住宅着工戸数が5年ぶりに増加。住宅ローン減税は延長
国土交通省によると、2021年の住宅着工戸数は、前年比5%増の85万6,484戸と、5年ぶりに増加した。持ち家(9.4%)、貸家(4.8%)、分譲住宅(1.5%)のいずれもプラス。分譲住宅のうち、一戸建て(7.9%)は増えたが、マンションは6.1%の減少。コロナ禍による前年の反動増に加え、テレワークの増加などによって、郊外の戸建て住宅が人気となった。政府は21年末に住宅ローン減税を25年まで4年延長しており、低金利と相まって当面は堅調な需要動向が見込まれる。