「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

メーカー業界

機械(機械設計)の業界地図

製造業の技術開発コスト低減のために成長してきた機械設計業界。デジタル化などによって今後も安定した成長が見込める。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

機械設計

アウトソーシング

工場の製造ライン向け人材派遣が主力。海外へも展開

メイテック

正社員技術者を機械、電子、半導体などに派遣

テクノプロ・デザイン社

設計開発の派遣に特化。テクノプロの社内カンパニー

Modis

IT、情報システムなどにエンジニア派遣を展開

ダイキアクシス

浄化槽、産業排水処理などのプラントメーカー

テクノプロ・エンジニアリング社

ITなどに技術者派遣。テクノプロの社内カンパニー

ウイルテック

製造業向けや建設技術者の派遣、請負が主力

ホンダテクノフォート

四輪車の設計、研究テストなどを展開。ホンダグループ

北斗

自動化設備、省力化システムなどの設計、製作

タマディック

航空宇宙、自動車、精密機器などの設計

ディーピーティー

研究開発、設計の受託。技術者も派遣

エスユーエス

IT、機械、電気・電子、化学分野などに技術者派遣

アビスト

自動車向けの機械部品などの設計開発がメイン

マイナビEdge

機械、電子・情報系の設計のアウトソーシングを展開

アーク

産業機器、医療分野などの設計、試作を担う

MHIさがみハイテック

発電設備、エンジンなどの機械設計、解析などがメイン

特電

FA、自動化・IoTシステムなどの設計、製作

タグチ工業グループ

建設機械用アタッチメントの設計が主力

ヒップ

機械・電子設計、ソフトウエア開発などの技術者派遣

シーアールイー

航空機、ロケットなど航空宇宙分野の設計開発に特化

機械(機械設計)業界に関係する企業情報

機械(機械設計)業界の「現在」と「未来」

機械中心に幅広い分野で活躍。アウトソーシング需要が増える

機械設計とは文字どおり、機械類を設計する技術者。一般機械から電気機械、自動車、プラント、さらには医薬品など幅広い分野で活躍する。技術者は基本設計から詳細設計、生産設計までを担うケースが多い。

設計技術者は機械工学などの専門的な知識が必要だ。ただ、人手不足に加え、技術系社員の教育コストなどを抑えるため、外部にアウトソーシングする需要が増えている。

請負型と派遣型に分かれる。IT関連の需要が高まる

総務省・経済産業省の2020年経済構造実態調査(2次集計)によると、機械設計業の売上高は前年比9.7%増の7,084億円だった。

機械設計技術者は請負型と派遣型に分かれる。請負型は機械の一部または全部の設計を一括で請け負い、開発成果によって報酬を得る。派遣型は客先の企業に設計技術者を派遣する方式で、派遣先の指示で業務をこなす。客先に数年から数十年派遣される場合もある。

製造業はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、ITなどデジタル化需要が高まったことで、必然的にIT関連の技術者需要が高い。これに伴い、機械工学などの分野だけでなく、ICT全般に対する知識や経験が求められている。

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2025の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。

    売上高については、2022年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2022年7月1日から10月31日です。

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