%増の1兆6,127億円と、ゲーム機用ソフトの約10倍に達しており、主にスマートフォンで楽しむゲームが主流となっている。オンラインゲームの国内市場はアメリカ、中国に次いで3番目で、ゲームソフト各社は海外市場開拓を進めている。

eスポーツが急成長。期待されるクラウドゲーム

オンラインゲームの新しい形として注目されているのが、eスポーツ、クラウドゲーム、サブスクリプション型(毎月一定額の支払いで使い放題になる)だ。eスポーツは対戦型でゲーム技術を競うもので、日本の関連市場は700億円に迫るとの予測もある。クラウドゲームは、クラウド上のソフトを受信しながら同時に再生していくストリーミング方式で、定額で利用する。アメリカのIT大手や日本企業も参入しており、5Gの超高速環境が整備されれば普及も見込まれる。

データで見る業界のポイント

オンラインゲーム市場規模の推移

オンラインゲーム市場規模の推移
「電子商取引に関する市場調査」(経済産業省)2022年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2025の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。

    売上高については、2022年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2022年7月1日から10月31日です。

業界地図

ページTOPへ