「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

商社業界

商社(通販・ネット販売)の業界地図

通信販売市場は、ネット通販がコロナ禍でも順調に拡大。これに伴い、マーケティングの進化や物流の効率化なども求められる。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

個人向けカタログ・ネット通販

ベルーナ

婦人服中心のカタログ通販大手。店舗販売も展開

スクロール

カタログ通販からネット通販へ展開。PB化粧品も扱う

千趣会

「ベルメゾン」ブランドでカタログ、ネット通販を展開

DINOS CORPORATION

カタログ、テレビ、インターネットの総合通販業

ニッセン

婦人服を中心としたカタログ、ネット通販を展開

フェリシモ

衣料品、雑貨などを定期的に届ける通販事業を展開

100%出資

100%出資

ストリーム

パソコン、家電などの通販サイトを運営

BEENOS

海外の商品などを販売する越境EC事業を展開

ベガコーポレーション

家具、雑貨などの通販サイトを運営

アイケイ

カタログ通販が主力。2022年12月に現社名に変更

テレビショッピング

ジュピターショップチャンネル

CATV、衛星放送、ネットで「ショップチャンネル」を展開

50%出資

45%出資

5%出資

QVCジャパン

テレビ、ネットで通販専門チャンネルを24時間生放送

オークローンマーケティング

テレビ通販「ショップジャパン」を運営。直営店舗も展開

テレビショッピング研究所

通販番組「ダイレクトテレショップ」を運営

法人向け

アスクル

オフィス用品配達の先駆け。物流事業も展開

大塚商会

オフィス用品通販「たのめーる」を運営

MonotaRO

工場向けに工具、部品、消耗品などネット販売

ミスミグループ本社

FA機器、金型部品などのネット販売「VONA」を運営

商社(通販・ネット販売)業界に関係する企業情報

商社(通販・ネット販売)業界の「現在」と「未来」

通販市場は11兆円超。10年間の平均成長率は約8%

日本通信販売協会によると、2021年度の通販売上高(速報値)は、前年度比7.8%増の11兆4,600億円と、23年連続で増加した。直近10年の年平均成長率は8.5%という。

通信販売は、カタログから始まり、テレビ、ネット通販へと拡大してきたが、近年はカタログ、テレビが横ばい傾向に対し、ネット通販の伸びが目立つ。これに伴い、かつてカタログ、テレビ通販がメインだった各社もネットに注力。オンラインショップやデジタルカタログなどの活用が一般的だ。

EC市場は初の20兆円超。スマホ経由が半分以上

一方、経済産業省の電子商取引(EC)市場調査によると、2021年の消費者向けEC市場の市場規模は前年比7.4%増の20.7兆円と、初めて20兆円を超えた。内訳は、物販系が同8.6%増の13兆2,865億円、サービス系が同1.3%増の4兆5,832億円、デジタル系が同12.4%増の2兆7,661億円。特に物販系に占めるスマートフォン経由の比率は52.2%と半分を超えた。市場拡大に伴い、SNSマーケティングやAIによる需要予測、在庫管理・配送手段の最適化などの効率化が必要だ。

データで見る業界のポイント

通販売上高と伸び率

通販売上高と伸び率
「通信販売売上高について」(日本通信販売協会)2022年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2025の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。

    売上高については、2022年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2022年7月1日から10月31日です。

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