「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

メーカー業界

精密・医療機器の業界地図

計測・測定機器、時計などの精密機器は、日本企業の国際競争力が高い。医療機器は輸入品が多く、国産品の技術向上が求められる。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

精密機器

HOYA

眼鏡レンズ、半導体用基板に強い。内視鏡も展開

ニコン

カメラ、半導体・液晶製造装置、医療機器が主力

シチズン時計

腕時計が主力だが、工作機械、電子機器も展開

セイコーグループ

腕時計、時計のムーブメント(駆動機構)が主力

トプコン

測量機器、眼科医療機器に強い。海外売上高比率8割

日機装

化学用精密ポンプに強い。人工腎臓など医療事業も展開

キヤノン電子

カメラ用シャッター、スキャナーなどを製造

タムロン

一眼レフカメラ用鋼管レンズが主力。監視カメラを強化

医療機器

富士フイルムホールディングス

光学技術生かし画像診断、内視鏡などの医療機器を展開

テルモ

カテーテルなど心臓血管分野に強い。医薬品も展開

日立製作所

放射線治療機器、検体検査装置などを製造

超音波内視鏡システムで技術提携

ニプロ

使い捨て医療機器の大手。後発医薬品事業も展開

シスメックス

医療用検査機器、試薬が主力。海外売上高比率8割超

キヤノンメディカルシステムズ

MRI、CT、X線装置など画像診断装置に強い

グループ会社

グループ会社

日本光電工業

略称「日本光電」。脳波計、生体計測機器などに強い

オムロン

血圧計、体温計、低周波治療機器などを展開

フクダ電子

心電計など循環器系医療機器が主力

精密・医療機器業界の「現在」と「未来」

2021年計測機器生産は約16%増。ウオッチは高額品を強化

精密機械とは、高い精度を必要とする測定・計測・分析機器や時計などを指す。経済産業省の生産動態統計によると、2021年の計測機器の生産額は前年比16.3%増の4,683億円と伸びた。このうち、電気計測機器は同34.6%増の2,640億円、半導体・IC測定器は同50%増の1,685億円と伸びが目立った。

日本時計協会によると、21年の総出荷額はウオッチが同13%増の2,274億円、クロックが同3%増の177億円。特にウオッチの国際競争力は高いが、スマートウオッチの台頭により、高額品を強化する動きが活発化している

医療機器生産額約2.6兆円。官民で治療機器の技術開発を進める

厚生労働省の薬事工業生産動態統計によると、21年の医療機器国内生産額は、前年比8.4%増の2兆6,019億円と、2年ぶりに増加した。輸出は同3%増の1兆29億円だが、輸入額は同8.4%増の2兆8,151億円と、国内生産額を上回った。日本企業は内視鏡やCTなどの診断機器に強いが、成長率が高い放射線治療装置などの治療機器は輸入比率が高い。経済産業省は中小企業との技術協力やベンチャー育成などの医療機器強化策を進めている。

データで見る業界のポイント

医療機器生産金額の推移

医療機器生産金額の推移
「薬事工業生産動態統計調査」(厚生労働省)2022年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2025の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。

    売上高については、2022年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2022年7月1日から10月31日です。

業界地図

就活準備コンテンツ

ページTOPへ