2021年の出荷額は約13%増。主力の自動車用タイヤが伸びる
日本ゴム工業会によると、2021年のゴム製品出荷額は前年比13.2%増の2兆1,879億円と、3年ぶりに増加した。主力の自動車用タイヤ生産量が同13.8%増の1億3,805万本と増加したことが寄与した。日本自動車タイヤ協会によると、21年の新車用タイヤ販売は、同2.2%減の3,693万本と4年連続で減少したものの、市販用は同7.3%増の6,961万本と増えた。新車生産がコロナ禍や半導体不足などで減少したが、市販用が反動で増加した。
同協会は22年の需要見通しで、新車用は同17%増、市販用は同2%増としている。